みなさん、こんにちは。『12人のイカれたワークショップ』プロデューサーの島野です。
やっとこの日を迎えることができました。本作は来年の順次公開が決定いたしました。
そして田口監督ファンの方に嬉しいお知らせが!
なんとナレーションを青柳尊哉さんに担当していただきました!その青柳さんからコメントを頂戴しました。
★青柳尊哉さんコメント
ボクは何を見たのだろう?
ワークショップという俳優が裸にならざるを得ない空間を盗み見たのか?
それとも演じている俳優にこちらが見られていたのか?
見えていないのに見えているのは、田口監督と真正面から闘う人間の生き様。
見られていることも忘れ、裸の俳優と監督がそこにいる。
脆く美しい姿に心が揺さぶられる。
そんな本作は、実際に行われた俳優ワークショップをドキュメンタリー的に追った映像をベースとしながら、今年5月に急逝した脚本家・吹原幸太さんによるワークショップ課題映画脚本のSFホラーパートが重なった二重構造となる意欲作に仕上がっています!
こちらは頭に謎のヘッドセットを装着し血まみれの教師たちに押さえつけられる主人公・河中。
ストーリーをご紹介します。
中学教師・河中奎人が迎える、初めて担任を持った生徒たちの卒業式。不協和音のようなチャイムが鳴り響いた途端、学校中の生徒たちが姿を消した。教頭の青山は「みなさんの役目は終わりです」と銃を乱射し始め、体育教師の安保は鉄パイプを振り回し次々と教師を襲っていく。
そんな中、用務員の栗橋が「上位存在」について、そして今からなすべきことを告げる。「音を聞く者、知識を得る者、そして法則を知る者に会え!」教師の河中、上條、千々岩らは、この不条理極まりないゲームに身を投じ、上位存在とは何かを知るべく、外界から閉ざされた校内を彷徨うのだったーー。
…というワークショップの課題映画へ向け奮闘する、12人の俳優たちのストーリー。
キャスト&スタッフは以下の通り。
田口監督ファンを唸らせるスタッフ陣容と自負しております!
河中奎人 上條つかさ 千々岩北斗
波多野美希 中野杏莉 安保匠 カンナ 相馬絵美 大村織 甲川創 青山真利子 栗橋勇
ナレーション:青柳尊哉
監督:田口清隆・島崎淳 課題映画脚本:吹原幸太
プロデューサー:島野伸一 撮影:井野口功一 辻本貴則 録音:間野翼 メイク:海山真由子
美術:畑山友幸 操演特殊効果:辻川明 宏遊佐和寿 制作担当:三島祐 音楽:百瀬巡
製作:「12人のイカれたワークショップ」製作委員会 制作:ジェイロックアジア マジカル配給:Atemo 2021年|カラー|16:9|ステレオ|DCP|106分
©「12人のイカれたワークショップ」製作委員会
公式サイト:https://atemo.co.jp/ikawaku.html 公式SNS: Twitter(@12ikawaku)
続報をお待ちください。
最後に田口監督のコメントを。
★⽥⼝清隆監督コメント
この映画の撮影以降、ワークショップをやるのが辛くなってしまいました。
こんな事をしてしまった以上、もう何をやればいいのか、そもそもワークショップとは何なのか、分からなくなってしまったからです。
これは俳優という生き物と本気でぶつかり合った日々の記録。
本気で傷つけ合った戦いの記録。