はじめまして。森田亜紀です。
石川県金沢市出身です。「けんじ君の春」では監督兼女優を務めさせていただきました。
この作品は私が初めて長編映画の監督を務めたものです。
ご縁をいただき、予算が少ない中作り上げた気持ちの込もった作品。
何よりも「創りたい!」という気持ちがいろんな方に伝染してこの作品を創ることが出来たと思っています。
勢いと情熱が後押しをしてくれました。
そんな私にとって息子のような作品『けんじ君の春』。
スタッフとキャストのみんなで作り上げた熱の込もった作品です。
そして俳優さんが輝いている瞬間が沢山詰まっています。
この作品を少しでも多くの人に見て欲しいんです。
もっともっと沢山の人に観て欲しくてこの度まずは東京での公開を目指しクラウドファンディングに挑戦します!
どうぞお力をお貸しいただければと思います。
私の中学時代は周りと上手くいかず転校したり、先生に裏切られたりと、踏んだり蹴ったりの青春でした。
でも私には映画がありました。
映画の世界に入り込めば、現実世界から逃避出来たんです。辛いことも嫌なことも忘れられました。
ただ、地元には映画館自体が少なく、単館の映画館も一つしかありませんでした。
当時は入れ替え制ではなくしかも二本立てで観られたので、そのまま映画館に残って一日映画館にいることもありました。高校生でお小遣いも限られていたので、借りてきたレンタルビデオを繰り返し繰り返し擦り切れるまで観ていました。
そのくらい映画に没頭していたんです。
その後東京の短大へ進みました。上京してテレビ・映画の世界ではなく、小劇場の面白さに出会いました。
ただ今も単館映画館で上映している名作を観るのが大好き。
やはりそれは、地元に映画館が単館が一館しかなく、そこで上映していた映画がとても印象に残っているからだと思います。大きな映画館でかかる商業映画とは違った味わいの映画を観られましたし、観に来るお客さんも本当の映画好きの人が集まっている感じでした。
独特の雰囲気の中で観る映画は味わい深く、特別な気分になれるような気がするんです。
私は昔から内気で、あまり人前に出るのが好きな方ではありませんでした。
けれど中学生の時にクラシックバレエに出会い、そこで舞台の楽しさを知りました。
「人前で舞台に立つのってこんなに楽しいんだ!」と目覚め、演技をしてみたいと思いました。
短大進学で東京に出てから、友人が小劇場の舞台に立っているのを観に行き、それがとても面白くて、今までに感じたことのない感動を覚えました。
そこで小劇場の舞台に興味を抱き、今所属している事務所のワークショップを受けて、ちょうど舞台の出演者を募集していたのでそのオーディションに受かり、初舞台を踏むことになったのがきっかけです。
特に思い出深いのは映画美学校で製作された大工原正樹監督『赤猫』。
初めて主役に抜擢され緊張しましたが、一生懸命やっていると芝居の神様が微笑んでくれるんだなと思わせてくれる作品でした。
上京して20年。
劇団で役者をやっているうち、映像の仕事もやるようになりました。
舞台で役者はもとより作・演出もやるように。おそらくそれは幼い頃から漫画や本に触れ、自分で漫画を書いてみたり小説を書くのが好きだったからですかね。お話を作ることが好きだったのです。
そんな本好きの下地があり、舞台をやりはじめてからは脚本の面白さに目覚めました。
脚本の大事さというのを身に沁みて感じましたし、脚本が作品の出来を左右するくらい重要な部分を占めていると思いました。
演劇の場合は脚本をどう演出するかというのが面白いところだと思い、小説とは違う、舞台の上で脚本を表現するということに興味を持ったのがきっかけです。
また、自分がずっと役者をやってきていて演出を受け、「自分だったらどうするだろう? どう演出するのだろう?」と感じることが沢山あったので、それを演出という立場からやってみたかったのです。自分を自分で演出するということにも興味がありました
そんな中、初めて書いた作品が『けんじ君の春』。
「けんじ君の春」の初演はとても好評で、「また再演しましょう」という意見が出ていました。
再演するまでの間に出演した作品でカメラマンの釘宮さんとの出会いがあり、私の出演する舞台も観に来て下さるようになりました。
その時に本当に狭い劇場で「けんじ君の春」の再演をしました。そのときに『蝉しぐれ』や『純平、考え直せ』の撮影監督・釘宮慎治さんが観に来てくださっていて、「面白いから、これ映画になるんじゃない?」と言ってくれたんです。
それだけでなく映像化するのに可能なアイデアも出して頂けました。
ロケ場所も限られていて予算もそれほどかからず、日数もかからない、など。それを聞いたのが後押しになりました
ダメもとでプロデューサーの方に脚本を渡したら良い反応を頂き、いろんな縁が重なって「このタイミングしかない!」と思い長編にチャレンジしようという気持ちになりました。
自分自身がメインとして出演していたので、その点が大変でした。
長編でしたが時間との闘いでしたし、出演シーンはカットをかけてくれる人もいなかったので、セリフを言いながら自分で「カット」と言ったりしていました(笑)。
なにせ初めての長編作品で脚本も自分で書いていて基本的にはいっぱいいっぱいでしたが、現場はとても楽しかったし毎日が新鮮でした。
今回キャストもほとんどの方をオーディションで選ばせて頂きました。
予算も少なく、時間も限られている。でもその中で何が出来るか、限られた中で何が出来るか?
今回はスタッフも最小人数で、時には経験のない後輩の子に衣装部に入ってもらったり、専門の部署でない部分もすべて自分たちでやりました。
そういうところは小劇場や自主映画で培ってきた部分が活かせていると思いますし、出演者の方にも沢山協力して頂きました。
普段の生活の中で、閉塞感を抱え小さなことで悩んだり行き詰ったりしている人へ、けんじ君が少しだけ「生きるヒント」をくれます。けんじ君の明るさや屈託のなさは、迷惑な部分もあるけれどどこか「救い」になる部分だと思っています。そういう所を描きたくてこの作品を創りました。年齢も幅広い方に観て頂ける、明るく楽しい作品になっていると思います。家族やご友人と、そして恋人と観て貰って、笑って貰ったり、楽しんでもらいたいなと思います。
実は「けんじ君」にはモデルになる叔父さんがいました。
役所に勤めているのにケンカばっかりしていた破天荒な叔父さんは、金沢から出てきて役者として生活している私を、陰ながら応援してくれています。
破天荒だからこそ、私のやっていることを認めてくれています。きっと「けんじ君」も、もっと歳をとれば、そーゆーダメな子を応援するような叔父さんになるでしょう。
そんな「けんじ君」を演じてくれたのは戸塚純貴君。
デビュー当時から知っていました。
戸塚君とは彼が初舞台の時に共演したのがきっかけです。その時もとても面白い役で、まだ若いのに器用な人だなぁと思いました。ものおじせず稽古も舞台も楽しんでいて、彼の演技を見るのはとても楽しかったです。
けんじ君のキャスティングには一番悩んで、ともするとただの嫌われ者になる可能性があったので、それを感じさせないようにする必要がありました。
戸塚君はひょうきんで面白くて憎めない、どこか許してしまうという部分がぴったりで、戸塚君なら観ている方にも嫌な気持ちを抱かせないなと思ったのが大きな部分です。
演技もとても上手だし要求にもすぐ対応してくれるという信頼もありました。
まだ十代で初々しかった彼が、現在『銀魂2』のような大きなスクリーンで活躍しているのを観るのは嬉しい限りです。そんな彼が、私の監督する小さな映画に出演してくれました!
是非、東京で公開し、戸塚君のファンのみならず、それを取り巻く女の子たちチャーミングな女優さんたちがいることをたくさんの人に知って貰い、地方にもこの映画を広めて行けたらと思っています!
はじめまして、戸塚純貴です。1992年7月22日、岩手県出身。ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パ ラダイス~2011』で俳優デビューさせていただきました。
「けんじ君の春」は、女に仕事に借金に家族。
台本を読ませて頂いた時、「こんなダメなやついないだろ」と思いました。
僕は性懲りも無く救いようのないダメ男を演じたいと思う時があります。
森田監督との出会いやタイミングやら、想いが重なりぶつけさせて頂いた作品です。
ダメにはダメなりの生き方があって、小さいし、見えずらすぎるけど、誰だって魅力はもってる。こんな人間でも生きていけるんだと希望すら感じました。
しかし、こんなやつが主人公の映画なんか誰も見ないだろと一瞬だけ思いました。でも、ダメを通り過ぎると案外見る価値あります。なぜか捨てられないけんじにはそういう力があります。
しかもこの作品、実話です!
この作品ではけんじの元カノたちや、借金取りなど周りを取り巻く人たちの人生観や物語にも注目してほしいです。
でも、なぜかその場所にけんじはいないのです。
こんな救いようのないダメ人間でも、生きています。こんなやつでも生きていけるんだから皆さんまだ大丈夫です。大いに蔑んでください。その中で微々たるものでも、明日からの生きる活力になればこんな幸せなことはありません。
不束者ですがけんじ君を、どうか宜しくお願い致します。
はじめまして、松本若菜です。
私自身この脚本を読んだ時から、面白い予感しかしませんでした。
撮影では女子3人の掛け合いが楽しかったです。というか、結構好き放題させてもらった気がします (笑)。
けんじ君のダメ男っぷりは戸塚純貴くんにしか出せません!本当の純貴くんはこんなだらしなくないんですよ(笑)。
本当にいい子です。だけど、けんじ 君を演じさせたら右に出る者はいないと思います。それくらいけんじ君になりきっていました。
3年前に撮影をしたこの作品。元々大人気だった舞台を映画化したものです。
是非とも皆さまに見ていただきたいと思います。応援の程、よろしくお願いいたします。
山本ひかるです。現在は「科捜研の女」という作品に出演させていただいています。
「けんじ君の春」の現場の雰囲気は、とても和やかながらに緊張感もある素敵な現場でした。
私は大人しいけどお茶目な自分の演じたキャラクターを、とても気に入っています。
見所はやっぱりけんじ君のダメダメさ、主人公がこんなダメな男の子でいいの?!と思うかもしれませんが、見ているうちにまっすぐなけんじ君の虜になってしまいます。
登場人物全員がみんなどこか抜けていて面白いです。
笑いあり、涙ありの素敵な作品です!
この作品をぜひ色んな人に見ていただきたいです。
一番はこの作品をたくさんの人に観て頂きたい!という気持ちが大きいです。そのためにまずは東京での公開を目指します。
ゆくゆくは、この作品を全国で公開して貰えるように頑張りたいです!
特に私の地元(金沢)の人たちは映画を観る機会が少ないので、地元の映画館で公開され舞台挨拶をするのが夢です(笑)。
満員の映画館でお客さんが笑っている声が聞けたらこんな幸せな事はありません。故郷に錦を飾らせて下さい!
どうぞ温かい応援をよろしくお願いいたします!
3,000円 監督よりお礼のメールプラン
・監督よりお礼のメール
5,000円 『けんじ君の春』前売りチケットプレゼントプラン
・監督よりお礼のメール
・『けんじ君の春』前売りチケット(2枚)
・ 現場写真プレゼント
データでお送り致します
10,000円 エンドロールにお名前を掲載プラン
・監督より直筆の手紙
・『けんじ君の春』前売りチケット(2枚)
・現場写真プレゼント
印刷したものをお送りいたします
・映画上映の際のエンドロールにお名前クレジットを掲載します(special thanks)
15,000円 先行試写会ご招待&DVDプレゼントプラン
・監督より直筆の手紙
・『けんじ君の春』前売りチケット(2枚)
・現場写真プレゼント
印刷したものをお送りいたします
・映画上映の際のエンドロールにお名前クレジットを掲載します(special thanks)
・「けんじ君の春」DVDプレゼント(希望キャストのサイン入り)
【戸塚純貴・松本若菜・山本ひかる・森田亜紀】の4名のうちご希望の出演者を指定できます 。
・プロジェクト限定先行試写会にご招待いたします
20,000円 台本プレゼントプラン
・監督より直筆の手紙
・『けんじ君の春(仮)』前売りチケット(2枚)
・現場写真プレゼント
印刷したものをお送りいたします
・映画上映の際のエンドロールにお名前クレジットを掲載します(special thanks)
・「けんじ君の春」DVDプレゼント(希望キャストのサイン入り)
【戸塚純貴・松本若菜・山本ひかる・森田亜紀】の4名のうちご希望の出演者を指定できます 。
・プロジェクト限定先行試写会にご招待いたします
・台本プレゼント(希望キャストのサイン入り)
【戸塚純貴・松本若菜・山本ひかる・森田亜紀】の4名のうちご希望の出演者を指定できます 。
30,000円 特別席&関係者限定打ち上げご招待プラン 【限定20名】
・監督より直筆の手紙
・『けんじ君の春』前売りチケット(2枚)
・現場写真プレゼント
印刷したものをお送りいたします
・映画上映の際のエンドロールにお名前クレジットを掲載します(special thanks)
・「けんじ君の春」DVDプレゼント
監督・メインキャスト(戸塚純貴・山本ひかる・松本若菜)全員のサイン入り
・プロジェクト限定先行試写会にご招待いたします
*前列予定
・台本プレゼント
監督・メインキャスト(戸塚純貴・山本ひかる・松本若菜)全員のサイン入り
・関係者限定打ち上げにご招待いたします
*都内近郊予定・参加キャストは未定です
50,000円 特別応援プロデューサープラン 【限定3名】
・監督より直筆の手紙
・『けんじ君の春』前売りチケット(2枚)
・現場写真プレゼント
印刷したものをお送りいたします
・映画上映の際のエンドロールに「特別応援プロデューサー」としてお名前クレジットを掲載します
・『けんじ君の春』DVDプレゼント
監督・メインキャスト(戸塚純貴・山本ひかる・松本若菜)全員のサイン入り
・プロジェクト限定先行試写会にご招待いたします
*前列予定
・台本プレゼント
監督・メインキャスト(戸塚純貴・山本ひかる・松本若菜)全員のサイン入り
・関係者限定打ち上げにご招待いたします
*都内近郊予定・参加キャストは未定です
・舞台挨拶のあとの楽屋に特別ご招待いたします
100,000円 『けんじ君の春』上映権利プラン
・1ヶ月間の上映権利
その際の入場料の有無&グッズ制作等はすべてお任せします
・監督がトークショーにお伺いします
上映のうち、どこか一度監督がトークショーにお伺いさせていただきます
* 交通費は別途いただきます