ハーブと聞いて何を連想されますか。
ハーブティー?草と同じくらいの繁殖力?ハーブ料理?そういうものが思い浮かびますよね。
でもそこから一歩踏み込んで植物の息づかい、肌ざわり、香り、葉音を体感してほしいという思いをカタチにしているのが、私たち「Bramberry(ブラムベリー)の森 TEAM Gardenia(チーム ガーディニア)」というボランティア団体です。
▲メンバー一同
私たちは、志布志市しおかぜ公園西駐車場の海側緑地帯を、鹿児島県大隅地域振興局志布志市河川港湾に管理の許可を頂き、6年間という歳月をかけ、チーム + 応援してくださるたくさんの方々のチカラを得て”うみのみえるハーブの森”を造成管理しています。
汗と笑顔と熱中症(笑)と共に、クワ・スコップ・フォークを何度も扱い、時には道具が壊れ、それでも私たちの思いをカタチにする気持ちは少しも揺るがず、今ではこの場所だけではなく、同市松山町県道沿い、志布志駅、鹿屋市野里町県道沿い、同市古江町国道沿いにも、全ておもむきの異なるハーブガーデンを造り管理しています。
現在、チームはわずか8名ですが、行動力は100人分です。
この”うみのみえるハーブの森”を拠点に大隅半島とハーブの和を広げる活動が評価され、2023年2月に「おおすみ地域力表彰~おおすみの元気を未来へ~」に選出、表彰を頂き、それがまた私たちの原動力になっています。
毎月第三日曜日を『ハーブガーデン活動日』と決めています。
4ヶ所からなるハーブガーデンの維持、管理、季節で花、ハーブの植栽の入れ替えをしています。又、夏の時期は早朝毎日水やりしています。
▲力をあわせてハーブガーデンの管理、維持
各ハーブガーデンには手作りポストを設置し、毎月、ハーブ、野菜、花など植物に関する月刊紙を投函しています。
一人でもハーブの利用法、花などの剪定方法を知ってもらうために、手書きでオリジナルキャラクターと共に読みやすく工夫しています。おかげさまで、毎月300枚ほど持ち帰っていただいています。またそれを毎月楽しみにファイリングされている方もいらっしゃいます。
ハーブをご自宅で育てたいご年配の方や、店舗、ホテルなど植栽したいという方のご相談にものり、造成植栽を行っています。
ハーブを楽しむ講座も年に数回ほど開催しています。希望があれば団体様をハーブガーデンの植栽についてのガイドもしています。
▲ハーブを通じて多くの方々と交流
2023、秋深くなる頃に“うみのみえるハーブの森”をただ見学するだけではなく、味わって香りをカラダ中で感じるために、最終的にオリジナルハーブティをつくるため、ハーブ畑とハーブティワークショップつくることを目的としています!
”うみのみえるハーブの森”の土手を登った場所を平地にしてあるので、そこで一息つきながら、ハーブティを味わう癒しの場をつくるために、まずはチームガーディニアのハーブティワークショップをつくり、ハーブを乾燥させ、「ハーバルセラピスト」の資格を持つ、代表新井を中心にハーブをブレンドし、”うみのみえるハーブの森”オリジナルのハーブティを作成し、販売にこぎつけたいと考えております。
▲オリジナルブレンドのハーブティー
そして、その収益で、ハーブガーデンの維持管理費を賄えるようになれば、チームで毎月集めた資金での活動負担金が減り、又、大隅にハーブの和を広げる活動費も賄えるようになります。
今回のプロジェクトを足がかりにさらなる活動拡大をしたいと考えておりますので、是非ご支援の程お願いします。
▲夢の実現に向けてコツコツと自分たちの手で作業中
支援金の具体的な使用用途は以下のとおりです。
・ハーブ畑造成用土・腐葉土・肥料・苗 10万円
・作業場改装 50万円
・乾燥機 40万円
等、今回の達成した際の支援金は、オリジナルハーブティをつくるための初期費用に補てんいたします。
このプロジェクトを足掛かりに、鹿児島県、大隅半島の東の端の海沿いにある、”うみのみえるハーブの森”に見学に来られた方々にそのハーブガーデンでつくるオリジナルハーブティを、潮風と共に味わうことのできるカフェのような場所をつくり、志布志市の観光名所にしていこうと考えています。
この場所を拠点とし、大隅半島の各地の特性を生かしたハーブガーデンとハーブティで、大隅半島をハーブのチカラで生き生きと輝かせられるように。
地中海沿岸気候に似た大隅半島、心のやすらぎ、カラダの健康、日常を忘れる香る風、夕日とハーブティと潮風に混じるミントの香り。
東九州自動車道も数年後には全面開通します。その最終地点に“うみのみえるハーブの森”があります。その利を生かし、ハーブガーデン巡り観光ツアー、そして自宅でガーデンをつくっている皆さんを繋げるオープンガーデンネットワークをつくりたいと思っています。
大隅をたくさんの植物の香りで癒しの半島にしていく。その中心になるのが、“うみのみえるハーブの森”、そう出来るよう、整備していき、たくさんの方の交流の地にしてこうと思います。
植物のチカラで大隅半島を日本中に知ってもらい、足を運んでもらえるよう精一杯、チームみんなで努力していくつもりです。
是非、皆様のお力添えをお願いいたします!
▲最終目標「ハーブティワークショップ」イメージ図