はじめまして。特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所 代表理事の須藤シンジと申します。
今回我々がチャレンジするのは、身体・精神・知的などの障害をお持ちの方、ひきこもりの方、ホームレスの方などに、ワクワク・ドキドキするようなコンテンツでお仕事を体験して頂く「就労体験イベント」を、今後より多くの企業やスポーツチームなどとコラボレーションし、拡大していくためのプロジェクトです。
団体名にある「ピープルデザイン」とは、私たちが提唱している概念で、”心のバリアフリー”をファッション・スポーツ・エンターテイメントなどの、ワクワク・ドキドキするようなコンテンツで、クリエイティブに実現する思想や方法のことです。
弊研究所は、ピープルデザインをテーマに、性別・国籍・年齢・身体・意識のバリアを取払い、若くて柔軟な感性とライフスタイルが息づくような、共感・共存できるダイバーシティ/インクルージョンの街づくりを目指し、2012年4月、渋谷を拠点に活動を開始しました。
2014年7月、神奈川県の川崎市と『「ピープルデザイン」の考え方を活用した賑わいのあるダイバーシティの街づくり』で、包括協定を締結しました。
私たちは現在、渋谷区や川崎市をはじめとする『行政と連携した街づくり』『国内外の大学・高校・中学校と連動した授業』『企業での研修や講演』『Jリーグ等のスポーツ、映画・音楽などのエンターテイメントとのコラボレーションイベント』などを通じて、ピープルデザインをテーマにした、モノづくり・コトづくり・ヒトづくり・シゴトづくり・マチづくりを展開しています。
その中でも直近、大変注目を集めたのがイベントが、昨年11月、渋谷区とKMD慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と共催で、渋谷ヒカリエ「08/」(ハチ)にて開催した「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(通称:超福祉展)」です。
この展示会は、従来の弱者救済を念頭に置く「福祉」ではなく、意識や心のバリアフリーをイノベーションすべく「超福祉」という視点を掲げ、渋谷のポップカルチャーやデザインを起点に、テクノロジーのイノベーションをB to Cの文脈で展開しました。
期間中、TV・ラジオ・新聞・WEBメディアに多数取りあげられ、会場となった渋谷ヒカリエ「08/」(ハチ)の導入客数としては、過去最多入場者数を記録しました。
シゴトづくりの一環としては、身体・精神・知的障害者の方々やひきこもり、ホームレスの方々に社会参画の機会を促す「就労体験イベント」を、年間を通じて開催しています。昨年2014年度は、就労体験イベントを15回行い、述べ150名の方々にご参加頂きました。
この「就労体験イベント」では、様々な理由から社会参画することが難しい方々に、ワクワク・ドキドキするようなエンターテイメントの領域での、お仕事体験の機会を提供しています。このプロジェクトを実施することにより、最終的には体験者の方々の就労に繋げていきたいと思っています。
現在、就労支援事業者や、福祉作業所等が抱えている課題は、利用者さん達の社会参画の機会が著しく少ないことです。
実際に「働きたい!」という意欲を持った人達がいても、なかなかそういった体験の機会がないのが現状です。ましてや、スポーツ・音楽・映画などのエンターテイメントコンテンツにおける、就労や体験の機会は、ほぼゼロです。
私たちが学生時代にアルバイトをしようと思った時に、色々なジャンルの職業や、働く場所の選択肢があって、その中からやってみたいと思えるものを選んで働いてみた様に、彼らにも色々なジャンルの職業や場所で、働く体験・経験をしてもらいたいと思っています。
その為にはまず、彼らの選択肢を増やしてあげることが必要です。
それと同時に、「これならやってみたい!」と思わせる様な、ワクワクするジャンルのお仕事を用意して上げることも必要です。
今後も、彼らに働く喜びや生きがいを持てるきっかけとなる機会を、増やしていきたいと強く思っています。
以下は、今まで行って来た就労体験に参加した、当事者や、事業所や福祉作業の職員の方々ほんの一部感想です。
■通所者である障害者の方々は外に出る機会がなかなかない。また、同世代の大人や、子供達と 一緒に何かをするという機会も少ないので、こういうイベントに参加できることはとてもありがたい。(30代 男性/施設責任者)
■普段は施設の中で黙々作業をするだけの毎日でしたが、今回は初めて外での活動となりした。普段施設では見れない利用者の表情を見ることが出来、施設としても大変満足しています。今後も継続して参加させて頂ければと思っております。(20代 女性/施設職員)
■華やかなイベントに関わることで、きっと皆さんの自尊心や自信の向上にプラスになっていると 感じる。ピープルデザイン研究所さんには、毎回障がいのある方も参加しやすい仕組みづくりをして大変感謝している。ぜひまた就労体験の場に参加させて頂きたい。(30代 女性/施設職員)
■「初めてお金をもらえる仕事に就く事が出来ました。とても楽しくて、またやりたいです。」(30代 男性/精神障害)
■みんなで協力して、「いちスタッフ」として関わりながら、汗を流せたのがよかった。(20代 女性/精神障害者)
■「実際に働く」ということに、より実践に近い活動ができたことを嬉しく思っています。この経験を作業所での仕事に生かしていきたいと思います。(30代 男性/精神障害者)
■子供が好きだけど、普段はなかなか子供と触れ合える機会・実習などがないので、とても楽しかった。(20代 女性/精神障害者)
日本の総人口の約6%にあたる741万人が何らかの障がいを抱えています。しかし、そのうち民間企業で雇用されているのはわずか43万人弱でしかなく、障害者雇用率の全国平均は1.82%(法定雇用率2.0%)です。また、事業所に通う精神・知的障害の方々の平均工賃は、就労継続支援B型事業所では14,190円となっています。
私達の提案は、それぞれの企業に終身雇用を前提とした2.0%を義務づけるよりも、自社内にある簡易な業務を、それに必要な人数6%相当を目安にして、障害者の人たちに短期間の就労機会を創出するということです。
2012年、Jリーグ横浜FC様にご協力を頂き、横浜FCのホームグラウンド周辺の神奈川区と保土ヶ谷区の福祉作業所に通所する障害者の方々の就労体験をコーディネートしたのがこのプロジェクトのはじまりです。
その後も様々な企業やスポーツチームとのコラボレーションで、就労体験企画をパワーアップさせ、2014年度は15回の就労体験を実施し、述べ150名の方々が、普段のサービスを享受する ”もてなされる側” から、サービスを提供する ”もてなす側”となり、イベントの運営スタッフの一員として活躍しました。
私たちは、参加された方々には交通費として2,000円を支給しています。(横浜FC様との就労体験では、2,000円は横浜FC様に支給頂いています。)平均月給が約13,000円の彼らにとって、ワクワク・ドキドキするようなお仕事をしながら、一日数時間の労働で2,000円をもらえるのは、とても大きな収入となります。
2015年度は、今までの活動をさらにパワーアップさせ、年間30回以上、参加者365名以上の就労体験イベントを実現させていきたいと考えています。
そのための費用が不足しています。
また今後も継続的に、様々なジャンルと場所での就労体験の機会を提供するためには、皆さまのご協力が必要です。
この活動を多くの方々に知って頂く為にも、また、さらに活動の幅を広げていく為にも、意識の高い方々がいらっしゃる、クラウドファンディングは有効だと思いました。
集まったお金は全て、就労体験イベント開催に辺りかかる実費の費用として、有効に活用をさせて頂きます。
私たちのこのモデルをベースにした就労体験を全国各地に広め、2016年度以降は、年間千人単位で体験者を増やしていきたいと思っています。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催の際には、全スタッフの6%相当は、なんらかのハンディを持った方々が働いている姿を、当たり前の風景にしていきたいと考えています。
そして、誰もが混ざり合うダイバーシティな国・日本を、全世界に発信していきたいと思います。
目標金額の設定として30万円を掲げていますが、これは昨年と同じ人数、”150人”の方々に就労を体験していただくことが出来る第一の目標です。
第二の目標としては73万円を目指し、今年度の目標である”365人”の就労をサポートして行きたいと思っております!
皆さんのご協力、応援をよろしくお願いいたします。
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 アルファ ロメオ 限定バージョン(非売品) 1個
◉コミュニケーションチャーム商品解説:
NPO法人ピープルデザイン研究所の立ち上げに際し製作した「コミュニケーションチャーム」。街中で「困っていたら私に声をかけてください!」、「私、何でもお手伝いします!」、「ハンディがある方をサポートをします!」という意思を表明してくれた方に、そのサインとして身に付けてもらうファッッションクセサリーです。日本に来た外国人の方が、言葉が通じなくても指止しで対話できる用、困った時に良く使うという6つをアイコン化し、デザインしたコミュニケーションカードに、カラフルなゴムひもを付けました。
この、ゴムひもを切る、結ぶという製作作業や、完成製品のパッケージングの作業は、全て渋谷区内の作業所(8カ所)で行っており、障害者の方々の仕事の創出と、工賃アップにも協力しているアイテムです。
今回のチャームは、弊研究所の活動をサポート頂いている、アルファ ロメオさんとの限定コラボレーションバージョンです。
アクリルカードの色はオリジナルのレッドで、カード裏面にはアルファ ロメオのロゴがプリントされています。
また付属のヒモは、通常バージョンとは違う素材を使用し、レッド・ネイビー・ホワイトの3色のカラーでアレンジしています。
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 アルファ ロメオ 限定バージョン(非売品) 1個
・HPの特設プロジェクト欄に、感謝を込めて支援者様のお名前をクレジットさせていただきます。
※個人名・団体名・会社名のいずれも可能です。
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 アルファ ロメオ 限定バージョン(非売品) 1個
・HPの特設プロジェクト欄に、感謝を込めて支援者様のお名前をクレジットさせていただきます。
『アルファ ロメオ グッズプラン』
・Alfa Romeoスペシャルグッズセットをプレゼントさせていただきます。
(折りたたみアンブレラ、オリジナルノートブック、折りたたみトートバッグ)
(6/29 リターン追加 Alfa Romeo社よりリターンアイテムのサポートをいただけることになりました)
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 アルファ ロメオ 限定バージョン(非売品) 1個
・HPの特設プロジェクト欄に、感謝を込めて支援者様のお名前をクレジットさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 通常バージョン 1個
・代表理事・須藤シンジの直筆Thanksメッセージ入り書籍をプレゼントさせていただきます。
タイトル:~『意識をデザインする仕事「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの』~
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・『コミュニケーションチャーム』 アルファ ロメオ 限定バージョン(非売品) 1個
・HPの特設プロジェクト欄に、感謝を込めて支援者様のお名前をクレジットさせていただきます。
・代表理事・須藤シンジの直筆Thanksメッセージ入り書籍をプレゼントさせていただきます。
タイトル:~『意識をデザインする仕事「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの』~
・代表理事 須藤が代表を務めるソーシャルプロジェクトNextidevolutionとsenz Umbrellazのコラボーレション傘 ”senz original” をプレゼント致します。
◉”senz original” 商品解説:
Nextideの活動に賛同した、オランダのSENZ umbrellas社とのコラボレーション。風速100km/h(miniでは80km/h)の風にも耐える傘として開発された傘の、メインポール部分にパッドを巻いた、Nextideオリジナル仕様です。車イス操作時をはじめ、両手が塞がった状態での傘としての機能性を担保すべく、一時的に肩と首でホールドしやすい様に、パッド機能をピープルデザインとして採用した限定モデル。
・プロジェクトチームからの「Thanksメール」をお送りさせていただきます。
・HPの特設プロジェクト欄に、感謝を込めて協賛者/協賛社としてのお名前クレジット、併せてロゴや写真も掲載させていただきます。
・代表理事須藤による講演会・セミナー・ワークショップの実施
(関東近辺にて開催、会場費・交通費は別途いただきます)