もしものとき、家族だからこそ残したい。
ペットを守る「エンディングノート」

内容のご紹介 ラスト

さてノートの内容紹介の続きをいきたいと思います。

前回同様、挿し絵もまだ入っていなくてデザインも編集前で

見栄えがあまりよくありませんがご了承ください^^;

 

さて、いよいよ自分に何かあった時のための内容です。

これだけはやめてほしい!ということ。

これは、この人には引き取ってほしくないという具体的な相手がいたり

他の動物が苦手なので、多頭飼いはやめてほしいとかあると思います。

これは、いろんな方に意見を伺っていて必要で入れることにしました。

やめてほしいな、と思うことなら何でも記入してください。

 

そして、新しい飼い主さんのこと。

まずは具体的に決まっている場合。

お名前、関係、連絡先。

引き取ってもらう承諾を取っているのかどうか。

飼育費用を用意している場合と、していない場合があると思います。

病気などの有無や、相手の方との関係によっても変わるかもしれません。

後からまた出てきますが、ペット信託®に加入している場合もあります。

そこも、書いて残すのと、決まっていれば話しておく必要があります。

 

個人的に頼む以外の方法もあります。

例えば、老犬ホーム。

老犬とうい名前だけど、犬以外にも預かってくれるところもあります。

事前に申し込んでおくことができるホームもありますので、万が一の時にはそちらに託すことができます。

ホームによって契約方法が異なる場合もありますので、確認してみてください。

 

それ以外、というのは「特定の個人」でも「ホーム」でもない場合です。

もしかしたら動物病院かもしれないし、どこかの保護団体かもしれない。

いろいろなことが考えられると思います。

そちらの名前、連絡先、それ以外に書いておきたいことを記載しておきます。


ペット信託®とは、飼い主がペットと暮らせなくなった場合(例えば、入院・入所・死亡など)

に備えてあらかじめ財産とペットを信頼できる人や団体に託し、
自分が適切に飼うことができなくなってしまった時は、
その財産でペットが幸せな生涯を送ることができるように契約を結び書面に残しておくものです。

ペットのための保険金のようなイメージでしょうか。

詳しくはぜひこちらをごらんください。

ファミリーアニマル支援協会HP

http://fasa-animal.or.jp/

 

そして、ペットが亡くなったら。

新しい飼い主が誰かによって変わります。

家族間であれば、「同じお墓に入りたい」と思うかもしれないし

庭に埋めて欲しいかもしれない。

そのご家庭のペットのお墓があるかもしれない。

家族以外が引き取ったのであれば、新しい飼い主さんに任せることがほとんどだと思います。

お墓があれば、お金がかかることもあるのでそこも決めておきます。

 

決めておくことはここまでです。

編集などがこれからなので、変わるかもしれません。

ご自分でノートを作っていた方が、病院での検査記録を貼り付けていました。

検査結果はまとめておきましょう。と、思っていたけど貼るのもいいなと思いました。

もしかしたら増やすかもしれません。

 

そして、付録です。

うちのこを助けてくださいカード。

出先で事故に遭ったり、急病になった時に家で留守番をしているペットはどうなってしまうのか。

というところから作りました。

気づいてもらえなくてお腹を空かせて待ち続け、最悪は…

ということが時々ニュースになります。

書き込んでお財布や免許証入れに入れておけば、身元確認の時に気付いてもらえる。

そして、このカードにノートの置き場所も書いておき、ノートを見てどうしてほしいかが伝わる。

ぜひお持ちください。

 

本当はこのカードも、ノートも、「エンディングノート」としてではなく

「わがこの記録ノート」として使ってもらえたらと思います。

どうにもならないできごともあるけれど、わがこの最期を見送れるのは

飼い主である自分たちしかいません。

「エンディングノートを用意してたけど、このこが先に旅立ったね」

となってほしいです。

保険として、ホテルやシッターに頼む時のために、成長記録として使っていただけると嬉しいです。

 

内容紹介はこれで終わります。

お読みいただきありがとうございました。

 

2016/11/02 12:11