こんにちは!創立150周年を迎えた姶良市立【帖佐小学校】です。
帖佐小学校は、姶良市中心部、別府川沿いにある帖佐地区米山にある小学校です。明治5年に米山小学校として発足し、近くには、薬師如来を祀る「米山薬師」、島津義弘公の帖佐館跡である「帖佐稲荷神社」があります。帖佐小学校も帖佐地頭仮屋跡(江戸時代の役場)にあり、島津家ゆかりの地に学校があります。
▲創立151周年の帖佐小学校
▲学校の近隣にある「米山薬師」からみた帖佐小学校校区の一部
学校の紹介は。姶良市ホームページ「帖佐小学校」(外部サイトへリンク)にてご覧下さい。
日頃の帖佐小学校の活動風景は、帖佐小学校ブログ(外部サイトへリンク)にて発信してます。
帖佐小学校は、昨年創立150周年の節目の年を迎えました。本来であれば昨年記念事業を実施する予定だったのですが、このコロナ禍で記念事業は1年延期し、改めてこの創立150周年をお祝いするにあたり、帖佐小学校創立150周年記念実行委員会を結成しました。
この実行委員会は帖佐小学校PTA会長をはじめ、PTA活動にご協力いただいている父兄や同窓生などのメンバーなどで構成されています。ただ今実行委員会では、帖佐小学校150周年を子どもも大人も地域もみんなでお祝いできるような周年事業にすべく準備を進めています。
▲帖佐小学校創立150周年記念事業実行委員会のメンバー
帖佐小学校創立150周年を子ども達在校生をはじめ、残念ながら昨年卒業してしまった卒業生や地域の卒業生や地域の皆さん、お勤めだった教職員の皆さん、帖佐小学校を応援して下さる皆さん‥一人でも多くの方たちとお祝いしたいと考えています。
子ども達が「帖佐小学校を想い、お祝いする気持ち」を多くの方と共有し、「子どもも大人も一緒になって盛り上がり、地域の文化を体験する」このことは、これから先の子ども達の地域を思い未来を育む力になると思います。
帖佐小学校創立150周年を契機に、子ども達の豊かな心を育み、地域の活性化につなげるような記念事業にしたいと考えています。
このコロナ禍なので対面での会議は数回しか開催できていませんが、Zoom・LINEを活用してより良い150周年記念事業になるように日々打合せております。人数としては少ないですが、実行委員のメンバーみんなで販促物の販売や創立150周年記念ハンカチを作成し、その販売などを実施した収益を事業活動の一部としております。また、帖佐地区コミュニティー協議会や帖佐小学校校区の各自治会のご協力、帖佐地区を中心とした各企業様のご協力のもとでご寄付等をいただき記念事業を成功させるよう活動しております。
▲実行委員会メンバーによる対面会議の様子
▲販促物の販売の様子
▲記念横断幕設置の様子
帖佐小学校がある帖佐校区は、帖佐十九日馬踊りや帖佐八幡神社浜下りなど伝統的な地域行事が実施されております。そこで、子ども達に地域文化を体験することで地域行事の大切さなどを知ってもらう良い機会と考え、2つの行事とも時期が違いますが保存会の協力のもと学校の校庭で行事の体験などを開催します。!
▲帖佐十九日馬踊りの風景(150周年記念式典にて)
帖佐十九日馬踊り・・・・毎年旧暦の1月18日は鹿児島神宮で初午祭が行われ、翌19日には帖佐・亀泉院(きせんいん)の膝跪騂(ひざつきくりげ)(島津義弘の愛馬)の墓に詣でて仮屋馬場で踊り、さらに翌日の20日には蒲生八幡神社境内にある馬攊神(ばれきしん)に踊りが奉納されていました。後に帖佐十九日馬踊り保存会が馬踊りを復活して今日に至っています。
▼帖佐八幡神社浜下りの開催風景
帖佐八幡神社浜下り・・・・松原の御門神社まで八幡神社の神霊を乗せた神輿の巡行を行う神事で、島津義弘公が、帖佐八幡神社を篤く崇敬し、朝鮮出兵や関ヶ原合戦に出陣する前に無事の帰国を祈願しました。また、関ヶ原合戦から帰国した際は御願成就の御礼として三十六歌仙額を奉納するとともに、浜下り神事を再興したとされています。開催当日は甲冑姿の武士などに扮した地元住民が、帖佐の稲荷神社から松原の御門神社までの道のり約5kmを練り歩きます。
帖佐小学校のシンボル「センダンの木」
校庭の一角に大きなセンダンの木があります。このセンダンの木は、帖佐小学校のシンボルとして子ども達の成長を見守り、また憩いの場所となっております。ただ、子ども達が安全にこのセンダンの木でくつろげるように周辺に柵を設置しています。そこで150周年という節目でこのセンダンの木を未来の帖佐小学校の子ども達で引き継ぐために保守作業を実施します!
▲センダンの木の風景(上・普段のセンダンの木 下・共生の桜が満開なセンダンの木)
このセンダンの木は、樹齢約120年以上で、帖佐小学校のシンボルツリーとなって帖佐っ子を長年見守っています。高さはありませんが、児童の安全のために柵を設置しております。このセンダンの木は、何と桜の木と共生していて春には満開の桜が咲きます。
現在、帖佐小学校では、児童数の増加やこのコロナ禍の影響で運動会などで使用するテントが不足し近隣の帖佐中学校から借りてテントを設営しています。このテントは、夏の暑い中などでも子ども達が安全に体育の授業などに活用できるのでテントを増やしていきたいとの学校側の要望もあり実行委員会では、150周年記念事業としてこのテント購入をします!
▲昨年の秋季大運動会の風景
奥にはってあるテントのうち3つが近隣の帖佐中学校よりお借りしたテントです。このテントを充実していきたいと考えております。
記念式典 令和4年11月12日(土)
記念事業 (1)記念式典・祝賀会
(2)テントの購入
(3)校庭センダンの木回り柵の保守作業等
(4)記念写真(ドローン)の撮影・記念クリアファイル作成
(5) Tシャツアートの実施(児童による作品作成・展示)
(6)5,6年生による地元の伝統工芸品である帖佐人形の作成
(7)地域行事の記念プログラムの実施
(帖佐十九日馬踊り・帖佐八幡神社浜下りなど)
(8)児童による「未来の帖佐小学校」作品展の実施
(9)その他
※新型コロナウィルス感染症の感染状況により、記念イベントの中止や延期、規模縮小の場合もあります。
・150周年記念式典・記念プログラムの開催費用
・テント購入費
・センダンの木回り柵の撤去・新設などの保守作業費用
・記念クリアファイル及び子ども達へのプレゼント費用
※クラウドファンディング以外の資金調達は、150周年記念物品販売代金、帖佐小学校PTA積立金、各個人・企業様による寄付等によりすでに実施されています。