はじめまして。特定非営利活動法人 東京レインボープライドの杉山文野です。
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私たち「特定非営利活動法人 東京レインボープライド」は、「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、セクシュアリティにかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざしています。
毎年ゴールデンウィークに開催している、TOKYO RAINBOW PRIDE。2016年のパレードも大盛況のうちに終了し、7万人を超える方々にご来場いただきました。
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このパレードに併せ、本年度より創設されたチャリティ企画「Rainbow Competition 2016 supported by #rainbowgap」。これは、GAP JAPANの協力を得て制作された「Proud to Have Pride」Tシャツを枚数限定でパレード会場で販売し、利益の全てを全国のセクシュアルマイノリティ関連団体へ寄附をするというものです。
©有本真大
このプロジェクトに賛同していただける方を、更に全国から募るためにクラウドファンディングにチャレンジいたします。ご支援いただいた皆様へは、会場限定で販売していたTシャツをプレゼントさせていただきます。
応援、よろしくお願いいたします!
「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、代々木公園を中心にプライドパレード(※1)やフェスティバルを、またゴールデンウィーク期間を「レインボーウィーク」と称し、セクシュアリティに関する大小様々なイベントを多数開催することによってLGBTの可視化に努めています。
「プライド」とは、LGBTの人々が自己の性的指向や性自認に誇りを持つべきという概念を表す言葉です。現在では、LGBTのパレードそのものの意味合いでも流通しており、世界各都市で開催されています。
LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現を目指すイベントの総称して『東京レインボープライド』とし、様々な活動を行っています。
※1「ストーンウォール事件」(1969年6月28日にニューヨークで起こった、警察に対抗する同性愛者、トランスジェンダー、ドラァグクイーンらによる反乱)の1周年にあたる1970年6月に、ニューヨークでデモ行進が行われたのを嚆矢に、世界各都市に広がったLGBTのパレード・ムーブメントのこと。
「チャリティTシャツを買って、全国のNPOの活動を応援しよう!」
このプロジェクトは、LGBTの可視化を目指す東京レインボープライド(以下TRP)が主催し、1969年にサンフランシスコでブランドが誕生してから一貫して多様性を尊重してきたギャップジャパンが創設スポンサーとして支援しています。
プロジェクトスキームは以下の通りです。
1.Gapが限定デザインのチャリティTシャツ1,000枚を、無償でTRPに現物寄付。
2.セクシュアルマイノリティに関わる、様々な領域で活動している全国各地のNPO並びに任意団体4団体を、応募内容を検討し、選定。
3.TRPがTシャツを販売し、その売上は選ばれた4団体に均等に振り分ける。
4.Tokyo Rainbow Competition 2016の運営に関して、 TRPおよびGapは、一切の金銭的な利益を得ない。
各自治体での同性パートナーシップ証明書の発行などもスタートし、近年ではLGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティの認知度も上がりつつある一方、その情報は「東京」という首都圏や「パレード」といった大型イベントに集中しがちです。残念ながら、LGBTと言えばバラエティ番組に出てくるような一部の人といった認識も未だ根強く、地方ではその存在が「いないもの」として扱われている実情があります。
周囲の理解不足や資金難から、地方や個別の領域について活動をしたくても継続が難しい・・・。
TRPにそんな声が届くたびに、どのようにすれば全国の仲間の活動を応援することができるかと悩んでいたところ、同じ問題意識を持っていたGAP JAPANが支援を申し出たことで、この企画が実現しました。
また、この支援スキームは単なる資金サポートに留まらず、団体の情報発信力向上、活動の認知向上を目指しており、さらに社会的に信頼のある企業と共催することで広範なアピールを目指します。
「毎日着たくなるプライドTシャツ」をコンセプトに、ロンドンを拠点とするアーティスト Kate Morossさん描き下ろしのカラフルなイラストをあしらいました。
パレードが終わっても毎日着たくなる、あなたの365日に寄りそう「Proud to have Pride」なTシャツです。
サイズ展開はS/M/L/XLの4種類。(アメリカンサイズの為、商品上のサイズ表記は XS/S/M/Lとなります)
それぞれ枚数限定で、当プロジェクトでのみ、ご購入いただけます。
デザイナー・Kate Moross(ケイト・モロス)
Kate Moross は2008 年、アートディレクター、デザイナー、イラストレーターと して数々のアワードを受賞し、突如としてデザイン界に名を馳せることとなったロ ンドンを拠点として活躍するアーティストです。
エネルギッシュで自在に走るマジックのような線と溢れかえる色の洪水のような Kate の作品は、ミュージックビデオ、テキスタイル、壁画、ファッション雑誌のカバーなど多岐に渡り、その活躍は留まるところを知りません。
Kate はイヌやピザ、ステッカー、人にはガラクタに見えるような宝物やスウェットシャツが大好きな、“カラフル”を体現する存在です。
彼女の作品、そして彼女に出会ったら、誰もが彼女の魔法にかかってしまう、そんな魅力の持ち主です。
Instagram: https://www.instagram.com/katemoross/
「Proud to Have Pride」Tシャツは、5/7-8の2日間、TRP会場で限定販売されました。会場では805枚のTシャツをご購入いただき、たくさんの方に今回の活動、地方の団体の取り組みを知っていただくとても良い機会となりました。
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一方で、期間中に来場が出来なかった方々からも「Tシャツを買いたい」という声をたくさんいただきました。また、販売で得た利益は全て各団体へ配分する仕組みとなっており、より多く金額を届けるためにも、この限定枚数「1,000枚」を全て販売することは必須だと考えます。そのため今回 Alfa Romeoに協力をいただき、クラウドファンディングの仕組みを通じて当サイト限定で販売を継続することを決めました。
パレード会場での販売だけでなく、クラウドファンディングが加わることで、全国の皆さんにこの取組を知ってもらい、理解・賛同の輪をさらに大きく広げたいと考えます。
なお、クラウドファンディングでのTシャツの売上は、全国の応募の中から厳正な審査で選ばれた4団体に等分で分配されます。
名古屋のパレードで地元企業に向けた新規取り組みを!
ウェブサイト: http://nijipare.proudlife.org/
Twitter: https://twitter.com/nijipare
Facebook: https://www.facebook.com/domannakaparade/
名古屋でこれまで4回開催された「虹色どまんなかパレード」を主催。
今回、LGBTが暮らしやすい地域づくりや就労機会拡大に向けた取り組みを強化するため、ご応募されました。
「LGBTフレンドリー宣言」をする企業を増やすためのキャンペーンをパレード期間に新規に展開することで、どまんなかパレード全体での参加者数増および、企業でのパレードおよびLGBTへの認知/理解を促進することを目標にします。
コミュニティセンターで当事者の若者に向けた、新たな取り組みを!
ウェブサイト: http://rainbowpride-ehime.org/Site/index.html
Twitter: https://twitter.com/RP_Ehime
Facebook: https://www.facebook.com/rainbowpride.ehime/
四国・松山をベースに、当事者の交流会、学習会、講演など、幅広く長い活動実績をお持ちの団体です。
コミュニティセンター「えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース」を運営されていますが、今回のコンペティションの寄付を活用し、念願だった「子どもとその親への支援企画」に取り組みを拡大します。
さらに、関連した行政や教員の視察/学習会などを強化することと合わせ、現在約1,000名の年間利用者数を最大1.5倍に増やすことを目標とします。
福岡のパレードのプレリュードとして、LGBT映画祭を!
ウェブサイト: http://rainbowsoup.net/
Twitter: https://twitter.com/RainbowSoup1
Facebook: https://www.facebook.com/rainbowsoup.fukuoka/
福岡を拠点にLGBT等セクシュアルマイノリティ関連の情報発信・啓発活動に取り組む団体。
福岡で開催されるプライドパレード「九州レインボープライド」は、複数のNPOが協働で企画・開催されていますが、その一つです。
今回はパレード(2015年は5,000人が来場)に先駆けてプチ「福岡LGBT映画祭」を開催し、より広範なムーブメントを九州で生み出すことを目的にご応募されました。想定される映画祭への動員規模は100人です。
中国地方でアライの可視化と、団体間のアライアンス確立を!
ウェブサイト: http://kamocafebingo.jimdo.com/
Twitter: https://twitter.com/KamoCafe_bingo
2015年10月に法人化。当事者の交流カフェがはじまり。
広島県をベースにセクシュアルマイノリティに関する啓もう活動を開始。
残念ながらLGBTの受容も、NPOの取り組みも始まったばかりの中国地方。手始めに「アライ」の可視化を通じてマジョリティの意識変革を促すことで、まずは当事者が少しでも息がしやすい空気を醸成することを目指します。
「中国地方 1,000人のアライの可視化プロジェクト」を2年間実施します。現在実施中の当事者交流カフェに加え、中国地方で活動するNPOが交流できる機会を企画し、地域全体での取り組み活性化を目指します。
今回のプロジェクトは、あくまでもこれからの日本全体へ拡散する活動のスタートという位置付けだと考えています。「東京」「パレード」に偏りがちな情報と活動を全国に広げ、さまざまな領域で頑張っている仲間たちの活動を活性化するための、大事な大事なはじめの一歩です。
ぜひこの第一弾を成功をさせ、次年度以降のコンペティション開催に繋げたいと考えています。
2020年の東京五輪開催を控え、益々多様な社会のあり方が日本でも求められています。こういった活動が広まることで、セクシュアリティに関わらず、すべての人が、より自分らしく生きていくことができる社会づくりに繋がっていくことを願っています。
皆さんのサポート、何卒よろしくお願いいたします。
©toboji
リターンでお送りさせていただくTシャツのサイズ展開は、S/M/L/XLの4種類となります。
※アメリカンサイズの為、商品上のサイズ表記は XS/S/M/Lとなります。
※Tシャツのサイズについてはgap.co.jp ⇛『サイズガイド』をご参照ください
会場での販売と同額を参加NPOに寄付(3,000円)するため、以下の費用※を上乗せした金額となっておりますこと、予めご了承ください。
※送料(360円~)、システム利用料(468円)および雑費(レター作成費)
お支払いただく価格差を考慮し、クラウドファンディングでサポートいただいた方には、Gapオリジナルデニムクラッチバッグ(非売品)、Alfa Romeo オリジナルあぶらとり紙(非売品)をTシャツと一緒にお送りさせていただきます。