そのUVc照射機器、本当に効果がありますか?
紫外線の照度、光量を計測するポケットサイズの「GEIGER UVc」

高精度センサーに仕様変更。価格は据え置き。

Thin Air Energy GEIGER UVにご支援をいただきました皆様には、FOCAL GADGET一同、心よりお礼申し上げます。


このたび、本製品に採用するセンサーを変更し、さらに利便性を向上させることをご案内いたします。

  • 仕様変更前:検出可能波長230〜320nm
  • 仕様変更後:検出可能波長220〜280nm

本プロジェクトを準備している間も、紫外線(UVc)の研究が進み、222nmの波長であれば人体への安全性があるとされる研究結果、および222nmでの新型コロナウイルスの不活化に関する研究などが進んでおります(下記参考リンク参照)。

そのため、今後、紫外線 UVc 222nmを採用した製品の増加が増えることが予想されます。また、従来、殺菌力がもっとも強いとされ、一般の殺菌灯などに利用されている紫外線 254nmについても、これまで以上に市場での流通が見込まれます。

そこで、222nmも検出するとともに、254nmへの感度が高いセンサーに変更いたします。

これにより、当初、想定していた仕様と比較し、利用シーンや用途の幅が広がります。なおかつ、従来と同じサイズ、充電時間(使用時間)は確保できるように再設計中です。

GEIGER UVは、まさに開発途上の製品です。現在、開発途中のプロトタイプをもとに、皆様にご満足いただけるよう、日々、研究と開発努力を重ねております。

参考リンク
Effectiveness of 222-nm ultraviolet light on disinfecting SARS-CoV-2 surface contamination
https://www.ajicjournal.org/article/S0196-65532030809-9/fulltext

有人環境下で使用できる紫外線「Care222」の新型コロナウイルス不活化効果を確認
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000056655.html

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2020/10/05 11:17