皆さま、こんにちは。
Muro Boxの共同創業者、蔡筱晨と申します。
現在の生産進捗を踏まえると、日本のクラウドファンディングでご支援いただいたN40オルゴールは、5月中旬に台湾から船便で発送される予定です。日本への到着は5月下旬を見込んでいます。発送スケジュールが前倒しまたは遅れる場合は、進捗レポートで改めてお知らせいたします。
今回のメルマガの注目ポイント:
1. N40サブライム版の真鍮ベース設計変更
2. N40標準版にフライホイールを追加
3. オルゴールの新たな楽しみ方:
(1) Bluetoothペアリングでスマホからオルゴールを演奏
(2) MIDI入力機能でオルゴールが楽器に!
新しい真鍮ベースでは、旧モデルと比べて三つの設計変更を加えました。以下をご覧ください:
上記画像のA部分が変更されました。右側が新モデル、左側が旧モデルです。変更の理由は、ベース全体の強度をさらに向上させるためです。以前の進捗レポートで、この三角形の開口部の設計意図について説明しました。N20およびN40標準版の亜鉛合金ベースでは、この部分に開口はありません。もともと、初期版N40サブライム版の真鍮ベースには、振動板におもりを追加するためのスペースを確保する目的で開口が設けられていました。しかし、振動板の原理をより深く理解した結果、貫通スペースを設ける必要がないと判断しました。そこで、ベース全体の強度向上と、内部の共鳴による「デッドポイント」の発生を防ぐために、新モデルのベースではこの開口部を塞ぐことにしました。
上記画像のB部分が変更されました。新モデル(上)では、余分な段差のある凹部を取り除き、ベースの外観をよりシンプルにしました。この変更は外観の修正であり、音質や音色には影響しません。
上記画像のC部分が変更されました。新モデルでは、この開口部を塞ぐことで、ベースの重量をさらに増加させました。もともとこの開口は、亜鉛合金のダイキャスト量産時に必要な設計でした(ベースの金属厚さの不均一を避けるため)。しかし、N40サブライム版は価格や生産量の観点からCNC加工が適しているため、開口を塞ぐことにしました。ベースが重くなることで、低音がより明瞭になることが期待されます。とはいえ、新しいN40サブライム版はかなり重量があるため、オルゴールを移動させる際は腕を痛めないようにご注意ください!
従来のN40標準版には、回転速度を安定させるフライホイール(下図Dの位置)が搭載されていませんでした。この部品は、これまでN40サブライム版のみに採用されていました。
お客様のフィードバックから、N40ユーザーの多くが音楽のテンポの安定性を重視していることが分かりました。そこで、今後出荷されるすべてのN40標準版に、真鍮製のフライホイールを搭載することを決定しました。なお、N20は引き続きフライホイールなしの設計を維持します。
以下の動画の前半はAndroidスマホの操作手順で、後半はiOSスマホの操作手順を紹介しています。
Muro Box全シリーズは、Bluetoothを使用してMIDI信号を送信できます。
専用の無料アプリを使えば、スマホのキーボードを使って、オルゴールの即興演奏を楽しめます!
また、PCの編曲ソフトとBluetooth接続すれば、ワイヤレスでオルゴールをコントロールできます:https://murobox.com/jp/faq-jp/app-tutorial-midi-input-slot/#Bluetooth
Muro BoxにはUSB Type-CのMIDI入力端子が搭載されており、以下の機能が使用できます:
(1) USBメモリを接続し、オフラインでMIDIファイルを読み込んで演奏
(2) PCの編曲ソフトと接続し、MIDIファイルを読み込んで演奏
(3) 外部MIDIキーボードや楽器を接続し、リアルタイムで演奏
詳しい手順はこちら:
https://murobox.com/jp/faq-jp/app-tutorial-midi-input-slot/
何かご不明な点がございましたら、いつでもメールまたはLINEにてお気軽にご連絡ください。迅速に対応いたします!
Email: support.jp@tevofy.com
LINE公式アカウント(日本語版): https://lin.ee/doE99WV
(ID検索で「@muroboxjp」と入力すると見つかります)
※ご注意:LINE友だち追加後、まず最初にメッセージを送信していただく必要があります。それ以降、弊社よりLINEでご返信が可能になります。
皆さまのご支援に心より感謝申し上げます!
Muro Box共同創業者
蔡 筱晨 より