※ ご支援方法が分からない場合は、こちらをご参照ください
初めまして、NPO法人ピープルデザイン研究所(PDI)ディレクター田中 真宏です。
私たちは、性別・国籍・年齢・身体・意識のバリアを取払い、若くて柔軟な感性とライフスタイルが息づくような、共感・共存できるダイバーシティ/インクルージョンの街づくりを目指し、2012年4月、渋谷を拠点に活動を開始しました。障害者・LGBT・認知症を含む高齢者・子育て中のお母さん・外国人など5つのマイノリティの課題に立脚しています。
団体名にある「ピープルデザイン」とは、私たちが提唱している概念で、”心のバリアフリー”をファッション・スポーツ・エンターテイメントなどの、ワクワク・ドキドキするようなコンテンツで、クリエイティブに実現する思想や方法のことです。
私は、PDI代表理事の須藤が2002年から海外のトップクリエイターと協業しているソーシャルプロジェクトNextidevolution事務局に2008年に入社しました。このプロジェクトの日本でのイベントに客として参加し、須藤に直談判したのがきっかけです。以来、ダイバーシティの実現を目指して、世界中のデザイナーやアーティストとのソーシャルアクションの中から生まれた概念が「ピープルデザイン」で、それを渦中で見てきました。
その後様々な経験を経て、全ての現場を任される様になる過程では、現場や各々のプロジェクトで出会うハンディキャップをお持ちの方々が、私達の企画に参加されることで、明らかに変わっていく様に喜びを感じてきました。今ではそれが私の原動力です。
往復¥2,000の交通費を支給する「障害者就労体験」は、参加された障害当事者が「誰かの役に立ち、喜ばれる」経験をする場として定着しつつあります。実際にこの経験が背中を押して一般就労に就く方々が1割に迫ってきました。
今年は障害者にとってショッキングな事実が判明した年になりました。多くの報道機関で伝えられる通り、障害者の法定雇用率が今春から上がり、民間企業は強固に障害者雇用を推進している最中、日本では中央省庁を始め42年間障害者雇用の水増しが発覚しました。
2018年4月1日から、障害者の法定雇用率は以下に引き上げられ、従業員数が45.5人以上の事業主には現行制度において以下の数値が適用されます。
民間企業 2.2%
国地方公共団体 2.5%
都道府県などの教育委員会 2.4%
障害者雇用対象者として認められるには週20時間以上(2018年3月末までは30時間以上)の勤務時間が必須と定められています。
言い方を変えると「週20時間以上の就労が困難な障害者」は、現行法規の枠から溢れてしまうことはあまり語られていません。
私たちは「就労=働くこと」は生計費の獲得手段以前に「社会との接点」として、とても重要な場面だと考えてきました。障害者のみならず、ホームレスや、何らかの理由で引きこもってしまう引きこもりの状態にある方々の存在にも、社会との接点を増やしていくキッカケづくりは急務です。
その導入は必ずしも永年雇用を前提としない「バイトを始めの一歩として」という企画にしたいと考えたのです。
ポイントは永年雇用を前提とせず、短期単発あるいは時期ごとに「バイト」として時給を出していただく方法論といえるでしょう。目的は障害当事者が社会との接点を増やす始めの一歩づくりと言い換えることができるかもしれません。
これらをふまえながら、私たちは行政に対して新たな政策提案をしていこうと考えています。障害者法定雇用率に縛られない企業評価の認定制度の提案です。
ここまでご説明してきた通り、仮にバイトを障害者に依頼し短期の雇用を実現しても、週20時間以下では、この企画では導入してくださる事業者・社に障害者雇用数として参入できません。
そこで私たちは、こう提案したいのです。
週1日、2時間のバイトで働く障害者を、週10名雇っているA社を、実質的に週20時間働く障害者1名を雇用したものと同等とみなす。
法律は変えられませんが、地域の行政単位で、こんな「認証制度」を導入できないかと、現在東京大学先端研の近藤武夫先生とコラボして、本気の準備を進めています。
題して「超短時間雇用=バイトを始めの一歩として」「障害者の新しい働き方=まずは仕事で社会との接点を!」企画なのです。
2014年8月、弊社が川崎市と対NPOとして初めて包括協定を交わしたことをきっかけに、市役所内にダイバーシティの実現を目的とする統合的な組織を立ち上げていただき、健康福祉局が中核となり、市内の福祉事業者へ参加を呼びかけました。
川崎フロンターレを始めとする、市内イベント運営各社に弊社で受け入れを依頼して回ったりして、障害者の人口構成比である約6%を目安に、全イベントスタッフの6%相当にあたる人員の「働く枠」を提供し、就労体験の機会づくりをしてきました。
川崎市とのダイバーシティの実現に向けた包括協定締結後、今年の三月末までの3年と4ヶ月に渡る就労体験では、通常「もてなされる側」の障害者の皆さんに、イベントスタッフとして働くことで「もてなす側」を体験していただきました。これは交通費2,000円を支給することで実労4時間の就労を体験していただく企画ですが、最近は障害者に加え引きこもりやホームレスの方の参加も当たり前な風景になりました。
私たちも驚いているのは、この期間の参加者数合計は1,803名に上り、157名が、その後一般企業への正規就労を果たしました。当事者の方々からは、来場客からの「ありがとう!」「いつもお疲れ様!」という感謝の声が働く喜びに繋がったという声をよく聞くようになりました。
このことからも、「超短時間雇用=バイトを始めの一歩として」「障害者の新しい働き方=まずは仕事で社会との接点を!」という企画の意味が見えるのではないかと思います。
時給1,000円にて障害者の方々を超短時間雇用したいと計画しています。
毎年、年間約50企画を超える弊社イベント運営スタッフ補佐としてのバイトで、各回1時間の就労から歓迎しようと思っています。
そこで今回、その時給相当額の原資をクラウドファンディングで集めることにしました。
目標金額は100万円。
1時間だけの就労者であれば延べ1,000人、2時間働ける方であれば延べ500人に社会との接点を作りながら働く喜びを実感していただき、正規就労に向けた背中を押す企画です。
みなさんにご支援いただいた金額を障害者の方々へのバイト代に充てさせていただきます。
▼ 3,000円のご支援
・お礼のメッセージ
・Alfa Romeo QVステンレスクリップ(2個入り)
・Alfa Romeo ゴルフボール(2個1セット)
▼ 5,000円のご支援
・お礼のメッセージ
・Alfa Romeo 付箋
・Alfa Romeo MOLESKINE ノートブック
▼ 10,000円のご支援 (Aプラン)<限定50名様>
・お礼のメッセージ
・言葉が通じなくても指差しで意思疎通ができる、ピープルデザイン オリジナルコミュニケーションチャーム(詳しくはこちら)
・下記の本のどちらか1冊(お選びください)
「意識をデザインする仕事」須藤シンジ著(CCC)
「超福祉 インクルーシブの現場」(日経BP)
・Alfa Romeo ロゴ入り傘
・Alfa Romeo シューズケース
・Alfa Romeo オリジナルコインケース
▼ 10,000円のご支援 (Bプラン)<限定10名様>
・
・Alfa Romeo ロゴ入り傘
・Alfa Romeo シューズケース
・Alfa Romeo オリジナルコインケース
▼ 30,000円のご支援
・2019年3月発行予定の弊社新刊(1600円)
・Alfa Romeo ロゴ入り傘
・Alfa Romeo シューズケース
・Alfa Romeo オリジナルコインケース
・Alfa Romeo オリジナルショール
・Alfa Romeo ゴルフボール(2個1セット)
・Alfa Romeo QVステンレスクリップ(2個入り)
▼ 50,000円のご支援
・2019年3月発行予定の弊社新刊(1600円)
・Alfa Romeo ロゴ入り傘
・Alfa Romeo シューズケース
・Alfa Romeo オリジナルコインケース
・Alfa Romeo オリジナルショール
・Alfa Romeo ゴルフボール(2個1セット)
・Alfa Romeo QVステンレスクリップ(2個入り)
・Alfa Romeo MOLESKINE ノートブック
・Alfa Romeo 付箋
▼ 100,000円のご支援
・ピープルデザイン研究所 田中のレクチャー(交通宿泊費要相談)
▲ 左から:Alfa Romeo QVステンレスクリップ(2個入り)/Alfa Romeo ゴルフボール(2個1セット)
▲ 左から:Alfa Romeo 付箋/Alfa Romeo MOLESKINE ノートブック
▲ 左から:Alfa Romeo ロゴ入り傘/Alfa Romeo シューズケース
▲ 左から:Alfa Romeo オリジナルコインケース/Alfa Romeo オリジナルショール
※返礼品の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。