支援者の皆様、並びにご興味を持って頂いている皆様
この度は全自動生パスタメーカー「EF-PM02」をご支援,応援いただきまして誠にありがとうございます。
前回の活動報告で、「こんな事が出来るか試して欲しい」などございましたら、ぜひお問い合わせくださいと募集したところ、「米粉パスタは作れますか?」という問い合わせを頂きましたので、この度チャレンジさせて頂きました!
二回に分けての活動報告の二回目になります。
前回の活動報告はこちら↓↓
https://greenfunding.jp/carpediem/projects/8062/activities/33281
それではテスト環境のご紹介です!
【テスト環境】
製麺機:EF-PM02
米粉:160g(付属カップすりきり1杯)
片栗粉:50g
卵水:100ml(卵液半個分、加水率47%)
はじめに、今回要した粉類です。どちらもスーパーで揃いました。
米粉をメインに片栗粉でつなぎをしていきます。
米粉はすり切りで測り、片栗粉は50gを計量し全自動生パスタメーカー「EF-PM02」に投入、スイッチを入れて混ぜていきます。
アタッチメントは前回のものが切れやすかったため、幅広の平打ち麺を選択。
今回は大きなトラブルもなく、全自動製麺が出来ています。かなりツルンとしたキレイな麺が出てきました。
触ってみた印象としては小麦麺のような弾力はないものの、形は非常に整っています。これは期待できそうです。
実際に出来上がったものがこちらです。
表面はツルッとしていて100%米粉麺よりも口当たりは良さそうです。
しかし、ここでトラブルが起こります。
茹ではじめは白玉のような上品なモチモチ感があり美味しかったのですが、茹で時間が長くなると湯に溶け出してふにゃふにゃに。
そのため、茹で上がりを写真でお見せ出来る状態ではなくなってしまいました。アルデンテを目指したのが裏目に出た形です。
恐らくですが、これは片栗粉の持つでんぷんの性質によるものではないかと思われます。
片栗粉は熱湯で溶け出し、冷えると固まる性質を持っています。
よって、茹ですぎると小麦よりも早く溶け出してしまうのではないかと思います。
これもショートパスタにすれば溶け出してしまう症状をかなり緩和できるかと思うのですが、やはり長い麺の状態で作りたいものです。
また、こねる際に片栗粉が混ざりきらずにくっついている生地があったのも気になりました。
製麺はうまくいきましたので、あとは調理の課題をクリアできれば米粉パスタのレシピを確立できそうです。注意点としては
・茹で時間は短く。ちょっと硬いかな?くらいでよさそう
・茹で調理中はでんぷんが溶け出すタイミング。激しく混ぜない
・茹でた後は冷水ででんぷんを引き締める
といったことに注意すれば完成しそうです。
他には卵白に含まれるタンパク質のつなぎなど、まだまだ出来ることはあります。
仮説は立っているので【Part 3】をやりたいと思います。
・茹で時間など調理工程に変更を加える
・卵水の卵の割合を増やす
・こねる際の水は熱湯も使用し、片栗粉を溶かす
米粉:160g(付属カップすりきり1杯)
片栗粉:50g
卵水:100ml(卵液半個分、加水率47%)
このような結果となりました。前回より一歩前進できのではないでしょうか。
米粉パスタに関しては引き続きレシピの改善をしていきます!
今後もレシピとともに他の面もテストしていきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします!
起案者