プロフィール おおむらしおり。宮城県仙台市出身。俳優部。
異質感を与える役者。恐いとキモいは褒め言葉。“笑い笑われ生きていく”が信条。
学生時代に声楽やオペラ、吹奏楽、油彩を中心とした造形美術を学び、芸術の世界に魅せられる。
東日本大震災をきっかけに地元仙台で芝居を始め、大学卒業を機に本格的に芝居を職業として生きていくことを決め上京。
顔の四角さによる謎のインパクトが武器。近年は映像作品への出演が増えている。初主演映画『不着の愛』が札幌国際短編映画祭に入選。今年、映画やTVドラマなど十余本の作品が公開に至った。
きっと他の役者陣が素晴らしいコメントをしてくれていると思いますので……文章力の無いわたしはツラツラ思ったことをフリーダムに書かせて頂こうと思います!
しばしお付き合い頂けましたら幸いです。
さて。
“イカれた”って英語でcrazyかな。(英語からっきしなので多少ご容赦頂くとして……)
変人狂人頭おかしいでお馴染みの単語ですが、
すげえー!! 最高だな!!
イカしてるぜ! むかつくー!
なんて使われ方もあるようです。
熱狂するとかハマるとか。
つまり。
観てくださった方がそんな風に思える作品にしなければならない、と。
ええええハードル高ええええぇ。
ともあれ(笑)
島野プロデューサーや田口監督のもと、どんな作品になっていくのか。
皆様にどのようにお届け出来るのか。ハードルは越えられるのか。え。越えられ、るの、か?
……わくわくです!!(笑)
(田口監督WS初参加してみて)「やってくれたな……どうしてくれよう」と(笑)
オーディションの時と全然違うテイストの台本に、辛抱たまらず飲みの席でそのまま監督にお伝えしました(笑)
どんな風に違うかは作品の完成をお待ち頂くとして……。
台本に「○力」が出て来たときはまじでイカれてやがる……と。ええ誉めてますはい。(注:イカではない)
しかしまあ実際演るとこれがクセになるんですねえ……みんな休憩時間に練習したり、かと思えば最初からやたら上手い人がいたり(笑)
まさか田口監督の特撮技術がここに……?!
そこは皆さんと一緒に完成を待つことにします。わくわく!
二日間のワークショップはみんな仲良くイカれてました。
役者は12人。1つの台本に役は3つ。
総当たり戦のように役も組み合わせも何度も入れ替えて……何パターンあるんだろ?
役者陣がどんなアプローチをするのか、それに対して監督はどんな演出を付けるのか、「自分はこの役ならこの役者の演り方が好きだな」なんて。そんな風にもお楽しみ頂けるかもしれません。
あと、田口監督の「もっと出来んだろーが!」も(笑)
まあ、頭おかしい企画ですよね(笑)
ワークショップ……つまり、演劇で言うところの稽古を作品にしてしまおうと言うわけです。
大丈夫なのかそんなの面白いのか本当に他人様に見せていいものなのか?!
……きっと誰にも分かりません。なんてったって前人未到!(笑)
改めまして。俳優部の大村織(おおむらしおり)と申します。
前文で飽きていなければこのままもうしばらくお付き合いくださいませね。
さて。
わたしは俳優なので役者目線で今回の企画について思ったことをお話させて頂きますと。
(というよりそれしかできないのですが(笑))
「自分のド下手くそな練習風景を他人様に見られるなんてとんでもない!!」なわけです(笑)
何も苦労してないよ練習なんてしてないよ天性の才能だよ、
なんてカッコつけたい生き物ですからね、役者なんてもんは。
とはいえ。どんなプロでも練習して失敗して失敗して失敗して成果を出してやっと一段上がってまた練習して、の繰り返しなわけです。ええ、そんな泥臭い恥も外聞も捨てたプロセスを世にさらそうという……改めてなんて恐ろしい企画なの……
島野Pー!!!
閑話休題。
役者は芝居のプロなわけです。
他の仕事のプロにも優劣や得手不得手があるように、芝居の技術にも個人差があります。
それを踏まえた上で、ですが。
その人がその時にできるその作品のための100%をやらなければプロではないとわたしは思うのです。
きっと。いや必ず。
今回の役者陣は自分の100%を持ってきます。
そして、
田口監督はそれを101%、120%、200%……に引き上げる監督だと信じております。
「もっと出来んだろーが!」という幻聴が聞こえてくるようです。いや、幻聴じゃないか(笑)
まだまだ全貌が明かされていない作品です。我々もどんなことになるやら皆目検討もつきませんが、100%を越えた役者同士がぶつかるんですからイカれ……イカしたことにはなるでしょう。
きっと。いや必ず。
そして、
そのプロセスを一緒に駆けてみたいと思ってくださった皆様。
ぜひとも応援よろしくお願いいたします!
もちろんまだまだ無名の役者陣です。先行投資……としても踏ん切りつかない部分があるかもしれません。
しかし。
島野プロデューサーや田口監督が「この12人で撮ろう、この12人なら撮れる!」と決断してくださったのです。
第一線で活躍されているこの方々の決意を裏切りたくない、いや、裏切れない。
そんな切羽詰まった状況にも我々は居るわけです。
観てくださった方を、作品の世界へお連れし共に時を過ごすことが出来るのは我々、俳優だけです。
だからこそ、観た人に一番寄り添える存在でありたいし、一番嫌われる存在でありたい。
島野プロデューサーや田口監督を信じ、作品の持つ力を信じて。
ただただ精一杯やるしかないのです。プロなんだから泥んこまみれで一所懸命やるしかないのです。
お二人と共に、我々の背中を押してくださいませ。跳び、飛びます。
ハードル越えてやるんだ!!
……ふふ。
クラウドファンディングのリターンもいろいろ面白いモノ用意しているようですよ。
どうぞよろしくお願いいたします!!
最高にイカれたむかつくほどイカした映画!!
楽しみだ!!!