震災から間もない2013年
合言葉は『ガレキからビキニへ』
「少しでも海のイメージが変わるように」
「海にまた人の笑顔が戻ってくるように」
そんな想いで、僕らは動き出しました。
菖蒲田ビーチには、たくさんの人のにぎやかな声が戻ってきました。
約130年続く海水浴場として、多くの人が海に癒され生きてきたビーチの歴史が、
やっとまた、動き始めました。
2018年
私たちの役割は、次のステップへ。
海開きを迎え、これからずっと開かれる菖蒲田ビーチの
それは、夏だけではない、年間を通して、何年もかけて築いていくもの。
だから私たちは、夏のフェスティバルだけではない、プロジェクトとして動き出しました。
夏のビーチで行うSEVEN BEACH FESTIVALは、
SEVEN BEACH PROJECTは、菖蒲田のビーチをフィールドに七ヶ浜町の人たちはもちろん、菖蒲田を愛する人たち、
近隣の学生など次世代の若者たちと共に、新しい景色やカルチャーを想像しながら、
一年を通して様々なコンテンツで活動していきます。
これまで私たちは、震災後のビーチのイメージを変えて、みんなにまた海を近くに感じてもらうきっかけとして、
2013年から、『ガレキからビキニへ』のコンセプトのもと、「SEVEN BEACH FESTIVAL」を開催し、
七ヶ浜町内外の人たちと協力して、定期的にビーチクリーンを行ってきました。
活動を通して、少しずつ少しずつ、ビーチのイメージが変わり、ビーチに人々の笑顔が戻ってきていました。
それでも震災当時小学生以下であった若い世代が、海に一度も訪れたことがない、
地元の中学生でも一度も海で泳いだことがないという人が多いという現実に、
地元の中学生や高校生にも海をもっと身近に感じてもらい、若い世代と一緒に菖蒲田、七ヶ浜の未来をつくっていこうと、
さまざまなプロジェクトも始動していきました。
そうした活動を続ける中、昨年7月、菖蒲田海水浴場が震災後初の公式海開き!
海には、海水浴を楽しむ人たちの笑顔が戻ってきました。
これからは、こうして動き出した避暑地としての歴史、海水浴場としての歴史や文化を引き継ぎつつも、
これからの新しい景色や文化をつくり、ずっと続いていく未来につなげていくために活動していきます。
そんな“未来へと続く文化”をつくりだす今年からのコンセプトは『My Home Beach』。
菖蒲田があなたにとっての居心地のいい、安全でリラックスできる場所になれるように。
まるでホームパーティーのように始めた会った人とも友達になれるような繋がれる場所になるように。
そしてこのビーチを一人一人が自分の居場所となり、綺麗な環境を保てるように。
そんな身の心もオープンになって、リラックスできる場所にこの菖蒲田ビーチがなるように。
想いを込めて今年からのコンセプトは『My Home Beach』にしました。
海を綺麗にしたり、新たな景色・文化をつくっていくために、
表現や創作につながるプロジェクトが動いています。
昨年も行った『1000人BEACH CLEAN!』という大規模なビーチクリーン。
七ヶ浜町・七ヶ浜観光協会・七ヶ浜教育委員会と共催で行い、「安全で誇りのあるビーチ」として、多くの人たちに菖蒲田ビーチを綺麗にしてもらい、
ビーチを自分毎にしてもらう企画。
第2回となる今年は、7月8日(日)に開催し、1015人もの人が参加してくれました!
こどもたちが安心して走り回れるビーチを目指して、みんなで協力してビーチを綺麗に。
このイベントでは地元中学生が、学校のクラブ活動でも授業でもないのに、
学校の仲間達に声を掛け合って、学校から180人の参加を引き起こしたり、
自主的に近隣の小学校に行き、告知活動をするなど、まだまだ小さくはありますが、大切な変化がありました。
この活動も6年目となり、着実に若い世代と海との距離が近くなってきていて、
若い世代にとって、海が自分ごとになってきていると感じます。
「海は危険なところだから近づかない」という風潮があった、初めてイベントを行った2013年では考えられなかった動きが町で起きています。
今年で5 年目。七ヶ浜町の中学校2 校に大漁旗を制作してもらっています。
昨年の海開きからは海水浴期間37 日間、ステージになる休憩所に展示装飾。
ビーチフェスの会場では、これまでに制作した大漁旗も飾り続けています。
卒業した後も、10年後、20年後にビーチに訪れたときにも、自分たちの作品が会場を彩っている、
そんな景色をつくっていきます。
今年で3 年目になる高校生とのコラボ企画。フードメニューの創作や海水浴場に建てる海の家の建築など、
新しいサービスや景色をフレッシュなアイデアと力で創り上げていきます。
菖蒲田浜で定着しつつあるステージになる休憩所「HAMAGIKU」は、
高校生たちのアイデア出しからうまれ、一緒に建築まで行いました。
フェス当日、多賀城高校軽音楽部はその自分たちのアイデアが詰まったステージで、今年も演奏します!
また、ビーチで提供する飲食メニューも、高校生(多賀城高校家庭部)と飲食のプロがコラボして創作。
フェス当日には、ビーチで実際に家庭部のメンバーが、創作したメニューを提供・販売します!
今年は、七ヶ浜町内のレストラン3店舗とのコラボで、自分たちが考えたコンセプトを元に、
メニューをつくりあげ、プロのアドバイスでブラッシュアップ。
食材も、菖蒲田にある畑に自分たちで種をまかせてもらい、菖蒲田で育て、収穫した野菜やハーブを使ったメニューで表現します!
季節を感じながら癒しや繋がり、遊びをテーマに今年は6月と10月に開催予定。
ビーチならではのサーフ体験やビーチヨガ、ワークショップ、
癒しの空間など新しい提案をしていき、他とは違う浜のマルシェを目指していきます。
6月に開催したマルシェでは1回目ながら多くの人に集まっていただき、新たな地域の可能性を感じてもらいました。
次回は10月8日に開催予定です。
フェスでは、10月の開催や来年、その後に繋がる新たな動きを提案!
楽器づくりやみんなで音楽を創り出すワークショップ、サンドアートやお絵描きブースなどが楽しめます!
「海と自分」をテーマに五色の旗にシンボルマークを描き、海への想いを描いた旗をビーチに掲げ、
浜風にひらひらとなびかせることで、世界へ想いを届けるプロジェクト。
これまで、七ヶ浜町内はもちろん、町外でも多賀城や仙台などでワークショップをし、たくさんの人が想いを描いてくれました。
描かれたハマひらは、フェスや夏まつりで、菖蒲田浜に展示します。
これからもさまざまな地域でワークショップを開催し、「海と自分」という視点から、海について考えるきっかけ、
海に近くきっかけにしてもらい、描かれた旗が、菖蒲田の景色を彩っていきます。
これらのプロジェクトによる菖蒲田の新しい景色やカルチャーの提案・発表の場として、
SEVEN BEACH FESTIVALを開催します!
地域の人や海水浴に訪れた方にも文化祭や地域のお祭りのように気軽に参加してもらうためにも、
どうしても入場料無料で開催していきたいと思っています。
そのため、イベント開催に関わる資金として100万円をご支援いただき、
一緒にこの菖蒲田浜の文化をつくっていただけると幸いです。
2018年8月4日(土)9:30オープニング/10:00〜20:00
会場:宮城県七ヶ浜町菖蒲田海水浴場(入場無料)
主催:SEVEN BEACH PROJECT 実行委員会 共催:一般社団法人OASIS
後援:七ヶ浜町、七ヶ浜町観光協会、多賀城・七ヶ浜商工会、
河北新報社、仙台放送、宮城テレビ、TBC東北放送、エフエム仙台、KHB東日本放送、NHK仙台放送局
助成:日本財団〜海と日本プロジェクト〜
Food & Drink / Beach Marche / Art Workshop / Live Paint / Beach YOGA / Surfing / Surf Training / Surf Parking
Music:Spinna B-ILL wiz Yohta Kobayashi / GAGLE / KGM
YUCA / Nadja / 佐野 碧 / おひつじ座流星群 / 眠れない大人達(中村マサトシ・永井 健・猪股 秋彦)
多賀城高校 / 宮城第一高校 / 塩釜高校 / WINGS )
Art:Shin Nakazawa / Naoto Kita
ご支援を頂きました皆様へのお礼として、金額に応じてとなりますが
お礼をご用意しております。
詳しくはページの支援内容記載箇所をご確認ください。
以下は、リターン品イメージとなりますので、参考にご覧ください。
今年もFREAK'S STOREとのコラボTシャツを制作。
今年も地元酒蔵の一ノ蔵様とコラボしたフェス限定ボトルを制作。