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新しい家族を待つシニア動物たちがシェルターで快適に過ごすために!

16才のマタン

クラウドファンディング終了まで残り12日となりました。
皆さまのお力添えの元、目標達成後、現在120万円のご寄付が集まりました。
残りの時間もひとりでも多くの方に動物たちを取り巻く環境を知っていただけたら幸いです。

今日は猫のマタンを紹介します。
推定年齢14才の時にアークへやって来ました。

性格はバツグンに良くて獣医さんにもお腹を見せてしまうくらい
フレンドリーなおじいちゃん。
伊達に長生きしてません!自分のペースを守りつつも、他の猫も大事にできる子なのです。
引き取った時にはすでに14才。里親探しは難しいけれど、新しい家族を見つけてあげたい、
スタッフは心から思いました。

しかし、入所後から健康状態に陰りが見えてきました。
高齢のため、特に気をつけて日々健康状態をチェックしていましたが
ひどい歯肉炎や頬骨の下からは腫瘍も見つかりました。
点滴や注射を続ける中、肥満細胞種や腎不全などの症状も出てきてしまいました。
薬による副作用もあり、なかなか健康状態は安定せず、定期的な診察は欠かすことができません。

それでも嫌がることなく治療を頑張れるマタン。

家族の元で暮らすことができれば、マタンだけを可愛がってくれる人ができるだけでなく
治療という面においても変わってくるのです。
 

アークでは、動物たちにとって高度な治療、完治を目指すことだけに特化することはできません。動物の数、維持費、不妊手術、ワクチン接種・・・全体のバランスを見ながら
現状でできる最善を尽くすのです。

もし新しい家族が見つかれば、また違った治療法があるかもしれない・・・。
しかし医療費がかかる、それゆえに里親が見つかりにくい・・・。


アークにはこんな子たちがたくさんいます。


他の猫とも上手に挨拶できますよ

 

マタンは能勢のシェルターでみなさんをお待ちしています。
普段の様子はこちらから♪

1匹でも多くのシニアがまた温かい家族の元に戻れるよう、応援お願いします!


 

2019/08/07 10:50