こんにちは、another life.運営事務局の島田です。
去る7月10日(日)に、応援プラン(5000円)にご支援いただいた方へのリターンとなります達成イベント「another life. Thanks!! party 〜いま、想いを伝えるとき〜」を開催しました。
ご参加くださった皆さま、貴重なお時間をありがとうございました。
簡単になりますが、イベントの報告をいたします!
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会場は、京橋駅直結の、イトーキイノベーションセンターSYNQAをお借りました。とても綺麗で、居心地の良い空間です。
日曜日にもかかわらず、会場をお貸しくださりありがとうございました。
オープンは11:15。セッション開始前から会場は大盛り上がり。
12:00を少し過ぎた頃、弊社代表新條の挨拶でスタート。
オープニングのセッションは、板越ジョージさんによる「クラウドファンディングの専門家から見たanother life.のチャレンジ」。
今回のanother life.の挑戦が、専門家の目からどのように映っていたのかお聞きしました。
”クラウドファンディングの成功に必要なのは、セオリーが2割、情熱が8割。アナザーライフがクラウドファンディングをやると聞いて、内容や支援単価の高さから、最初は成功すると思えなかった。ただ、彼らは、僕のアドバイスに従ってセオリーに基づいたリターンの設計やサイトの改善を素早く行っていた。さらに、メンバーが情熱を持って頑張ったことで、周りの人の気持を動かし、目標金額を達成した。そう考えます。”
そのまま乾杯へ。GREEN FUNDING by T-SITEを運営する、沼田健彦さんにご挨拶いただきました。
”今朝、参議院選挙に行って来ましたが、選挙とクラウドファンディングって近いなと思います。自分たちの想いをしっかり届けていくことで、票や支援で返ってくる。ここにいる方は、私も含めてアナザーライフのファンです。”
その後も、歓談を交えながら様々なセッションを行いました。
KURANDさんから協賛いただいた。日本酒や果実酒。
特別ゲストとしてsoarの編集長、工藤瑞穂さんをお招きしたセッション「soar × another life. 〜想いを伝えるということ〜」では、ウェブメディアとして情報を発信することを通じて、どのような未来を実現したいか伺いました。
”soarの記事は、1万文字から1万5千文字程度と、WEBメディアの中ではかなり長い方ですが、平均滞在時間は7分近く、しっかりと読んでもらえていると感じています。その情報を必要としている人に、具体的で実践的なことを伝えるために記事の文量を多くしています。マイノリティの人たちにとって、情報があるかないかは、大げさではなく死活問題です。そういう意味で、取り上げる内容の信憑性や、読んだ人にどれだけ価値がある情報なのかということに、とてもこだわっています。”
続いては、大企業からイノベーションを起こす目黒友佳さん、ミュージシャンであり美容家である田村貴博さん、スタートアップ経営者の今西良光さんによるパネルディスカッション。
「のろしを上げよ 〜挑戦者が語る、ストーリーを通した想いの伝え方〜」自分の過去も含めてやりたいことをストーリーとして人に伝える大切さ、想いの伝え方を語っていただきました。
”スタートアップ経営者の仕事は、ストーリーを語ること。資本も実績もないところからメンバーを巻き込み、お客さんに商品を買ってもらうためには、経営者が「何でそれをやっているか」を語れることがとても大事です。”
”私は、何をするときにも、「Why me?」「 Why we?」「 Why now?」という問いかけを大切にしています。特に、「何で自分がこれに取り組むのか?」を語れないと周りを巻き込めません。常に、自分のストーリーとして語ることを意識しています。”
”私はビジュアル系のミュージシャンだったので、ある時まではお客さんの前で「理想の自分」を演じていました。ある時、繕った自分ではなく、ありのままをさらけ出した自分を出すと、一気にファンが減りました。しかし、次第に一度離れたファンは戻ってきてくれましたし、ファンとの心の距離がそれまでよりもぐっと縮まりました。自分のことを語るのは、私にとっては自分を浄化するような感覚でした。”
会も終盤に差し掛かり、医療福祉のNPO「Ubdobe」を運営する岡勇樹さんによる「another life.で見つけた僕の原点」。
取材を受けたり講演会を開くことが多数ある岡さんが、another life.でインタビューを受けて見つけたものとは。
”インタビューを受けた時、最初はテンションが低かったんですけど、30分位経った時には、泣きそうになっていました。普段のインタビューなら話さないような、自分の深い部分を話していて。それが、新條くんのインタビューのスキルです。”
”昔の話をしているうちに、考古学をやりたかったことを思い出して。インタビューがきっかけでその気持ちが再燃しました。それで、2020年までに今のNPOの体制を引き継いで、発掘しに行くと決めました。アナザーライフでインタビューを受けて、人生が変わりました。”
ラストセッションは、外科医の中山祐次郎さんにご登壇いただきました。「死と向き合い続ける外科医が語る、生と死」
”今年の年末で目が見えなくなるとしたら、何を見たいですか?あと1ヶ月で目が見えなくなるとしたら、何を見たいですか?明日目が見えなくなるとしたら、何を見たいですか?ふたつだけ思い描いてください。意外と難しいですよね。でも、いつ死ぬか分からないと思って、今を一生懸命生きて欲しいんです。”
”良い人生とは「いつ死んでも後悔する人生」ではないでしょうか?夢中になれることがあって「今だけは死にたくない」と思って一生懸命過ごしている時に、「もう、いいんですよ」と肩を叩かれる日がやって来る。そんな人生を送れるように、自分が夢中になれる、本当にやりたいことを見つけてください。”
閉会前に、サプライズゲストの濱松誠さんご登壇。今回クラウドファンディングさせていただいた「想いを伝えるギフト」の実際の利用者として感想を頂きました。
”育ててくれた感謝を伝えたくて、母には兄弟3人でこれまでもいろんなギフトをあげてきました。今年は何をあげようかと考えている時に、アナザーライフが「人生を本にしてくれるサービス」を始めると知り、これしかないと思って母に贈っりました。母は最初は自分の本を作るなんて、と照れていましたが、最終的にはとても喜んでくれました。まさに、世界に一つだけしかない贈り物になりました。”
映像を視聴いただいた後は、記念撮影をして閉会。ありがとうございました!
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あっという間の3時間でした。お越しいただいたみなさま、登壇いただいたみなさま、あらためてありがとうございました!
※イベントに参加できなかった方には、別途リターンをご用意させていただきますので、少々おまちください。