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本場のインラインアルペンの技術を日本に!

世界選手権大会(インターナショナルカップ含む) 個人報告

報告遅くなって申し訳ありません。まずは、個人的な結果と感想について報告させていただきます。追って、大会の感想を報告いたします。また、ご支援者様には遠征全体の報告の文章を送付いたします。

・GS 44位

今シーズン5回(4日ではなく)しか滑走しておらず、悩みましたが、レースとしては捨てました。スタンスを狭くして、しっかり前半にエッジングの準備をして瞬間的に踏み込む滑りでSLの練習に当てました。結果は全く気にせず、リザルトを見もしませんでしたが、今思えば、奇しくも2012と同じ順位でした。

・PSL 予選34位(予選落ち)

まず32人に残ることが目標でした。出場選手から考えて、ギリギリのラインだと考えておりました。初めのSL競技として失敗はしたくないものの、抑えたら厳しいという難しい状況だと考えておりました。序盤は予想通りにコントロールして滑ることが出来たのですが、後半攻めることが出来ず、及びませんでした。

・SL(インターナショナルカップ) 26位

いよいよ練習してきたSL競技ということで、まず、最低限の練習の時の滑りを出すことを意識しました。練習してきた最終段階の滑りを出すことは出来ませんでしたが、最低限はクリアできたので、一番の目標としてきた次の日の世界選手権SLに向け、良い準備が出来たと思いました。

・SL 29位

1本目は自分の緊張状態を受け入れ、練習で成功率の高くなかった最終段階の滑りを出すのではなく、昨日それなりな結果が出せた確実に完走できる滑りで滑り、2本目勝負にかけるつもりで滑りました。結果的にもノーミスの滑りで滑り切ることができました。

そして迎えた2本目、精神的には落ち着いて迎えることが出来たと思います。スタートダッシュも今までで最高のものが決まりました。しかし、1回の踏み込みのタイミングミスで前後バランスを崩しボロボロの滑りになってしまい、最後は完全に自分の滑りをすることが出来ませんでした。この原因についてはしっかり反省し、今後の成長に繋げていきたいです。もちろん、皆様に共有出来るようなものでしたら共有していければと思います。

順位としては29位でしたが、コースアウトが多かったからということもあり、決して満足できる結果ではありませんでした。

全体的な反省としては、過去の年度の成績に比べるとかなりの飛躍があったものの、技術的には出し切れなかった感も残りました。

しかし、実質1カ月以下で1から滑りを作り直して、なんとかここまでまとめられたのも、イタリアでの指導の賜物であり、チームにもこの環境を作ってくださった皆様にも本当に感謝しております。本当にありがとうございました。

この遠征で、しっかりとした足場も作れたので、今後のさらなるスピードアップは充分に可能だと考えております。

今後ともよろしくお願いいたします。

2014/09/18 07:02