はじめまして。上條つかさです。長野県松本市出身の30歳です。
いきなりですが、わたしは自己紹介、自己PRというのがとても苦手です。
今も「自己紹介 例文」とネットで検索しているくらいに苦手です。
自分について、確実にわかっているのは「こうすると決めたら、ひたすらに突っ走ってしまうタイプ」だということです。
周りからは「意外と熱いタイプだよね」と言われます。
18歳の時に「役者になりたい!」と上京し、大学に通いながら演劇を始めました。
25歳ころまでは、いわゆる小劇場でひたすら舞台に立っていました。
それから、ご縁があって、3年ほど前に「キャンパスシネマ」という事務所に所属し、今は映像中心に活動をしています。
といっても、まだまだ名前も知られていない役者です。
芝居に関わる時間を少しでも増やそうと、マジカルさんのワークショップに応募したのが、田口監督との出会いであり、今回の「12人のイカれたワークショップ」に参加することになった始めのキッカケです。
今は「好きな芝居で食べていくぞ!!」という熱い(?)野望を胸に、あいかわらず突っ走っています。
イカワク中毒者を増やしたいです!
この作品を機に、みんなで一緒にイカれてみても良いかもしれません。
堂々とイカれるのが恥ずかしければ、こっそり心の中でイカれてください。
私が芝居をしてて楽しいと思う瞬間は「いつも抑えている感情や、普段できないことも、芝居なら許される!」というところです。
「イカれる」というのもその1つです。
役者だけじゃなく、どんな人も、日々生活をしていくために、色々な我慢をすることってあると思うんです。
(私なんか、普段けっこう猫かぶってるな~と思います笑)
それは「怒り」だったり「悲しみ」だったり。
時には「楽しみ」とか「喜び」を我慢することもあるかもしれません。
この作品は観てくれた人の、そんな「日々のもやもや」をぶち壊すようなモノにしたいです。
その瞬間て、すごく気持ちのいいものだと思うんです。
「地球上には、こんなに周りの目を気にせず(正確にはこの企画に丸裸にされてしまって笑)必死な奴らがいるのか。
少しくらい自分もイカれてみるか。まぁ、明日くらいは頑張れそうだな 」なんて、少しでも前向きな思いをもってくれたら幸いです。
そういう意味で、ぜひイカワク中毒になってください笑!
田口監督のワークショップは、今回の「12人のイカれたワークショップ」を含めて8回開催されています。
実は私は、12人の中で唯一の皆勤賞なんです。
監督はワークショップの時に、いつも「さっきの人と同じことはしないでね」「面白くしてね」「今まで見てないやつやってね」と言います。
最終的には「それが出来るのは分かったからさ〜。次は別のやつね!」と言います。
もう・・・
本当にこれが・・・
何回も参加している私には、恐怖の呪文のようでした。
だって、自分がやったことないこと、できるかどうか分からないこと、面白くなるのか?ってことに挑戦するのは怖いですから。
知らず知らずのうちに現状維持を選んでしまっているんですね。
安全な道を選んでしまう。
「自分の出来る範囲から抜け出すこと」
「12人のイカれたワークショップ」では、そんな自分の価値観をぶち壊すしかない環境を与えられた役者達が、がむしゃらになっている瞬間を見ることができます。
それは、苦しいけど、楽しくて、気付けば私は皆勤賞!!
もう立派なイカワク中毒者です。
今でこそ言えますが、初めて田口監督のワークショップに参加した時は「いつか監督の作品にでれたらいいな~」くらいの気持ちでした。
でも、回数を重ねるごとに、私もだんだん本気になってきて、
「くそー!!絶対に田口監督の作品に参加してやるぞ!それまで食らいつくぞ!」と決めて、参加するようになりました。
そしたら、偶然にも今回の映画化の話が出て、12人のイカれたワークショップに参加が決定しました。
人生は「決める」の連続で、決めたことを達成しようと、一生懸命になります。
でも、私の目標はまだ達成されていません。
私は今回「12人のイカれたワークショップを大盛況させる!」と決めました。
そして「私の代表作といえるような、そんな作品にする!」と決めました。
それが私の目標です。
もう決めました。
なのでやるしかありません。
「挑戦」というのは不安です。
でも挑戦しなくちゃ、面白いものは生まれないですよね!
ぶち壊していかないと!
12人の各々のメンバーしかり、この作品に関わる全員が「絶対面白くするぞ」と決めて、挑戦をしています。
作品には、作り手と、応援してくれる方々の両方の力が必要です。
絶対に楽しんでもらえるような作品にします!
どうか応援宜しくお願いします!