音できらめくLEDキャンドルライト Kvel は、一般販売中です。以下のURLをご覧ください。http://oxoxo.me/kvel/
こんにちは、ゼロバイゼロの飯田と申します。
ゼロバイゼロはアート作品を制作しているチームです。
私たちの作品では、人間が美しさ、神秘性を感じる自然物の動きを、シンプルな仕組みによって再現することに挑戦しています。
メンバーは皆、大学を卒業後、企業に勤務する傍ら、2008年ころから制作活動をはじめて、全国各地でインスタレーション・アート作品を展示してきました。
メンバーは建築、デザイン、電気設計、ソフトウェアなど様々な領域のスペシャリストでもあります。その技術を活かしつつも、技術を感じさせず、誰にでも楽しんでもらえる作品を心がけています。
そんなゼロバイゼロは、LEDキャンドルライトに着目しました。
ロウソクのキャンドルライトを使用している方は多いですが、火事や火傷のリスクがあり、またロウによる汚れもあります。
最近は、LEDを使ったキャンドルライトが増えてきましたが、ロウソクの火ような美しい光を演出するライトは無いため、ゼロバイゼロの、音楽を可視化する技術を利用して実現しようと考え、Kvelを開発することにしました。
Kvel [クベル]は、音楽にあわせてきらめくキャンドルライト。
スティック形状をしており、お好きなグラスにいれれば、周囲の音を拾って光のきらめきに変換します。独自開発した、デジタル回路を廃した、フルアナログ回路によって、音楽、人の声、環境音が、ロウソクの火のようにリアルであたたかい光のきらめきへと変換されます。
乾電池駆動で、1日6時間の利用でおよそ1週間程度使うことができます。キャンプや野外フェスのテントで音楽を楽しむ時にも最適です。
先端部分のみですが防水性があります。シャンパンなどと合わせて使うと、美しい泡のキャンドルになります。
未使用時のデザインも大切に設計しました。電源をOFFにしたときは、シンプルなシルバーの筒です。電源をONにすると筒の中から光が灯り始めます。
Kveはこれまでのキャンドルと使い方が少し異なります。
1.グラスを選ぶ
Kvelはグラスに入れて楽しみます。キャンドルホルダーはもちろん、ウイスキーグラスやシャンパングラス、花瓶や空きボトルなど、個々のグラスが持つ美しい光の模様を楽しむことができます。家に眠っている江戸切子、琉球ガラスなども、美しいキャンドルライトとして蘇ります。その日の気分やシーンに合わせてお選びください。
2.Kvelを入れる
Kvelは非常に小さな光源を採用しており、他の照明よりもグラスの模様をクリアに映し出します。ゆっくり動かすと、光の模様はまるで万華鏡のようにダイナミックに変化します。
3.音楽を再生
Kvelは、音楽との相性が抜群です。音楽を可視化し、臨場感を際立たせます。ジャズバーでのライブの音にはもちろん、家で小さめの音量で聴く場合も設定不要でお使いいただけます。音楽ジャンルも問いません。音楽が無い場所でもお使いいただけます。周りの環境音が、ロウソクのように自然で温かな光を生み出します。
* 自宅・リビングで
リビングや寝室などで、お好みのグラスに入れてお使いください。
Kvelは、外側の筒部分が防水のため、生花の入ったグラスに入れることも可能です。さらに、シャンパンや炭酸水にいれれば、泡の繊細な輝きをお楽しみ頂けます。
* レストラン、バーで
Kvelは、どんな音楽にも反応するので、ライブハウスやクラブのキャンドルとしても最適です。ロウソクのキャンドルライトよりもクリーンで安全。しかも、既存のLEDキャンドルライトでは得られないきらめきをお楽しみ頂けます。ウェディングパーティーなどのイベントのサプライズにもどうぞ。
* アウトドア・グランピング
Kvelは、スティック形状で持ち運びやすく、単4乾電池で動作するため、キャンプやグランピング、野外フェスのテントを盛り上げるキャンドルとしても最適です。
自宅で楽しめる光のアート
部屋の明かりを落としてKvelをグラスに入れれば、ダイナミックで神秘的な光の模様が広がります。音と光のアートを自宅のリビングでお楽しみ頂けます。
音の呼吸にあわせてゆらゆらゆれる光に癒されます。光や水や風を想起させるアンビエントが美しい音楽と、その音楽を温かくやわらかく鳴らすことのできるスピーカー、そしてこのKevlをあわせて、自宅での穏やかな時間の過ごし方を御提案致します。
BANG & OLUFSEN JAPAN
岩永 真
ひと時の安らぎを感じる瞬間・・・
それは、ゆったりとした空間で、美味しいカクテルや食事を楽しみながら、静かに音楽が流れ、自然と会話が弾む瞬間。
Kvelはスタイリッシュな空間を演出する情緒性と、音楽や会話に合わせて暖かい光がゆらめく機能性を兼ねそろえ、ひと時の安らぎを提供するレストランやバー等ナイトシーンで広く受け入れられる商品になると思います。
BACARDI JAPAN マーケティング本部、ブランドマネージャー
島田 英明
この一瞬を演出する、特別な灯り。
音と合わせて光を”体感”し、より自由に灯りを”感じる”ことが可能になる。自分だけのプライベート空間、仲間で集う時間をより豪華に演出。また、グランピングの楽しさをリュクスにワンランクアップさせる、センスフルなアイテムです。
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
野口 耕平
音を可視化する作品を数多く発表してきた彼らの作品を、自宅のリビングでランプとして楽しめるって贅沢なことだと思います。
ワタリウム美術館 オン・サンデーズ
岩本 光悦
テクノロジーが密やかにひとの感性に寄り添うのは素晴らしく思う。
六甲オルゴールミュージアム館長
六甲ミーツ・アート芸術散歩2016キュレーター
高見澤 清隆
日常の何気なさに眠る魅力を次々と目覚ませるゼロバイゼロ。彼らの閃光のようなセンスが生み出した新作「Kvel」は、色のない時さえも夢世界へと奏でる不思議なメタモルフォーゼを楽しめそうです。
神戸ビエンナーレ・アーティスティックディレクター
大森 正夫
まるで呼吸をする様に、瞬きをする様に、投げかけられた音に、ゆらめく光で答えてくれるKvel。いつだってゼロバイゼロの作品は私をドキドキさせる。グラスの中で今、Kvelは単なる音と光のインスタレーションでは終わらない、あたたかな煌めきを放ち始める。
作曲家・ピアニスト
Shezoo
FABを当然の手段として使いこなすゼロバイゼロは、大きな空間と機材を必要とした自らの光と音の作品をほんの小さなペンサイズに収めてしまった。凝縮されたアート体験をゆっくりと楽しみたい。
FabCafe Tokyo
岩岡 孝太郎
Kvel、一番の魅力は、音楽に合わせてきらめく光。
キャンドルと同等の温かさを最先端のテクノロジーで再現されています。Kvelの可能性は、Kvelを使う私達次第で無限の可能性を秘めています。音楽を変え、グラスを変え、空間を変え、人を変えてさまざまなシーンで、それぞれの価値観でKvelをお楽しみください。
WIRED TOKYO 1999
佐々木 大輔
閃光 (徳島LEDアートフェスティバル2013, 六本木アートナイト2014)
アート体験をより身近なものにしたい
ゼロバイゼロは、千葉大学の現代アートサークル出身のメンバーが主体となり2008年に結成し、六本木アートナイトや六甲ミーツ・アート、神戸ビエンナーレ、徳島LEDアートフェスティバルなど様々な展示会において、光、水、風、音などの自然物の美しさ、神秘性を再発見させるインスタレーションアートを展示してきました。
その中で感じてきたこととして、インスタレーションは表現の自由度があるものの、展示期間や場所が決まっているため、当然見に来られない方も非常に多くいることです。展示期間終了後に「見たかった」と惜しまれることも多々ありました。そういう背景もあり、ゼロバイゼロは、インスタレーションアート作品を、小型化し、世界中の人々に気軽に体験してもらえるような商品を作りたいと考えました。その考えのもとで最初に着手したのがKvelです。
Kvel着想の原点は2011年の神戸ビエンナーレで展示した Brilliant Noise という作品です。
この作品では、神戸・元町高架下商店街にあるスケルトン空間に、63個の電球をグリッド上に吊るし、上を走る電車の音、商店街の人々の声などに合わせて光を明滅させることで、神戸の活動を可視化することを試みました。会期中、作品をライブスペースとして開放し、ミュージシャンによるライブなども実施し、好評を頂きました。ここで得た音を光で可視化する体験の魅力を小型化しようと、2014年夏頃から市場調査や開発検討を進めてきました。
より安全で美しく輝くキャンドルが欲しい
レストランやバー、自宅などではロウソクのキャンドルが広く利用されています。ロウソクのきらめきは非常に繊細で美しいのですが、火事のリスクがあり、またロウが溶けて容器が汚れてしまいます。また、ロウソクは消耗品で、日々購入するコストも無視できません。
最近では安全なLEDのキャンドルライトも普及し始めていますが、デジタル制御されており、決められたパターンでチカチカと点滅するものが殆どで、ロウソクのような自然なきらめきはありません。そこでゼロバイゼロでは、周囲の音を利用し光に変換することで、LEDキャンドルライトの便利さと、ロウソクの火の美しさの両立を試みたいと考えました。
・オーディオ技術を照明に
Kvelは、ゼロバイゼロのオーディオ機器の開発経験が豊富なエンジニアによって独自に開発したフル・アナログ回路で構成されており、デジタルクロックは一切存在しません。これにより既存のLEDライトでは表現できない、レコードや真空管アンプなどを連想させる温かみのあるきらめきを実現します。
回路は、オーディオレベルの低ノイズな設計を追求。大容量コンデンサ、低ノイズ電源IC、オーディオ用コンデンサマイクなどを採用し、わずかな音の変化も忠実に光に変換します。
また、オーディオ用のAGC(オートゲインコントロール)ICを採用することで、家で小さな音で聞く場合はもちろん、ジャズバーなどの大きな音量で聞く場合でも楽しむことができます。音楽を聴覚だけでなく、視覚的にも楽しむことで、臨場感をより感じられることでしょう。
・グラスにきらめきをあたえる
キャンドルの既成概念に囚われることなく、これまでのようなロウソクを模したLEDキャンドルとは全く異なる、シンプルなスティック状のデザインを採用。
筒の表面にハーフミラーコーティングを施すことで、一見シンプルなシルバーのスティックですが、点灯すると光源が浮き出る神秘的なデザインです。お好きなグラスに入れることで、グラスの形状によって様々な光の模様をお楽しみ頂けます。
Kvelは、日本製のLEDを採用。あたたかみのある光を演出するとともに、それぞれのグラスの特長を最大限に際立たせ、光のアート作品へと昇華させます。
職人によるハンドメイドガラスを製造販売するSGHR スガハラとのコラボレーションにより、Kvelの光をより楽しんで頂けるグラスとセットで提供します。ハンドメイドガラスの温もりは、Kvelのあたたかい光をさらに際立たせます。
今回、SGHRスガハラの全面協力の下、Kvelのためだけにデザインされた、SGHRオリジナルグラスとセットのプランを特別にご用意しました。 Kvelの口径に合わせた仕様を実現、Kvelの光の拡散に最適な表面デザインを表現するために、幾度にもわたる試作試行を重ねて参りました。グラスをお手持ちでない場合でも、お手元に届いたその日から、Kvelが紡ぎ出す光の世界をお楽しみ頂けます。
※最終仕様変更になる場合も御座いますので御了承下さい。
<ドリンクグラス セット>
2種類のドリンクグラスと、Kvel2本のセットです。ドリンクグラスとしてもお使いいただけます。
1.つづみ 鼓形グラス
日本の伝統的な楽器の鼓をイメージしたコップ。飲み物以外にも花器としてもご使用いただけます。
カラー:格子ライン・クリアー
サイズ:84×105H・ 230ml
2.エンタシス
古代建築の柱をイメージさせるような縦のラインを施したグラス。
カラー:クリアー
サイズ:60×116H
<フラワーベース セット>
2種類のフラワーベース(花器)と、Kvel2本のセットです。一輪挿しのフラワーベースとしてもお使いいただけます。
1.ボタン
このシンプルで美しいフォルム、そして主張しすぎないラインがお花の美しさをサポートします。
カラー:クリアー/モール
サイズ:30/80×80H
2.フィオラ グリッドボール花器
テーブルを明るく、かわいく演出するフラワーベースです。
プレゼントにも喜ばれます。
カラー:クリアー
サイズ:32/100×95H
千葉県の九十九里に工場を構え、職人の手により生み出されるそのフォルムは、デザインという言葉を超え、私たちの心の深層を刺激する強さがあります。
無限の可能性を秘めた灼熱の液体であるガラスの新しい可能性を求め、日々挑戦し続けている意欲盛んな職人たち。何よりも自分たちが心から美しい、楽しい、面白いと思う姿を思い描きながら、ガラスと真摯に向き合い、経験と偶然が織りなすフォルムがガラスに命を与えます。
唯一あるテーマは、「普段の生活を豊かにする」モノをつくること。特別な記念日にしか使わない高級品も良いけれど、豪華に大切に眺める美術品も良いけれど、使ってもらえるモノをつくる。これが彼らがずっと共通で持っているテーマです。
Kvelの繊細なきらめきの美しさは、残念ながら写真や動画では十分にお伝え出来ません。以下の店舗・イベントにて展示予定ですので、ぜひお立ち寄りください。
TSUTAYA
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のバックアップの下、SHIBUYA TSUTAYA 7F「SHELFE67 WIRED CAFE」にて展示中。
Bacardi ボンベイ・サファイア
「Kvel」を体感できるイベント、ボンベイ・サファイア「Blue Art」開催
8月14日(日)~8月28日(日)2週間の間、プレミアムジンの「ボンベイ・サファイア」の青の世界を楽しむ「blue art」とコラボレーションし、音楽とお酒とともにキャンドルライト「Kvel」を楽しむイベントをSHIBUYA TSUTAYA SHELF67内の「SHELF67 WIRED CAFÉ」(渋谷TSUTAYA 6/7F 東京都渋谷区宇田川町21-6)にて開催。
その他、ミュージアムショップ等での展示も計画しております
2016年6月 試作完了
2016年7月 金型製作開始
2016年9月 量産開始
2016年10月末 出荷開始
品名 | Kvel |
寸法 | 直径 15mm, 長さ 190mm |
主な材質 | プラスチック |
色 | シルバー |
電池 | 単4乾電池 2本(充電池も利用可) |
※仕様は開発都合により一部変更する可能性があります。
Q. 防水ですか?
A. 完全防水ではありません。筒部分のみ防水ですが、中に水が入らないようにご注意ください。
Q. バッテリーは充電式ですか?
A. いいえ。単4乾電池で動作します。充電池はお使いいただけます。
Q. 電池の持ちは?
A. 1日6時間の使用で、1週間程度ご利用いただけます。電池の種類や音環境によって増減します。
Q. 日本製ですか??
A. 日本製です。設計は東京都大田区、組立は静岡県湖西市でおこなっています。
Q. 色は変えられますか?
A. 変えられませんが、グラスの色を変えることで、様々な色合いを楽しむことができます。
Q. 音が鳴らないと消灯しますか?
A. いいえ。無音の環境でも弱く光り続けます。また、僅かな音にも反応しきらめきます。
プロジェクトが成功しましたら、その資金を活用し、量産化を進め、今年のクリスマスまでには多くの人々に体験を提供できるように活動を進めて行きたいと考えています。
さらに、このプロダクトを足がかりに、ゼロバイゼロの目標である、自然物の美しさを際立たせる様々なプロダクトの開発を進めていきたいと考えています。
皆さま、ぜひゼロバイゼロの挑戦を応援してください!
ゼロバイゼロ
インスタレーションやプロダクトを企画・制作するクリエイター集団。2008年夏より活動を開始し、水、光、風、音などをテクノロジーと掛けあわせ、自然現象がもつ神秘性・美しさを際立たせる作品を多数制作。主な展示として、ミラノサローネ, 六本木アートナイト, 神戸ビエンナーレなどがある。テレビ番組やPVなどのアートディレクションもおこなう。
メンバーは、飯田起弘(企画・全体設計)、駒橋透(デザイナー)、鈴木翔悟(電気エンジニア)。Kvelの開発には3名に加え、メカエンジニア、プロダクトデザイナー、エディトリアルデザイナー、フォトグラファー、知財担当、プロモーターなど、多くの支援メンバーによって成り立っている。
http://oxoxo.me
・メンバー
飯田起弘(ディレクター)
駒橋透(デザイナー)
鈴木翔悟(電気エンジニア)
・サポーター
大塚侑(プロダクトデザイナー)
藤澤慶一(メカニカルエンジニア)
佐々木未来也(グラフィックデザイナー)
渡邉美賀 (アートディレクター)
清水未来 (セールスサポーター)
他、多くの方々にサポート頂いております。
主な経歴・受賞歴
・2008/08 ゼロバイゼロ結成
・2011/02 TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL 出演 ( 東京都 トーキョーワンダーサイト渋谷 )
・2011/06 グランシップ アートコンペ2011 グランシップ賞受賞 ( 静岡県 グランシップ )
・2011/10 神戸ビエンナーレ2011 特別賞 (兵庫県 神戸ハーバーランド)
・2011/11 おおさかカンヴァス推進事業2011出展 (大阪府 咲洲府庁舎)
・2012/03 Roooots 名産品リデザインプロジェクト 2012 入選 (新潟県 越後妻有)
・2013/04 徳島LEDアートフェスティバル2013 出展 (徳島県徳島市)
・2014/04 六本木アートナイト2014 (東京都 六本木ヒルズ)
・2015/04 TOKYO DESIGN WEEK in Milano (ミラノサローネ国際総合見本市)
・2015/10 神戸ビエンナーレ2015 招待作家展 (兵庫県 神戸市 東遊園地)
・2016/04 ミラノサローネ サテリテ出展
音できらめくLEDキャンドルライト Kvel は、一般販売中です。以下のURLをご覧ください。http://oxoxo.me/kvel/