これまでの写真という概念は
科学の進化と人間の意識によって変貌しつつある
〜写真家 所幸則のアインシュタインロマン〜

7歳の娘とつくる新作【お散歩ジャンプ】写真集のクラウドファンディングがスタートしました

昨年、写真集【アインシュタインロマン】の制作プロジェクトにご参加くださった皆さま。ありがとうございました。
 
お陰さまで、写真集【アインシュタインロマン】は、Amazonにてベストセラー賞にも選出され、芥川賞受賞作家である吉田修一さんの長編小説「橋を渡る」の装丁にもなりました。
 
 
すでに僕のFacebookを見てご存知の人もいると思いますが、新作シリーズ【お散歩ジャンプ】の写真集制作のためのクラウドファンディングをスタートしました。https://greenfunding.jp/lab/projects/1594
(今回は海外の方向けに英語ページもご用意しております。https://greenfunding.jp/lab/projects/1594/activities/3337
 
今回は、娘との共作。そして僕の故郷 香川県(高松)の街中で撮影したものがほとんどです。
 
 
現在、五反田にあるビストロ「MIMOZA」にて一部展示しているので、ぜひ実物も見て頂けたら嬉しいです。(2016年7月31日(日)まで。)
◉MIMOZA(ミモザ)
東京都品川区西五反田3-8-3 町原ビル1F
03-6431-9960
[平日] 11:30~15:00 18:00~23:00
[土・日・祝] 12:00~16:00 18:00〜22:00
月曜日定休

 
新作シリーズ【お散歩ジャンプ】の写真集は、ファインアートの写真集史上、最高に可愛くて切ない、プレゼントしたくなるような写真集に仕上げたいと思っています。みなさんシェアなどして、是非スタートダッシュに協力お願いします。
 
 

いい光を見つけたらジャンプしよう!これが娘と交わした合言葉。
 
僕には7歳になる娘がいるんだけど、
彼女と散歩に出かけては、光の美しい時々に写真を撮るようにしているのがお散布ジャンプのシリーズ。
 
もともとOne Secondという、時空をカメラで切り取る手法で写真を撮影しているから、この手法を今回も使っている。1秒間の間に数回シャッターを押し、あとでそれらを重ねてイメージを作っている。
 
娘は草原だとか、街角だとか、彼女の思う美しい光を探して、気に入った光があるとジャンプする。それを僕は撮影しているのだ。
 
光の中を走っていく彼女を眺めていると、眩しく、輝かしい光に包まれているひと時がとても愛おしく感じられる。
 
彼女には僕よりも長い未来があるから、夢もあったり、仮に思わぬような出来事があっても健気に生きていってほしい。
 
僕に残された時間に比べると、彼女にはより多くの時間があるように感じられるから、それが羨ましくもある。
 
僕にできることは、彼女とのかけがえのない時間を美しく止めておくことだと感じて作品にすることにした。
 
One Two Jump !そうやって娘と僕の物語がつづられるんだ。
 
 
所 幸則

 

2016/07/26 20:32