ロングセラー『イタリアワイン最強ガイド』から14年
闘うワイン商・川頭義之が選ぶ
『イタリアワイナリー 最上の24蔵』

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このプロジェクトは2019年11月に達成し、書籍も出版されました。ご支援ありがとうございました。 >>> 書籍「イタリアワイナリー 最上の24蔵」



イタリアワインブームの一翼を担ったといえるロングセラー『イタリアワイン最強ガイド』から14年、闘うワイン商 川頭義之が手掛けてきたワイナリー・生産者・ラインナップを全公開する新たな試み、『イタリアワイナリー 最上の24蔵 (仮題)』を世に出そうという企画です。 

すでに取材は完了、熱血ラガーマンでもある著者と強固な関係を築いてきた、イタリアで最も優れたサムライの様な作り手たちとの出会い、情熱、未来への取り組みをご紹介、新しい形のガイドブックとして、イタリアワインの世界を更に楽しんでいただけるきっかけになれると確信しております。 

ファンディング限定の特典映像から、ダイジェストをご覧ください。

この本の大きな特色 

  1. ワインのガイドブックとして、ルーツであり基本であるイタリアの土着品種を知ることで、世界標準のボルドータイプなどの味わいの成立ちを、より深く理解でき、趣味と選択の世界が広がる。 
     
  2. ごまかしのない高い品質を備えたワインの真実が分かり、そうでないものとの違いを理解でき、失敗のない商品選びができる。
     
  3. 本物の適正価格とコスト・パフォーマンスに優れたワインが分かり、毎日バラエティに富んだ品種が楽しめる。 
     
  4. これまでまとめて得ることが出来なかった、世界一の多品種、生産量を誇るイタリアワインの最新の動向と技術の進化を、この一冊で知ることが出来る。
     
  5. ワインの貿易を通じて得られた、日本人とスピリット、商道徳、探求力を高いレベルで共有できるイタリアの人々との出会いと交流のストーリーを楽しめる。
     
     

< 台割イメージ >

ワイナリー1蔵あたり、2見開き(=4ページ)を予定しており、1蔵ずつ丁寧にご紹介していきます。



※上記台割の詳細は変更になる場合がある事を予めご了承下さい

 

版型はA5判、ページ数およそ150ページ

ファンディングにご参加いただいた皆様には、特別に映像版としてDVD2枚組がセットになり、出資者として御氏名を掲載、著者サインという特典もつきます。また、厳選しレアものサプライズもある川頭セレクションとのセットもご用意いたします。 

 

< コース例 >

 

 

取材を終えた著者 川頭義之と、映像ディレクター 西村匡加詩(タケシ) との対話を中心に内容をご紹介しましょう。 


|著者|

川頭義之 
1962年 神奈川県湘南生まれ。明治学院大学卒業。在学中は体育会ラグビー部でFW。卒業後は商社に勤務。留学先のイギリスで妻のジョバンナさんと出会い、イタリアワインに目覚める。96年、勤務先を退社し、夫婦でイタリアワインの輸出斡旋業務を開始。「リーズナブルで真に価値あるワイン」の普及をモットーとする。イタリアソムリエ協会会員。「リアルワインガイド」誌で試飲テスターを務める。父は映画監督・故川頭義郎。俳優・川津祐介は叔父。

 

|撮影・映像制作者|

西村匡加詩 (タケシ) 
1961年生まれ。青山学院大学卒業。在学中はそれまでのテニスを忘れひたすらバンド活動。1985年から政府各省庁広報番組の制作に携わり独立、放送作家/演出家に。CM、ステージの構成も手がける。クライアントはキー局のほか、NTT、リクルート、日本TI、ノバルティス、キリンビール、ILO、日本赤十字社など。92年アドビのショー演出以来デジタル映像の黎明期に関わり、編集ソフトウェアの開発支援、マルチメディアとしての進研ゼミ映像教材の立ち上げに注力。現在はTV特番以外に、複数のアーティストや開創890年を迎えた川崎大師の4Kによるドキュメンタリー、新しい表現"Moving Pictures"など、多ジャンルで活動中。 
 

イタリアワインを認知させた最初のベストセラー

『イタリアワイン最強ガイド』 

 


 

西村  
川頭さんと友達になったのは1997年、イタリアのワイナリーを日本の業者に紹介するという仕事を、そのとき初めて知りました。その後、2005年に『イタリアワイン最強ガイド』が出版されて累計1万6千部を超えるロングセラーを記録しました。フランスワイン一辺倒だった国内市場に風穴を開け、世界最大の生産量とバラエティを誇るイタリアワインの存在を高めよう、という意図で『最強ガイド』は世に出たわけですね。 

川頭 
そうです。2000年からイタリアを代表する生産者などに時間があるときにインタビューしたものをまとめたものを中心に、前半は、専門家や優れた飲み手を集め、イタリアとフランスで同価格帯のワインをブラインドで比較試飲するという企画でした。これでイタリアワインがことごとく勝ってしまったんです。この後ファッションやライフスタイル、デザイン、地中海ダイエットなどの要素としてイタリアワインのブームが来ました。そしてユーロへの転換など劇的な変化が訪れるわけですが。 

西村 
比較試飲で全敗したはずのフランスワインがものによっては3倍以上、どんどん値をつり上げていく一方で、川頭さんが取引をしているイタリアの生産者たちは、それらに引きずられて浮足立つのではなく、日々淡々と大きな価格変更もせず生産と販売を続けてきた。それはどうしてだろう、という答えを皆さんにご紹介したいと考えたことが、今回のシリーズ続編の企画につながりました。 

 

新作『イタリアワイナリー 最上の24蔵 (仮題)』は

23年に及ぶ闘いの成果 


西村
今回およそ6000キロを超える行程で22軒のワイナリーを取材したわけですが、あえて4K のビデオを回し、そこからキャプチャーした写真を使用することで、新しいニュアンスとリアルさが生まれるのではないかということになり、結果全てが動画で残るという大きな財産が生まれました。そこでこれを編集し、本とセットにしてクラウドファンディングにご参加くださった皆様への返礼にしようと思い立ったわけです。22蔵元ですから2枚組になってしまいますが、これは空前絶後でしょうね。ちょっとあり得ない(笑) 

川頭 
それに大きかったのは、今回私だけではなく、取材の人が同行して撮影をしてくれることで、現地の生産者がより日本という市場と自分たちのワインに対する、他の国以上の理解度の高さを再認識してくれたかなという実感があったことですね。

 

西村 
やはり長く付き合っている日本の商社と消費者の皆さんが、いかに信頼できる存在かということを実感してくれていればありがたいですね。 

 

23年の苦労の中で出会った、日本人以上にサムライ魂を持つイタリア人たち



西村 
ワイナリーとのお付き合いも紆余曲折あったと聞いています。平気で裏切る人たち、約束を守らない人たち、イタリア人には限らないことだとは思いますが、「やっぱりね」と感じざるを得ない残念なことが23年 (苦笑)。それがあって結果的に日本人のマインドと仕事の進め方に共感して信頼関係を築ける、日本人以上にサムライな生産者とそのファミリーを発見、現在の取引量に繋がっているわけですね。 

川頭 
基本モノづくりってどこもみんなしっかりしているはずなんです。そこから日本人のテイストに合うようなものを探して、それをしっかり日本に紹介していく、それが自分の仕事なんですが、その積み重ねで23年続けられたのは、本当によかったと思います。 
 



西村 
ユーロへの転換時に、1ユーロ2000リラと設定したことで、結果的にそれまでの価格の2倍になったワインが増えた一方で、比較テイスティングしたフランスワインは3倍から5倍はザラ。値段が3倍になったからと言って味も3倍になる訳もありません。イタリアワインにおいては、最近緩やかに落ち着いてきて、今また5000円から1万円で楽しみな素晴らしいワインが揃ってきたように思います。また1000円台のデイリーワインも充実しています。 

川頭
それは生産者の冷静な判断と、輸入商社の企業努力も非常に大きいと思います。 今は人間的にいい人ばかりと仕事をできていますね。謙虚で律儀で約束を守る。相手の市場のことを理解して価格も含めて反映させるということがキチンとできている人たちです。 

西村 
正直者で地に足のついた、川頭さんとの取引のある生産者たちは、結局勝者だと思いますね。14年前とさして変わらない価格で、お小遣いで買える。かたや、お隣の国のワインは全く手が届かない、それを広く知っていただきたい。 
 


 

本当に美味しくてリーズナブル、毎日が幸せな本格ワインの

選び方があります! 

西村 
手の届く価格といえば、最近は大手スーパーやコンビニで売っていますね、1000円以下で。メルローと銘打たれた一本を買って裏を見ました。メルロー主体と書いてある。美味しくない。これで、ワインてそんなもんかと思われるのは惜しい。私は業界人ではないので言えますが、由来の分からないモノを飲む時間はないです。大量供給するために素材を持ち寄ってどこかでブレンドしているものもあると聞きますし、よその国の葡萄を混ぜても特定銘柄として出しているものがあるようです。ただ最近の傾向では、ボルドータイプの混醸から単一の土着品種で作るワインが重要視され、力を入れてきているようですね。これは誤魔化しようがない。そこで必要なのは間違いのないガイドですね。 

川頭 
とくにイタリアワインはサンジョヴェーゼ、ネッビオーロ、ピノ・グリージョはじめブドウの品種も多いし、生産地による銘柄も多い。それから分からないとなかなか選ぶことが出来ない。そこでまず自分が23年継続して手掛けてきた、本当に優秀な生産者を、ここでまとめて紹介することで、まずはイタリアワインからワイン全体の大きな世界へ、というのが今回の本の大きな目的ですね。 


西村 
川頭さんが日本に紹介している「まちがいなく本物の」ワインを、商社の垣根を越えて網羅する本、ということですね。たまたま川頭さんが選んだワインが自分のツボにはまっても、そのほかにどんな銘柄を扱っているのか、一目でわかるという術がなかった。これは自分の好みをすぐに探せて楽しめる。いうなれば川頭セレクションという呼び方もできます。本物が1000円台から手に入りますし、単一品種によるものも多いですから、順番に楽しんで行けますね。自分の好みが分かるのは楽しいです。 

川頭 
自分で扱っているワインを単純に数えても150種類はありますからね。それで毎年の特色も変わってきます。楽しいイタリアワインの世界に迷うことなく入ってきていただければと。 
 

西村 
廻ったワイナリーの全ての作り手に言えることは、常に研究し進化しようという意欲がすばらしく突出している。ヴィエ・ディ・ロマンスのジャン・フランコ・ガッロ氏、彼が川頭さんに推薦してくれた作り手はとくに驚くべき情熱を持っていました。イタリアワインの今を伝える本としても、取材したて、最新のものになると思います。 

川頭 
また、各生産者には、おすすめのリストランテや宿泊施設を紹介してもらえるようにリクエストを出しています。これも楽しみで。皆様にはぜひ現地へも足を運んでいただきたいです。

 

 

西村 
今回の取材でも、各地のバラエティ溢れる宿と特色ある食事をご紹介頂き素晴らしかった。大変お世話になりました。その点でも観光ガイドに載っていない本物を知るという、イタリアのサムライたちからの大きなプレゼントになると思います。 

 

リターン

◆ 11月10日までに支援下さった方、全員のお名前を書籍の巻末に記載させていただきます。
 (お申込み時に、ご希望の表記名をご記入ください。本名でもペンネームでも構いません。)

◆ DVDは、クラウドファンディング限定特典で、今のところ一般販売の予定はございません。


【1】本とDVD

¥5,000
 └ 書籍1冊、DVD2枚組 1点、名入れ
 └ 税込、送料込

 *名入れは、印刷スケジュールの関係上、11月10日(日) 23:59までにお申込み頂いた方に限ります。

 

【2】本とDVD+ワイン1本

¥10,000
 └ 書籍1冊、DVD2枚組 1点、名入れ、ワイン1本
 └ ワインは、赤白どちらか、ご希望を選択ください
 └ 税込、送料込

 *名入れは、印刷スケジュールの関係上、11月10日(日) 23:59までにお申込み頂いた方に限ります。

候補ワイン:
赤・白:モンキエロカルボーネ、サンタアントニオ、等

 

【3】本とDVD+ワイン4本

¥30,000
 └ 書籍1冊、DVD2枚組 1点、名入れ、ワイン4本
 └ ワインは、赤白2種ずつ。そのうち1本は希少性の高いものを予定。
 └ 税込、送料込

*名入れは、印刷スケジュールの関係上、11月10日(日) 23:59までにお申込み頂いた方に限ります。

候補ワイン:
赤(2)・白(2):マッキオレ、ボルザーノ、等

 

【4】 本とDVD+ワイン6本 数量限定!

¥50,000(限定20名)
└ 書籍1冊、DVD2枚組 1点、名入れ、ワイン6本
 └ ワインは、赤白3種ずつ。そのうち1本は希少性の高いものを予定。
 └ 税込、送料込

 *名入れは、印刷スケジュールの関係上、11月10日(日) 23:59までにお申込み頂いた方に限ります。

候補ワイン:
赤(3)・白(3):オルマンニ、ヴィエディロマンス、等

 

【5】法人様向けプラン

¥50,000:30冊
¥80,000:50冊
​​​​​└ 法人様向けプラン。特別割引(ボリュームディスカウント)。一般売りの際の書籍の価格よりも一冊当たり割引のあるスペシャルプランです

 

 

支援方法が分からない場合は、こちらをご覧ください >>

・目標金額に達しない場合は途中まで集まっていた金額も支援者に戻り未達成となります
・クラウドファンディングは、2019.10.1(火)~11.20(水)23:59 の実施となります
・本の巻末にお名前を掲載するのは、印刷スケジュールの関係上、
11月10日(日) 23:59までにお申込み頂いた方に限ります

 

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