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障がい者の方々がスポーツやエンターテイメント の ”晴れの舞台”で
運営スタッフとして働く 「就労体験プロジェクト」を全国へ広めたい!

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NPO法人ピープルデザイン研究所は、ダイバーシティを渋谷発の新しいカルチャーとして発信し、インクルーシブ社会の実現を目指して、2012年に東京都渋谷区から活動をスタートしました。アルファ ロメオ様には、設立当初より、あらゆる活動をスポンサード頂いております。

私たちは、 ”心のバリアフリーをクリエイティブに実現する思想や方法”として「ピープルデザイン」を提唱し、 5つのマイノリティ(障がい者/LGBTQ/子育て中の父母/高齢者/外国人)と、4つの切り口(シゴトづくり/ヒトづくり/コトづくり/モノづくり)をかけあわせながら、具体的なイベントやプロジェクトを日々実践・実行しています。

その中の1つとして、「障がい者」×「シゴトづくり」「ヒトづくり」のプロジェクトとして、障がい者の方々が”晴れの舞台”のお仕事体験を通じて、“おためし”で社会参加ができる「就労体験プロジェクト」を展開しています。

このプロジェクトでは、身体・精神・知的障がい者、ひきこもり、ホームレスの方々など、様々な理由から社会参画することが難しい方々が、スポーツや音楽・映画などのエンターテイメントのイベント会場などのワクワク・ドキドキするような環境で、4時間程度のお仕事を体験し、体験者には「交通費」として2,000円を支給しています。

これまでに述べ3千人以上の障がい者の方々が参加

「就労体験プロジェクト」は、2012年Jリーグ横浜FC様にご協力を頂き、横浜FCのホームグラウンド周辺の神奈川区と保土ヶ谷区の福祉事業所に通所する障がい者の方々の就労体験をコーディネートしたのがはじまりです。

その後、2014年7月、「ピープルデザインの考え方を活用した賑わいのあるダイバーシティ(多様性に寛容)なまちづくりの実現」を目指し、神奈川県川崎市と包括的な連携・協力協定を交わしたことをきっかけに、同市健康福祉局と連携しながら市内で展開を拡大してきました。

これまで川崎市内では、Jリーグ川崎フロンターレをはじめ、Bリーグ・川崎ブレイブサンダースや地元企業とのコラボレーションによる就労体験を行い、一般就労をめざす障がいのある方々を中心にスポーツや文化イベントなどでのお仕事を体験して頂いています。

川崎市内だけでも、協定締結後の2014年7月〜2021年3月までに333企画を実施。延べ参加人数は3,165名となっており、就労体験を経験した後、福祉事業所に通いながら一般就労を実現し、社会参画を果たした人数は282名にのぼります。また一般就労ではなくてもアルバイトをスタートしたりなど、小さなステップアップも多く確認できており、社会参画や就労に向けた “モチベーション” を高める施策としても着実に成果を上げています。

障がい者雇用と障がい者の賃金の現状

現在、日本の総人口の約7.6%にあたる約965万人が何らかの障がいを抱えています。そのうち民間企業で雇用されている方はわずか58万人弱でしかなく、障がい者雇用率の全国平均は2.15%です。
※「障害者の就労支援について」厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課

2021年3月1日から、障がい者の法定雇用率が民間企業で2.3%に引き上げられました。精神障がい者の雇用も義務化していますが、正直に申し上げて、障がい者雇用に対して「手間がかかる」「コストになる」と考えている企業は残念ながら少なくありません。

一方で現在、福祉事業所が抱えている課題は、通所している利用者さん=障がい当事者の社会参画の機会が著しく少ないことです。 また障がい者雇用対象者として認められるには週20時間以上の勤務時間が必須と定められていて、「週20時間以上の就労が困難な障がい者」は、現行法規からはみ出てしまっています。

また、福祉事業所に通う障がい者の方々の平均工賃は、就労継続支援B型事業所では16,369円、時給に換算するとわずか約223円でしかありません。
※「令和元年度工賃(賃金)の実績について」厚生労働省

「就労=働くこと」は、生計費を得ることだけでなく、「社会に参加する」という意味で非常に重要だと思っています。また、障がい者のみならず、障害者手帳を保持していないひきこもりの状態にある方々にも、こうした社会参画への1歩目となるキッカケづくりはとても大切です。

私達の「就労体験プロジェクト」は、企業に対して終身雇用を前提とした雇用形態や、いつまでも達成できない雇用率(現行2.3%)を義務づけるよりも、自社内にある簡易な業務を、障がい者の人たちに短期間の就労機会、社会参画の機会として創出し、障がい者をはじめとするマイノリティの方々の「働く選択肢」を増やしていく、ということです。

コロナウィルスによる感染拡大の影響

2020年2月以降は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、参加者の安全と安心を第一に考慮し、このプロジェクトは8月まで一時中断しました。この間、当事者の方々は事業所にも通所できず、今まで以上に外に出る機会を失い、通所が一部再開された後も、施設外の実習や活動などがほとんどなくなってしまいました。

また先日、厚生労働省の調べで、今年3月から8月までの半年間に解雇された障がい者は1,475人と、前年同期に比べ34.9%の大幅増となっていることが発表され、コロナ禍における障がい者を巡る雇用情勢の厳しさが新聞やニュースでも報道されました。

中断期間中には、これまでに参加した事業所から、「再開を心待ちしている。」「就労体験を楽しみにしている方が沢山いる。」といったお声をいただき、私たちはこのような状況の中だからこそ、この体験の機会を提供することを止めてはいけないと思い、7月から再開に向けた準備をスタートしました。

9月から、2021年3月までは、緊急事態宣言等の影響を受けながらも、感染対策を十分に行い、規模を縮小しながら18企画を実施。述べ67名の方々が参加しています。

全国展開へのチャレンジ

この「就労体験プロジェクト」は、東京都渋谷区・新宿区、神奈川県横浜市でも実施しています。その中で現在、静岡県藤枝市、新潟県新潟市、宮城県仙台市、島根県益田市などの行政やスポーツチームからも要望があり、企画がスタートしています。

また参加者の障がい対象も広げ、先日はダウン症の方々の就労体験も実施をし、参加者やそのご家族からも大変好評をいただきました。

この取り組みを全国に広げていくにあたり、一番のボトルネックになっているのは、弊社のようにコーディネートできる中間支援組織や人材が見つからないことです。

よって弊社では、各地に経験を積んだコーディネーターが出向いて伴走支援を行い、各地での就労体験を実現し、地域住民による取り組みにまで育て上げ、地域のセーフティネットワークのひとつとして根付かせていきたいと考えています。
また、全国での実施状況や課題を共有し、プロジェクトのクオリティを担保していく定期的な連携会議も開催しており、将来的にはコンソーシアムをつくることを目指しています。

最後に

今後も、コロナ禍においても就労体験の機会を提供し続け、働くことを通じて、喜びや学びを得て社会参加し、生きがいを持てるきっかけと、いつでも気軽に参加できて、一度失敗をしてもまた戻ってこれる場所をつくり続けていきたいと思います。

全国各地で、障がい者をはじめとするマイノリティの方々の働く選択肢と社会参加の機会を増やし、社会へ自然に混ざるインクルーシブな状態をつくるため、みなさまのご支援を賜れれば幸いです。

■昨年度参加した障がい当事者の声(原文のまま)

・仕事の大変さを学んだ。少しずつだけど社会活動への抵抗が減ってきた。集団の中での自由時間が苦手だと気づくことが出来た。(20代男性/ひきこもりの方)

・普段通っている事業所の方以外の方ともお話ができた。 色んな人が関わって、一つの試合を作り上げていく意味や大切さを学んだ。(30代女性/精神障がい者)

・1つ1つ清掃することの大切さを学んだ。仕事で諦めないことを学んだ。拭き清掃が長く集中することが出来た為、半分今回行った仕事に対して向いていると気づくことが出来た。(10代男性/知的・発達障がい者)

・久しぶりの労働だった。最後までやれてよかった。(50代男性/精神障がい者)

・コロナウイルスの対策をした中での外部の仕事の経験ができた(30代男性/施設職員)

・久しぶりに就労体験ができて楽しかった。これからも続けてほしい。(40代女性/身体・知的障がい者)

・楽しかった。またやりたい。(40代女性/知的障がい者)

・こういう仕事もあるんだなと思った。清掃系嫌いだったけど意外と楽しかった。(20代女性/知的障がい者)

・人付き合いや気配りが大切だと学んだ。(30代男性/精神障がい者)

・社会にいる楽しさや人と話す嬉しさを感じることができた。自分が体験したことを将来の仕事に活かせたらと思うようになった。自分の大好きなプロレスの仕事に関われて幸せだった。(20代男性/ひきこもりの方)

・みんなと働けてよかった。体調管理を意識するようになった。(30代男性/知的障がい者)

・どんどん社会に出てしっかり自分の手でひとつを決めてチャレンジしたいと思った。(20代男性/知的障がい者)

・社会に参加することへの抵抗感が減ってきた。(20代男性/ひきこもりの方)

・なんとなく自分がやりたいことが見つかり、感覚がより社会に近くなった。(20代男性/ひきこもりの方)

 

ご支援いただいた方へのお礼

▽ 1,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

 

▽ 3,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

・Alfa Romeo マスクケース(不織布マスク2枚付)

・Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

 

▽ 5,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

・Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

・Alfa Romeo エコバッグ(折たたみ式)

・Alfa Romeo  マグネット(エンブレム)

 

▽ 10,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

・コミュニケーションチャーム

・Alfa Romeo エコバッグ(折たたみ式)

・Alfa Romeo クリアファイル(赤)

・Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

・Alfa Romeo キーホルダー

・Alfa Romeo 今治タオル

 

▽ 30,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

・コミュニケーションチャーム

・NPO法人ピープルデザイン研究所著書籍

・Alfa Romeo エコバッグ(折たたみ式)

・Alfa Romeo マスクケース(不織布マスク2枚付)

・Alfa Romeo クリアファイル(赤)

・Alfa Romeo キーホルダー

・Alfa Romeo 歴代エンブレム箸置き(一膳)

・Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

・Alfa Romeo 今治タオル

 

▽ 50,000円のご支援

・スタッフよりお礼のメッセージ

・コミュニケーションチャーム

・NPO法人ピープルデザイン研究所著書籍

・Alfa Romeo エコバッグ(折たたみ式)

・Alfa Romeo マスクケース(不織布マスク2枚付)

・Alfa Romeo クリアファイル(赤)

・Alfa Romeo 今治タオル

・Alfa Romeo 歴代エンブレム箸置き(二膳セット)

・Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

・Alfa Romeo アクセサリートレイ(フエルト)

・Alfa Romeo MoleskineノートブックM

・Alfa Romeo 『IL LIBRO DELLE EMOZIONI』(ブランドブック)

 

▽ 150,000円のご支援【選択可能】

・企業研修、CSR活動、ボランティア活動などの一環として、「就労体験プロジェクト」の現場で一緒に活動していただけます。

※人数、日程等は応相談

または

・「超短時間雇用」や「就労体験プロジェクト」を中心にした、障害者の「シゴトづくり」の講演の実施

※ 弊社代表理事 須藤シンジか、ディレクター 田中 真宏が伺います。

※日程等は応相談

※遠方は交通費・宿泊代等別途となります

 

※先着順のため、選択いただいた返礼品が品切れの場合は、別の返礼品をお送りいたします。

※返礼品の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。


▼ 新デザインの「コミュニケーションチャーム」

▼ NPO法人ピープルデザイン研究所著『超福祉 インクルーシブ社会の実現に向けたアイデアと実践の記録』

▼ Alfa Romeo マスクケース(不織布マスク2枚付)

▼ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

▼ Alfa Romeo エコバッグ(折たたみ式)

▼ Alfa Romeo  マグネット(エンブレム)

▼ Alfa Romeo キーホルダー

▼ Alfa Romeo 今治タオル

▼ Alfa Romeo 歴代エンブレム箸置き

▼ Alfa Romeo アクセサリートレイ(フエルト)

▼ Alfa Romeo MoleskineノートブックM

▼ Alfa Romeo 『IL LIBRO DELLE EMOZIONI』(ブランドブック)

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