震災から7年目。これから先の未来に渡していく地域をつくる。
新たな景色やカルチャーを提案・発表する場として、SEVEN BEACH FESTIVALを開催したい!

代表挨拶 本当にありがとうございました!

長い長いと思っていた夏も今日で最後の日曜日。
東北の夏は本当に足が速く、あの連日の猛暑も嘘のようにお盆を過ぎたらすっかり朝晩は秋の風になりました。

SEVEN BEACH FESTIVAL 2018にご協力いただいた皆様。

菖蒲田海水浴場に関心を持って頂いた皆様。

いつもいつも支えてくださっている七ヶ浜や塩釜・多賀城そして仙台や東京や全国の皆様。

本当に、本当に、ありがとうございました。

今年も皆様のお力添えのおかげもあり
無事にイベントを終えることができました。

今年は2013年にビーチのイメージをポジティブに変えるという意図でつけられた
『ガレキからビキニへ』
というテーマから進み

『My Home Beach』というコンセプトで、
新たな景色やカルチャーをつくっていく、一年を通したプロジェクトとして動きだしました。

その通年通した様々な動きの発表の場となる
ビーチフェスティバル。

フードも、アクティビティも、装飾も、司会も、マルシェも、ステージも、全てにしっかりと作る側の意思と愛が込められていました。
そしてそれらが全体を包括するテーマを空間として実現させ
結果として、アットホームな、
まるで大きなホームパーティーのような、
そんな空間がビーチに広がりました。

本当に作ってきた一人一人の実行委員メンバーに
そして力を貸してくださった多くの方々に
感謝と尊敬しかありません。

私は今回のテーマをかかげるにあたり私はずっと

『100年後も愛され続けるビーチとは』

という問いを自分自身にし続けました

色々な仮説の答えを作ってきましたが
先日ビーチに向かう最中に復興のモニュメントである『祈望の鐘』を若者達が叩いて鳴らしている姿を見て気が付きました。

既にそのままでこのビーチは充分に愛されているし、
きっとこれまでの100年以上の歴史にもあったように、
これからもずっと愛されていく、と。

だから、今までの歴史を踏まえ、震災の事や、その後の人々の事を考え、
『My Home Beach』のテーマの元に意思を持って丁寧にプロジェクトを行っていけば
きっと愛されていたこのビーチの歴史は続いていくのではないかと

そう感じました。

通年のプロジェクトであるSEVEN BEACH PROJECTは
年末に向けて

毎月のビーチクリーンや
10月の浜のマルシェ『びいちいち』などなど

これからも様々な企画が続いていきます!

これからも真摯な姿勢で
思いっきり楽しんで、笑って
メンバー一同、頑張っていきます。

改めまして
本当にありがとうございました!


SEVEN BEACH PROJECT 実行委員長
久保田 靖朗

2018/08/26 09:33