【第2目標を200万円に設定致します】(5/29)
200万円に到達した際には、「障がいのある方が、海に、さらにもう1歩近づきたい!」という想いを
実現するために使用します!!
「活動報告」においてご報告しましたが、5月28日開催のイベントでの須磨・ビーチマット初披露は大盛況でした。
ただ、私たちは「海に入りたい!」という方に向けてビーチマットの他に「ランディーズ」という水陸両用車いすを借りていたのですが、
須磨にあるランディーズは非常に古く、海に思い切って入っていただくには、少し安全性に不安が残ります。
しかし、昨日のイベントにて、「海に入りたい!」という要望がたくさんあることを再確認しました。
そのため、第2目標を200万円に設定し、集まった支援金を、ランディーズを修繕するか、もしくは新たな水陸両用車いすを購入するなど、
海にもう1歩近づき、ビーチを”より安全に、より楽しく”過ごすために活用させていただきます。
支援募集期間もあと22日となりましたが、引き続き、ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。
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【支援期間・目標金額を変更致しました】(4/25)
当初より購入・手配を検討していたメーカーを別のメーカーに変更することで、
購入費用の削減と、輸送スケジュールの短縮を調整することができましたので、
お知らせ致します。
それに伴い、
●目標金額を「200万円→130万円」に変更
●支援期間を「~5月22日まで→~6月20日まで」に変更
上記2点の変更をさせていただきました。
※なお、我々としては、使用実績などから最も重要である「安全性」を含む機能性は
基本的に変わることなく使用できるものと判断しています。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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はじめまして。
私たちは、神戸・須磨ビーチにゆかりのあるメンバー12名が集まって構成された
【須磨・ユニバーサルビーチ推進プロジェクトチーム】です!!
障がい者、ライフセーバー、海の家のオーナー、公務員、報道関係者、サラリーマン、医師、看護師、普段全く異なる職業や立場のメンバーですが、2つの共通点があります。
1つ目は須磨に思い入れがあり須磨の海が好きだ!ということ。
2つ目は、「常識とか既成概念をぶち破りたい!」という想いを持っていることです。
私たちは今回企画したプロジェクトで、
「車いすだと砂浜は進めないから、ビーチに行っても楽しめない」という
『できない』の思い込みを打ち破りたいと思っています。
神戸市民の皆さん、海が好きな皆さん。一度は須磨の海で遊んだことがあると思います。
そんな想いを抱えた方に『楽しめるよ』と伝えるため、
須磨を今よりもっと素敵なビーチにするために、ぜひ力を貸してください。
そして障がい者の皆さん、ご家族の皆さん。海に遊びに行くことを諦めていませんか?
私たちは諦めていません。一緒に、目の前の、砂浜というバリアを打ち破りませんか?
そのために、私たちのチャレンジを見てください。よろしくお願いします。
2016年12月23日。
プロジェクトの初めに、現在の須磨ビーチの状況を調べるため私たちは須磨を訪れました。
まずはJR須磨駅に集合。
改札を出てすぐに目の前に広がる海。広い空と海の景色に気持ちが高まります。海岸を見渡すと駅前のビーチ側には新たにスロープが設置され、海岸沿いの道路は舗装されて、昨年より綺麗になっていました。
しかし、車いすのメンバーが駅からビーチに出ようとすると、ビーチ側(南口)にはエレベータが無いため、反対側(北口)のエレベータを使って地上に下り、車の往来が多いタクシー乗り場を横断し、案内のない路地を通り、踏切を越え、舗装されていない裏道を行くという約500m以上の道のりを経てビーチへ到着します。
その他、現場視察で気づいた課題を一部紹介します。
[ 気づいた課題 ]
・海岸に車いす動線のマップがないく、海岸へ向かうまでのマップもない
・細かい段差、道路の凸凹になっているところが多い(全盲の方は歩くのが怖いのでは?)
・ブロック敷の部分は通行しにくい
・グレーチングの隙間に車いすのキャスターがはまってしまう
・波打ち際まで行ける通路が東の端、1か所しかない
などなど…
須磨の海は、最寄り駅周辺も含め、まだまだユニバーサルビーチと呼ぶにはほど遠く、改善の余地があることがわかりました。自分たちの手で少しずつ、継続的に須磨ビーチやビーチ周辺環境のユニバーサルデザイン化を啓発して進めていこうと、決意を新たにしました。
神戸市は平成29年の主要施策の1つとして、「『ブルーフラッグ(環境・安全等に関する国際認証)』取得に向けた海岸利用状況調査・ごみゼロナビゲーション活動等の実施」を挙げています。
今後、神戸・須磨の海はさらに環境整備に向かっていくことが期待されます。ユニバーサルビーチ実現に向けた追い風をさらに大きなムーブメントにするために、皆さんに私たちの想いを知ってほしい。
車いすの方は経験があるかもしれませんが、砂浜に入ると、細い車いすの車輪が砂浜にズボッとハマって前に進むことがでず、ただ、海岸付近の歩道から海を眺めていることしかできません。
プロジェクトメンバーの一人で、車いすユーザーの木戸俊介がオーストラリア滞在中にビーチに敷かれた1本のマットと出会いました。
このマットが1本あるだけで、車いすの方でも健常者と同じようにこれまで近づけなかった砂浜を進み、日光浴を楽しむことができ、家族と海を楽しんでいる光景を目にしました。
バリアを打ち破った達成感、他の人と同じようにビーチに寝転がり、ビーチを満喫した解放感が合わさり非常に有意義な経験であったと、彼は言います。
それが、今回私たちが導入を目指す“ビーチマット”です。
アメリカやオーストラリアなど欧米諸国(特にビーチスポーツが盛んな街)では、一部導入されています。
私たちも国内で同じようにビーチマットを販売する業者がいないか探しましたが見つかりませんでした。
日本では、ビーチマットを製造・販売しているメーカーはまだないんです。(写真は、オーストラリア・ゴールドコーストにある、ビーチマットの様子です)
日本に無いなら、自分たちで、身の回りのモノを利用しビーチマットを作ろう!
SNSで代用品のアイデアを募ったところ大きな反響となり、たくさんの励ましとアイデアが集まりました。
ここで集まったアイデアを実際に検証するべくプロジェクトメンバーが手分けをして
工事用マットやベニヤ板など、代用品を調達しました。
下記は、いただいたアイデアを厳選し、実際に検証した8案です。
第1案 ヨガマット
第2案 工事用マット(ゴム製)
第3案 工事用厚手マット(プラスチック製)
第4案 工事用硬板(プラスチック製)
第5案 ベニヤ板
第6案 業務用プラスチック製パレット
第7案 手作りの木製はしご
第8案 工事用マット(ゴム製)&ベニヤ板
〔 検証の結果 〕
・柔らかいマット系は砂浜の凸凹を受けて車いすが進めない(ヨガマット、工事用マット)
・かさばって保管できない&重すぎて数十メートル分を設置するのが厳しい(業務用プラスチックパレット)
・シーズンを通して利用できる耐久性があるか未知数(ベニヤ板)
など、どれも、安定感や安全面に不安が残る結果となりました。
検証会の様子はコチラ↓
https://www.youtube.com/watch?v=LVCDCg4NOQk&feature=youtu.be
ここで、木戸が実際に経験したオーストラリアのビーチマットと、今回の様々な代替えアイデアと比較した結果、どれも良いアイデアで有意義なチャレンジでしたが、より丈夫で利便性と安全性に優れたあのビーチマットを須磨の海に導入したいと、今回のクラウドファンディング実施を決断したのです。
もちろん、車いすユーザーは主な対象です。でも、それだけではありません。
ベビーカーを押すご家族、砂浜の歩行が難しい高齢の方やその方を介護するご家族など
今回の情報発信を通して、様々な立場の方からビーチマット実現に向けた賛同の声をいただきました。
また、ビーチのど真ん中を通っていたオーストラリアのビーチマット。
誰もが目につく場所にビーチマットがあるので、みんなが手伝おうと、声をかけてきました。
ビーチマットを通して、私たちはビーチにいるみんなが障がいを知り、体感し、そのうえで1人1人が何ができるのかを改めて考えるキッカケになればと考えています。
そう、この文章を読んでいる目の前のあなたも、ビーチマットの対象者なんです。
ここで私たちのプロジェクトチーム発足に至るまでのビーチマット物語をお伝えします。
それはオーストラリアのバーレイヘッズ(Burleigh Heads)という場所から始まりました。
バーレイヘッズの海、バーレイ・ビーチは、オーストラリアの東海岸、ゴールドコーストに位置するサーファーの愛するビーチとして有名です。
今回のプロジェクトチーム発起人の一人、木戸俊介がたまたま友人とバーレイ・ビーチを訪れたときに目にしたビーチマット。
波打ち際まで自分の車いすで行ける。
健常者と同じように海を楽しむ空間にいる。
自分の中でどこか諦めていたことが、ここでは普通に体験できたことに感動しました。
「これなら日本の海でもできそう!自分の生まれ育ったた街、神戸・須磨の海でビーチマットを導入して、バーレイビーチと同じように海を体験したい!」そう思い立ってすぐに須磨ビーチをよく知る友人に連絡をしました。
そこから想いをつないでいくように人の輪が広がり、立場の違うたくさんの方との出会いがあり、1週間も経たないうちに神戸でプロジェクトチームが出来たのでした。
中でも、須磨ビーチの安全を守る神戸ライフセービングクラブ(神戸LSC)との出会いがプロジェクトの最初の転機となりました。プロジェクト立ち上げに伴い、須磨海岸のことなら神戸LSCにも協力依頼をしてみようとコンタクトをとると、神戸LSCには「日本で唯一の車いすライフセーバー」が活動しており、そのためにも神戸のビーチをユニバーサル化するプロジェクトを同タイミングで立ち上げたところだったのです。
その日本で唯一の車いすライフセーバーが、今回のプロジェクトメンバーの一人である古中信也です。
彼は2003年に頸椎損傷になり、胸から下、腕や指にも麻痺が残る中、心肺蘇生や救護スキルを維持し、今なお現役セーバーとして活躍しています。
「車いすって、みんなに守られるもんだと思ってるでしょ?だから、俺は守る側の立場でいたいと思った」。ライフセーバーとして活動を続ける、彼の信念です。
さらに、神戸LSCとオーストラリアの「Burleigh Headsサーフライフセービングクラブは交流の深い姉妹クラブだったのです。
It’s small world!! この奇跡のような縁に、メンバー全員鳥肌がたちました。
そのバーレイ・ビーチのサーフクラブのメンバーとも、国際電話でアドバイスをもらいながら、プロジェクトを進めています。
障がい者と健常者が、一緒に世の中の常識とか既成概念を覆していきたい。
チームのメンバーそれぞれが力を出し合い協力していくことで、プロジェクトはさらに加速していきました。
【山根 嘉樹(NPO法人 神戸ライフセービングクラブ 代表)】
「海を身近に感じてもらうことで、海を愛する心を育みたい」
神戸ライフセービングクラブは創立22年の、民間のボランティアによる水難救助団体です。
私たちが目指すのは、ライフスタイルとしてのライフセービング、オーストラリアの姉妹クラブBurleigh Headsサーフライフセービングクラブのような、地域密着型のクラブです。
海を愛する心は、海を身近に感じて日常的に利用するところからしか生まれない。願わくは、神戸のビーチが、そして日本中のビーチが、障がいを持つ人や幼い子供を連れたベビーカーのお母さんなど、より多くの人にやさしいビーチとなり、より多くの人に海の持つパワーを感じてもらい、海を愛し慈しみその恩恵を受けてもらえる日が来ますように。皆さんのご協力を、心からお願いいたします。
神戸ライフセービングクラブ 公式ホームページ
【古中信也(日本で唯一の車椅子ライフセーバー)】
「問題なのは障がいではなく、障がいとの接点がないこと」
なぜ、ビーチで車いすを含む障がいがある方を見かけることが少ないのか。海で活動する者として、現状ではまだまだ環境が整っていないと実感する日々。健常者と障がい者、両者の気持ちがわかるライフセーバーとして、どうすれば皆が楽しむことができるのか考え実現に向けて全力を尽くすことが私の責任だと思っています!
【家口佐和子(看護師)】
「海に出かける選択肢すらない人たちがいる」
私が以前病院で出会った患者さんのご家族で、車いすユーザーのお兄ちゃんを持つ男の子は「(海に行ってもお兄ちゃんが楽しめないので)『海に行きたい!』と言わないよう我慢してきた」という男の子もいました。障がいがあり、海に行くことを諦めている方や、そのご家族が、須磨ビーチを満喫している様子を想像すると、なんとかビーチマットを実現したいと強く思います。
【木戸俊介(Re:Walk Project)】
「目の前のバリアを打ち破る感動を共有したい」
障がい者にとって「できないコトが可能になることは想像以上の勇気を与えてくれます。
僕も初めてビーチマットと出会い、ビーチ上を滑走できた時は1つのバリアを破った解放感のような感動がそこにありました。ビーチマットを導入することで、障がい者やご家族とこの感動を共有できるよう、必ず実現したいと思っています!
ビーチマットは、現状では日本製がなく、海外から取り寄せが必要となるので、輸送費も必要となります。今回ご支援いただいた費用は、輸送費や管理・運営費を含め、ビーチマットの設置に関わる費用にそのすべてを使わせていただきます。
「“みんな”でつくる須磨・ユニバーサルビーチ」のテーマに則り、お返しは支援者の皆さんのお名前がプリントされたオリジナルTシャツプレゼントプラン(8,000円)や、ビーチマット利用者の笑顔を集めたオリジナルポストカードプラン(6,000円)などをご用意しました!
今年の夏、是非須磨ビーチにいらしてください。
プロジェクトメンバーはじめ、ライフセーバーが各所におります。そして、きっとビーチマットを導入し、それを利用した様々なユニバーサル化の試みを行っている姿を見ていただけますように。
近い将来、「須磨ビーチ?ああ、ユニバーサルビーチのね!」って言われるような“真のユニバーサルビーチ”を目指して、活動していきたいと思っていますので、皆様、ご支援と情報拡散のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、「須磨から日本全国へ」。
私たちは、「須磨ビーチのユニバーサル化」の推進を進めながら、今回のビーチマットの設置や運用のノウハウを、他の海水浴場・ビーチと連携・情報共有しながら日本全国のビーチの「ユニバーサルビーチ化を目指して活動していきます。
是非、私たちと一緒に初めの一歩を踏み出しましょう!!
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
※このプランはTシャツはもらえませんのでご注意ください
・プロジェクトメンバーからの心をこめたお礼のお手紙
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
※このプランはTシャツはもらえませんのでご注意ください
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
※このプランはTシャツはもらえませんのでご注意ください
・ビーチマット利用者の笑顔を集めたオリジナルポストカード(1枚)をプレゼント
※お届けは夏シーズン終了後になります
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
※このプランはTシャツはもらえませんのでご注意ください
・須磨ビーチで開催するヨガ教室へご招待
※日時は追ってご案内します
※重度のヘルニア、臨月または終期の妊婦様、心臓疾患、手首や足首をおケガされている方のご参加はご遠慮頂いております
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
・プロジェクトオリジナルTシャツ(1枚)をプレゼント
※サイズをS,M,L,XLからお選びください
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※名前は支援登録時の名前が反映されますのでご注意ください(ご登録いただく名前は本名ではなくニックネームなどでも構いません)
・プロジェクトオリジナルTシャツ(1枚)をプレゼント
※サイズをS,M,L,XLからお選びください
・ビーチマット利用者の笑顔を集めたオリジナルポストカード(1枚)をプレゼント
※お届けは夏シーズン終了後になります
・プロジェクトチームからの心をこめたお礼のメール
・オリジナルTシャツにあなたのお名前掲載
※個人の名前よりも視認性の高い大きさにて掲載させていただきます
※1色刷りのロゴ限定となりますのでご了承ください
・プロジェクトオリジナルTシャツ(5枚)をプレゼント
※サイズをS,M,L,XLからお選びください
・ビーチマット利用者の笑顔を集めたオリジナルポストカード(5枚)をプレゼント
※お届けは夏シーズン終了後になります