夫婦二人三脚で320匹を保護!
シャディー保護猫ハウス 〜猫と夫婦を救ってほしい〜
「明日のことしか考えない。明後日のことまで考えると倒れてしまうから」

シャディさんのこと

昨夜は岡崎市へトライアルのお宅訪問に行って来ました。

豊橋市からは1時間半ほどかかります。

シャディさんと普段は猫の話でいっぱいいっぱい。

なので他の話をしようと思っていました。

 

シャディさんの了解を得て記載します。

シャディさんはブラジルで7歳の時に母親が12人の子供達を残し出てしまいました。

その時1人子供を連れて行きました。

なのでシャディさんは13人兄妹です。

困った父親はシャディさん達を里子に出します。

驚いたことに日本では考えられませんがあまり幼いと里子には行けません。

何故なら里子に行くということはお手伝いさんとして働くということだからです。

シャディさんは7歳で里子として他の家族の中に入り、午前中は学校、午後からはそこの家族の子供達の面倒、掃除などをさせられたそうです。

11歳になるとまた他の家族に売られ、12歳でまた他の家族に売られたそうです。

父親とは年に3回しか会えず、その度に「家に帰りたい。」と泣きました。

13歳にどうしても我慢出来ず、母親の妹さんの所へ逃げ込みます。

シャディさん、7歳~13歳までの記憶がほとんどありません。

何があったのかさえ思い出せないそうです。

それでもシャディさん、「自分が掃除をしなかったから怒られたんじゃないのかな。」

と自分が悪かったんじゃないのか。と言います。

そう思わないと記憶がよみがえってしまうからでしょうか。

とても辛かったのだと思います。

15歳で男の方と暮らし16歳で長女を出産します。

そして長男も誕生します。

19歳で看護師の資格を取ろうと病院で働きながら学校へ通います。

資格も取りました。

しかし御主人と離婚することになり、生活の為25歳で日本に来ました。

元の御主人は暴力が酷かったそうです。

(現在の優しいご主人とは再婚です。)

 

日本での暮らしも大変です。

やはり外国人だからでしょうか。

不当な扱われ方をすることもあります。

それでもシャディさんあまり相手を責めません。

「自分が外国人だから当たり前。分かってもらえるようもっと努力する。」と言います。

「どうしてそう思うの?」との問いかけに「ずっと外国人だから。」

と言われました。その答えに何も言えませんでした。

 

2度3度とご支援いただいている方々もいます。

シャディさんは言います。

「皆様は神様からの贈り物。」と。

本当に本当にありがとうございます。

またシャディさんの体のこと、心配して下さりありがとうございます。

ヘルニアは今年中には手術する予定です。

 

クラウドファンディング、あと1ヶ月ちょっととなりました。

お願いばかりで申し訳ありません。

拡散して下さるとありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

2018/04/21 10:51