フィリピン少数民族の竹楽器職人たちと歩んだ
3年間の挑戦と学びの軌跡をエッセイ&作品集(CD付)として出版したい

私たちがクラウドファンディングで本つくりに挑戦する理由

おはようございます!EDAYA代表の山下彩香です。

今日はどうして、本つくりをクラウドファンディングで挑戦しているのか、について私なりの思いを書いてみたいと思います。

本を作りたい、というと、何かとても個人的なことのように聞こえて、それなら自分たちのお金で作ればいいじゃない、という声も聞こえてきそうなのだけれど、私の意図はちょっと違うところにあります。クラウドファンディングという、みなの応援を求めるような形をあえて選び、本を作るというプロセスの段階からインタラクティブな関係性を未来の読者層の人たちと創り出すという在り方そのものが、ひとつのムーブメント、あるいは”作品”として成り立ちうるかの実験で、それにあえて挑戦するのがEDAYAのあるべき姿だと思っている、ということなのかなと。

まだ100%言葉にしきれないのですが、アートのコンテキストで、例えば、インスタレーションが、見てもらうものから来場者と共に作り上げる、関係性を問うことを意図する、というようなことは増えてきていると思って(それは時代がそういう方向に動いているのだと思う)、触れること、関わることで、これまでは「見る側」だった人が「当事者」になるということで生まれる感情そのものが、その「場」の存在と共に、ひとつのアートを形成し、そういった動的でインタラクティブな在り方を提供されることに後押しされて、自分の頭で考える、自分の真の気持ちを再考するということが、初めて可能になるのではないのかと。

私は今回の本が「読まれる」本になってはいけないと思っています。そこから何かが「生まれる」ための素材が散らばっている、そんな本にならなければと。自分たちが表現したいことを表現するというよりは、応援してくださった方たちのことを思い浮かべながら、この本から何か議論が始まる、応援してくださった方の未来に変化が生まれる、といった、EDAYA - 本 - 応援してくださる方の関係性を一方通行にとどめない仕組みを本に盛り込んでいきたいなと。

これまで私たちが様々な経験を経て感じてきた疑問、たとえば、伝統をデザインする時にどんなことに配慮したのか、ローカルコミュニティにとってのどういったインパクトを考えてプロジェクトを設計してきたかなどは、きっと本のひとつのコンテンツになると思っていて、でもこれは、エシカルやフェアトレード、さらには、途上国でのBOPビジネスや国際開発プロジェクト、あるいは国際的なアートプロジェクトに携わる方が広く持つ疑問だと思います。それで、本の中で私たちは、私たちなりの姿勢、視点を紹介するけれど、それに対してどう思うか、その先に何を生み出せるかの議論を、本から出発して応援して下さった方と実際に繰り広げられるような設計にしたいなぁと。

今回のクラウドファンディングでは、1万円応援いただくと、製作した本がお手元に届きます。(他にもステッカーなどもついてます!)150万円が目標なので、ざっくり150人。少なくとも、この150人の人生に何らかの変化は生み出せる、そんな本は作りたいです。一人一人への深いインパクトを生み出したい、そんな本を目指します!

挑戦の締切まで残り25日になりました。All or Nothingのクラウドファンディングなので、150万円に満たないと挑戦そのものが実現できなくなってしまいます。ぜひ、私たちと一緒に面白くて深い、そんな未来を作り出したいみなさんからの応援、待ってます。よろしくお願いいたします。

▼詳細は下記ページをご覧ください。

https://greenfunding.jp/lab/projects/1242

2015/08/07 08:42