誰もが手にしているスマートフォンは、同時に極めて高性能なカメラでもあります。
「USHADOW X1レンズシステム」は、手軽でありながらスマートフォンカメラの性能をスポイルすることなく、広角・望遠・マクロなどの効果を作り出し、プロフェッショナルクラスの撮影を可能にする画期的なレンズセットです。
USHADOWは光学製品専業メーカーであるBST社のブランドです。BST社はカメラ交換レンズ、ドローンやスマホなどに使うレンズフィルターシステム及びアタッチメントレンズ、その他撮影関連製品を開発から製造・販売までを一貫して行い、日本やドイツなどの一流光学機器メーカー様を含む数多くのお取引先に対し10年以上の納入実績があります。
これまで、OEM(相手先ブランドによる製品提供)を中心に展開してきましたが、スマートフォン用アタッチメントレンズの現状に一石を投じたい、という思いから「X1 レンズシステム」を考えました。
クリップ式で、手軽にスマートフォンカメラに広角レンズや望遠レンズの機能を追加するアタッチメント・レンズ。安価な製品も多く、正直なところ高いコストパフォーマンスに驚かされることもあります。
しかし、クリップ式は装着に時間がかかりすぎるのが課題。また、装着したままの状態だと液晶画面の一部がふさがるのも難点です。
買ってはみたものの、煩雑さに閉口して結局使わなくなった方も多いのではないでしょうか。
X1 システムはマグネット式の固定金具の採用で1秒着脱を実現。
アタッチメントレンズの煩雑さを軽減することに成功しました。
装着時間を比べてみると、クリップ式との差は一目瞭然です。
「気軽に」「すばやく」装着できるので、
撮りたい!と思ったときにすぐに撮影姿勢に入れます。
操作に慣れ、アタッチメントレンズを見ずに装着できるようになれば、被写体から目を離すことなく撮影姿勢に移れます。
もう、撮影チャンスを逃しません。
USHADOWのアタッチメントレンズにもクリップ式製品は存在します。
クリップ式は機種を選ばず、また製造コストも抑えられるなどメリットが多いのは事実なのです。
一方で、「お客様は本当に正しい使い方をしてくださっているだろうか」というモヤモヤ感が私達を悩ませてきました。
光学レンズは反射や屈折など、光の性質を追究した高度な技術のもとで成り立つ製品。
アタッチメントレンズが集めた光を、「正しく」スマートフォン側のレンズに届けるためには、「正しい」位置に配置しなければならない(つまり、アタッチメントレンズとスマートフォンカメラの光軸の中心を一致させる必要がある)。
しかし、クリップ式だと、その重要な仕事をお客様の手に委ねる必要がある。
やむを得ない面はあるけれど、本当にそれでいいのだろうか?・・・と。
複数のリアレンズをもつスマートフォンが増えたことも問題に拍車をかけています。
カメラ部品が楕円形になり、長い段差をまたぐことになって、どうしても光軸が斜めにずれてしまうのです。
これは致命的な問題です。
そこで、私達はスマートフォン機種ごとの専用ケースをご用意することにしました。
位置も高さもドンピシャに決まるのでアタッチメントレンズもスマートフォンカメラも、最高のパフォーマンスを発揮できます。
また、クリップ式の場合、クリップがはみ出す影響で手が当たりやすく、また手が当たってしまうとレンズ位置がずれてしまいます。
専用ケース方式なら、その心配もありません。
旅先で雄大な景色に感動して撮影しようとしたら、思うように画面に収まらない、ということがあります。
USHADOW X1 広角レンズを取り付ければ、広がりのある映像を撮影でき、思い出を美しく残せます。
レストランで。
テーブルのお料理を収めようとしたら、スマートフォンを高く持ち上げないといけない。
そんなときは、USHADOW X1 広角レンズ。
立ち上がったりすることなく、スマートに撮影できます。
マグネット式の採用を決断したことで、大きなチャレンジが生じました。
「レンズの口径を小さくしなければならない」のです。
レンズを大きくすれば光がたくさん入るので明るいレンズになりますが、反面、重たくなり、また撮影中に手やモノに当たって落下するリスクが高まります。
加えて、製品として流通させるならコストパフォーマンスも重要です。
USHADOW X1システムはこの難題に正面から向き合った製品です。
取り込んだ光が失われないよう、高品質なガラスレンズの全てにマルチコートを施し、明るさを確保しました。
また、18mm広角レンズでは、歪みの少ない画像を得るために、7枚のレンズを組み合わせました(4群7枚)。
広角レンズには、性質上、外周部が歪む「歪曲収差」がつきものです。また、縁辺部がぼやける「流れ」もあります。
これらは撮った写真をあとから見返した時の「ガッカリ」につながる、レンズの重大な欠点です。
X1 広角レンズの開発では、この問題を解決することに力を注ぎました。
同じ場所で撮影した写真の左端の部分を、X1広角レンズと、市販のレンズとで比較してみます。
見上げるように撮影している関係で中央に倒れかかって見えますが、建物両端の柱は地面に対して垂直に立っており、柱はあくまで、まっすぐです。
市販の広角レンズで撮影したものでは、柱の上端と下端を結んだ直線が柱に沿いません。
柱の像が外側に向かって歪曲してしまっているからです(樽型収差)。
また、柱の輪郭がぼやけていて、どこが柱の面の部分なのかを見分けるのに苦労します。
一方、X1で撮影した写真では、この柱がまっすぐに再現され、画像もくっきりと鮮明です。
X1広角レンズは、徹底的に収差をゼロに近づけました。
まさに、プロフェッショナル・クラスの高級レンズと胸を張って言える仕上がりです。
USHADOW X1 レンズシステムの基本構成には「15Xマクロレンズ」が付属します。
花や、葉っぱの上の滴など小さいものを撮りたいと思っても、スマートフォンのレンズでは限界があります。
そんなときはマクロレンズを装着しましょう。クローズアップできるだけでなく、ボケ味が強く美しく表現できます。
USHADOWのマクロレンズは、縁辺部までしっかり表現できる高級仕様。
レンズ構成は、2群2枚です。
手軽でありながら、ハッとするような結果をお楽しみいただけます。
レンズはとてもとても繊細な部品です。
衝撃を与えるのはもちろんのこと、レンズ面を指で直接触ってもいけません。
皮脂汚れはそれ自体が映り込む場合がありますし、ホコリを引き寄せ、拭き取ろうとした時にレンズ表面を傷つけてしまうこともあります。
一方で、スマートフォン用アタッチメントレンズは、安定しない環境で取り付けることが多いため、分かっていても手でレンズに触れてしまうことが課題でした。
「X1システム」なら、レンズケースに入った状態ですばやく装着。
レンズに手を触れることなく取り出せます。
特筆すべきは、レンズキャップがない!ということです!!
慣れれば、被写体から目を離さずに装着できる。
収納するときも、レンズケースに差し込んで傾けるだけ。
収納時はレンズを衝撃や傷つきから守り、そして、レンズキャップの煩わしさからも解放してくれる画期的アイテム。
皮脂汚れでレンズをダメにするリスクを最小限にしたいという願いから生まれた大きなイノベーションです。
USHADOW X1 レンズシステムの基本構成は、
「専用スマートフォンケース」 x 1
「18mm 広角レンズ」 x 1
「15x マクロレンズ」 x 1
「広角&マクロレンズ 収納ケース」 x 1
「18mm 広角レンズ用 レンズフード」 x 1
「クリーニングクロス・収納袋」 x 1
です。
(上記のものはすべて「基本構成」に含まれます)
iPhone 7/8、7Plus/8Plus、X、XS、XR、XSMaxのケースをそれぞれご用意しました。
表面には木製のパネルをあしらい、優しい手触りに仕上がっています。
周囲を完全に保護するなど、アクティブな現場での使用を意識した設計になっています。
※ 現在、設計中ですので、細部の仕様が変更となる場合がありますこと、ご了承ください。
※ 自然の素材を使用した製品ですので、木目や色調が製品ごとに異なります。ご了承ください。
デュアルレンズ対応機種では、望遠レンズ側にもレンズを取り付けできます。
(第2レンズ側に装着する場合は、アプリケーション側で使用するレンズを指定しなければなりません。サードパーティ製の撮影Appをお使いください)
「X1レンズシステム」の基本構成には100°ゼロ収差広角レンズと、15X マクロレンズが含まれます。
広角レンズは4群7枚の高品質マルチコートレンズで構成され、明るくひずみのない写真を撮影できます。
マクロレンズは、2群2枚の高品質マルチコートレンズで構成されており、ミクロの世界を細部まで表現する迫力ある写真が撮影できます。
持ち運びに便利なだけでなく、特殊な塗装を施した高級感あふれるケースです。
持ち運び時には衝撃を緩和してレンズを守り、
レンズに直接手を触れずに着脱できるので、皮脂汚れがつきにくくする役割があります。
上下の蓋からレンズにアクセスできます。上下の蓋を取り替えればレンズの上下も逆転しますので、使いやすい入れ方にしてお使いください。
レンズに入り込む光量をコントロールする(反射の防止)ために専用レンズフードをご用意(スクリュー式です)。
レンズの保護にも役立ちます。レンズをより効果的にご活用いただきたいという、技術者の製品愛の現れです。
2X 望遠レンズ
デジタルズームに頼らずに拡大するので、美しく自然な写真を撮影できます。
2X望遠以外のオプションレンズは、お客様の声を聞きながら追加していく予定です。
そうは言ってもマグネット式は不安というお客様のために、ネジ式もご用意。
しっかり装着・固定できるから、アクティブな撮影現場でも安心です。
接合部がネジ式になっているだけで、仕様も見た目もほとんど変わりません。
カラー: ブラック(金属部)+オーク(木目部)
素材 : ソフトTPU(熱可塑性ポリウレタン)・鉄・木質パネル
特長 : 全周囲保護耐衝撃ケース ストラップホールあり X1レンズ用カメラホール
(現在開発中であり、改良の為に仕様が変わる場合があります。)
【2019年4月2日追記】
2019年4月2日現在の最終プロトタイプの画像を入手しましたので掲出いたします。
写真はiPhone X用モデル。レンズは2倍望遠レンズ。
初期プロトタイプ(説明写真や動画などで出てくるもの)に比べ、以下のような違いがあります。
他のケースもこのモデルに準じたものとなる見通しです。
広角レンズ | マクロレンズ | 2倍望遠レンズ | |
レンズ構成枚数 | 4群7枚 | 2群2枚 | 4群5枚 |
35mm換算焦点距離 | 18mm | - | 75mm |
最短撮影距離 | 20mm | 10mm | 20mm |
撮影倍率 | 0.66 | 15X | 2X |
画角 | 100° | - | 48° |
サイズ | Φ41.5x30.25mm | Φ36x13.75mm | Φ41.51x29mm |
重量 |
ネジ:76g |
ネジ:19g |
(開発中) |
レンズ素材 | ガラス | ガラス | ガラス |
鏡胴素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
その他 | 撥水・撥油・防キズ |
「今後、どのような追加レンズを計画しているか」というご質問を数多く頂いております。今回のプロジェクトには間に合わないため、あくまでご参考として、今後の開発計画をお知らせいたします。
これらの製品は、USHADOWのWEBサイトや複数のネットショップで販売するほか、大手家電量販店さまなどの店頭でもお求めいただけるようになる予定です。
いわゆる魚眼レンズです。X1の広角レンズは「ゆがみゼロ」ですが、このレンズでは外周部に行くに従って大きくゆがみます。このゆがみを生かすと、ペットの鼻を誇張したような写真や、奥行き、広がりを強く感じさせる写真など、他のレンズでは作り出せない世界を表現できるようになります。
特殊なレンズで使いにくいかと思いきや、意外と重宝するレンズです。
欠点は上手に撮影しないと指が写り込んでしまうこと。自分の足が入ってしまったりするのにも注意です。
なお、235度は計算上の数値で、iPhone Xの場合、最大で170度程度の画角となりますのでご注意ください。
「X1 238度超広角レンズ」は2019年6月下旬頃のリリースを予定しております。価格などはまだ決まっておりません。
まだ仕様等が明確になっていないため、ぼんやりとしかお伝えできないのですが、BST社が最も得意とするカメラレンズ用フィルタも続々リリース予定。もちろん品質は世界各国の光学機器メーカーさまにご提供している一流品です。
光量を落とすNDフィルタ(ND-4/ND-8/可変ND)、NDの効果がグラデーションになっていて、画面の一部が明るく、一部が暗いという状況で活躍するGNDフィルタ、ウィンドウや水面の映り込みを減らすCPLフィルタを予定していますが、詳細は決まっておりません。
リリース時期は2019年6月末以降となります。
※本項目は支援者の皆様から寄せられたご質問にお応えして制作され、その後順次アップデートされております。(初回掲載2月12日・最終更新2月12日19:30)
※とても長いので、説明部は折りたたんであります。重要な内容も含まれますので、該当機能を重視されるお客様はお読みください。
※なお、現時点では最終製品での検証ができませんので、その点にはご留意ください。検証が可能になり次第アップデートいたします。
厳密にはiPhoneの機能ではありませんが、ご興味ある方が多い内容と考えられるので検証いたしました。
【結論:長期の影響は不明ながら取付けそのものは可能です】
数ヶ月間、ゲルにさらされた木質パネルが変質・変色するおそれがあること、強力なゲルを採用しているリングの場合には取り外しの際に破損リスクがあることについてご承知おきください。
iPhone 8以降の端末に採用された「Qi」という規格によるワイヤレス充電について検証を行いました。
【結論:現状、「不能例」はありませんが、充電器によってはだめな場合があるかもしれません】
以上のような事情から、当社では完全な動作保証はできないものの、自社で検証した製品のリストをお示しした上でお客様にご判断を頂きたいと考えております。
株式会社ROOXは代表的な商品として「ICカード用エラー防止シート」を擁しており、ICカード機能については一定の知見を有していると自負しています。
【結論:能力は落ちるものの、通常使用での大きな問題は認識していません】
以上の検証結果から、
「ケースに起因して若干通信能力が落ちていることを意識いただいた上で、」
改札では「先端部をしっかりタッチ」「できれば液晶側でタッチが安全」
レジでは「取引完了まで動かさない」
を心がけていただければ、ほぼ実用に影響はないものと判断しております。
支援時に「ネジ式 or マグネット式」「対応機種」をご指定ください。
対応機種は「iPhone 7/8」「iPhone 7+/8+」「iPhone X」「iPhone Xs」「iPhone XR」「iPhone XsMax」です。
また、レンズの滑り止めゴムの色を「ブラック」と「レッド」からお選びいただけます。
1.【超早割】50名様限定
「X1システム」基本セット 約28% OFF
予定価格 13,824円 → 9,950円
2.【超早割】50名様限定
「X1システム」 + 望遠セット 約28% OFF
予定価格 21,168円 → 15,240円
3.【早割】200名様限定
「X1システム」基本セット 約20% OFF
11,000円
4.【早割】200名様限定
「X1システム」望遠セット 約20% OFF
16,900円
5.【特別割】
「X1システム」基本セット 約15% OFF
11,750円
6.【特別割】
「X1システム」望遠セット 約15% OFF
17,980円
今後新しく出るスマートフォンに対応しますか?機種変更しても使えますか?
マグネットはケース側についていますか?スマートフォンに常時、磁石をつけたくありません。
iPhoneX用ケースとセットで買ったマグネット式レンズをiPhoneXS用ケースで使えますか?
マグネット式マクロレンズはネジ式より重いのに、なぜ広角レンズでは逆なのですか?書き間違いではありませんか?
プロジェクト期間: 2019年2月8日(金)〜 4月15日(月)
発送スケジュール: 2019年5月下旬より順次発送予定
【ご留意ください】
リターンの発送スケジュールは現時点における計画です。開発や生産の関係で前後する可能性もありますのでご了承ください。
また、日本では4月末から5月にかけて今年固有の長期連休があります。
生産国からの輸送受入などについて例年にはない事象が発生する可能性があり、発送スケジュールに影響することも考えられます。
当社としましても事前に予見できることについては最大限の対策を講じますが、念のためにご承知おきください。
USHADOWは中国Bright Shadow Technology社のレンズブランドです。BST社はカメラ交換レンズ、ドローンやスマートフォン用レンズフィルターシステム及びアタッチメントレンズ、撮影関連製品を研究開発から製造・販売まで一貫して行っている光学機器専業会社です。10年以上にわたって日本やドイツなどの一流光学機器メーカーを含む数多くのお取引先に製品を提供してきた実績を有します。その実力をベースとして独自ブランドUSHADOWを立ち上げました。
USHADOWは、”You”または”右”+“Shadow”であり、あなたの影のように、常にあなたのかたわらにありたいという思いと、光学技術に関わる「影=シャドゥ」を組み合わせた造語です。
どんなに科学技術が発達しても、思い出は大事なもの。映像で思い出を残すことだけは形を変えて続いてくだろう。自分たちはそのために必要な技術を提供する者でありたい。そうした熱い想いで製品を開発している若い技術者の集団です。
株式会社ROOXは、スマートフォングッズの企画・輸入・販売を行う「アクセサリー事業」、日本の優れたマニアック文化を発信する「マニアックス・マニファクチャー事業」、お客様のビジネスを急速に加速させる「WEBコンサルティング事業」、細やかな心理描写までを言葉で伝える「翻訳事業」の4事業を営む、2009年創業の気鋭のチームです。
USHADOWとの強固な協力体制のもと、本製品の企画段階から関わってまいりました。
今後も日本のお客様のために、本製品に関する開発提案や製品サポートを行ってまいります。