結果は25位でした。
以下詳細です。
●大会・順位について
結果としては、まずまずだったと思います。WCランキングポイント(30位以内)も獲得することもできました。WCとしての参加人数は今シーズン最大のもので、多くのトップ選手が出場していましたが、セットがやや難しく完走率がそこまで高くなかったことも順位を上げられた主な原因だったと言えます。
こちらではポイントを取得しているということが、ある程度のステータスなのか、ちょっと対応も変わりました。また、イタリア代表の選手を1人上回ったことでチーム内でも次への飛躍を期待してもらえるようになりました。
ただし、タイムとしては世界のトップとは依然合計10秒近く離れており、遠さを感じます。2か月しっかり鍛えていきます。
●滑走ごとの感想
1本目:
今までの大会の中ではテクニカルなセットでした。リズム変化が多くしかも長いという神経の使うセットでした。ただ、昨日の攻める感覚で行くところと、しっかり技術で滑るところを使い分け滑ることが出来たと思います。タイムから換算すると時速42.5kmになりますが、安定して滑れました。
30位につけたので、2本目はもっとがっつり行こうと考えました。
2本目:
最初は高速セットと見せかけて、途中からいきなり振っているオープンゲートという鬼セットでした。さらに、ポールの本数が1本目より4本減るというかなりインターバルが長いセットで、100mmにはちょっと厳しい、正直苦手なセットでした。イタリアのコーチがセッターでした。いつもこちらのコーチのセットで練習していますが、練習の時のセットとは違ってました。ミスもあり、タイム的には伸びませんでしたが、コースが難しかったことでかなりの人数がコースアウトし、結局5つ順位をあげることができました。
●道具の変更
このレースから靴をチームの靴に変えました。
http://www.dugeco.com
この靴は、実際にスピード競技のワールドカップ選手が使うものと同じものです。今年のベルリンマラソンには、この靴を擁してメーカーチームとして参戦する様です。カーボンが分厚くて非常に剛性が高く、また、カフが高めできちんと足首もホールドされる為、ほぼぶっつけ本番でも安定して滑ることができました。
また、今回前回と、100mmで今の技術で滑れば、多少無茶してもほぼ完走できることが分かりました。チェコの選手にもイタリアの人たちからも奨められているように110mmに変えて、練習して技術も磨いて、ジムでパワーもつけて更なる飛躍をしたいと思います。
(追記)110mm練習で試しましたが、全く問題ありませんでした。むしろかなりグリップが良くなって滑りやすいです。以前、日本で試した時は、全くコントロールできなかったのですが、今の滑りなら全く問題なく扱えそうです。