ムーバルサイネには、内部に10000mAhほどのモバイルバッテリーを搭載しつつ、外付けでUSB TYPE-Bケーブル(プリンタケーブル)で他のバッテリーから電力を供給し、これを電源を落とさないままに付け替えができる、電源切替回路が搭載されています。
今回、切り替えに使用している電源切替ICの高性能版が入手可能となったため、ムーバルサイネのクラウドファンディング版に搭載することを目標として試作、動作試験を行いました。
従来は2Aが切替ICの限界だったのですが、今回の改良で4.5Aが上限となります。(現状ではモバイルバッテリーの供給電力の問題で3Aが限界ですが)
その状態で、輝度設定を引き上げ、動作検証を行いました。
左が改良前、右が改良後となります。
ただし、輝度を上げるということは消費電力が上がるということであるため、3A駆動にした場合、動作時間がおよそ2/3になるものと思います。
製品として提供するムーバルサイネには、この改良型の電源切替回路を使用する予定です。