結果は33位でした。
●大会・順位について
ワールドカップでは国の代表の選手が出場します。しかし、今回はチェコで行われたこともあり、ドイツで行われる時のように出場選手の全てが各国のトップ選手というわけではありません。その中での33位という順位やタイムについては全く駄目でした。特に2本目はお話にならないタイムであり、いくら今後のために技術を意識したとは言えかなり悔しい結果となりました。
●滑走ごとの感想
1本目:
真っ直ぐめのセットでした。少し細かい所もありましたが、全体的には簡単な印象でした。
昨日のビデオミーティングでポールから遠いことを指摘されていたのでそれを意識して滑りました。最後ゴール前でポールを蹴ってしまいちょっと危なかったですが、昨日よりは大分ポールの近くを滑れました。
2本目:
さらに真っ直ぐなセットとなりました。この滑走もポールの近くを滑ることを意識しました。
しかし、それだけでした。こんなに真っ直ぐのセットで、みんな110mmのところを100mmでおとなしく滑ってタイムが出るはずもありません。タイムは最悪でした。
●次回への反省
例年と違い、時差ボケも抜けず現地練習も0のまま大会に臨み体は全く動きませんでした。それでも練習してきたものに近い動きができて、それで結果が出なかったことは悔しい限りです。
課題としてはスピードが出ている上での真っ直ぐなセットがまるで駄目です。日本では力いっぱい両足でプッシュできていたので、タイミングさえ合えばスケーティングをしなくてもそこそこいけていたのですが、絶対スピードが速いとタイミングが合いません。とにかくスピード慣れが必要です。膝と腰の返しが全く間に合ってません。
6位のスヴェン選手と話をして「チームメイトと一緒にずっと見てたけど、技術はある。技術のない選手は速くなれないけど君は可能性がある。次のレースお互いがんばろう」と言って(慰めて)もらえました。
すでにイタリアでトレーニングを開始しています。明日はポールも滑れるようです。次回は来週末と近いですが、必ず結果に繋げていきます。