このプロジェクトは、西日本新聞メディアラボが取り組む「軍艦島アーカイブス」の運営資金の支援を募るプロジェクトです。
長崎港から南西20kmほどの海上に浮かぶ無人の島「端島」、通称「軍艦島」。
昔から多くのファンを惹きつけているこの島ですが、その魅力を伝える良質なコンテンツ、美しい映像クリップはまだ十分に公開されていないのではないか。世界遺産への国内推薦が決まった昨年、私たちはそう考えました。
軍艦島(長崎・端島)は世界文化遺産登録への手続きが進められている「明治日本の産業革命遺産」の代表的構成資産です。しかし、風雨や高潮などによる劣化が著しく、維持や保存が非常に危ぶまれています。特に国内最古の鉄筋コンクリート造高層アパートといわれる「30号棟」は、いつ崩壊してもおかしくない状況といわれています。
※保存が危ぶまれる30号棟は1916年建造
私たちはこの現状を鑑み、昨年、軍艦島のデジタルアーカイブプロジェクト「軍艦島アーカイブス」をスタートし、4Kカメラによる高精度記録撮影を実施しました。
軍艦島の魅力をあますことなく伝えるため、映像作家・永川優樹氏をパートナーに加えて映像を制作。そのプレビュー版を昨年11月にYouTubeで公開したところ、予想を超える大きな反響がありました。
→ facebookページ「軍艦島アーカイブス」はこちら
※昨年8月、長崎市の特別な許可のもと軍艦島に上陸
今年4月には、古写真と映像で軍艦島(長崎・端島)の歴史と魅力にせまるWEBサイト「軍艦島アーカイブス」を公開し、軍艦島の成り立ちやかつての島内の様子を伝えています。全8話で構成し、現在第3話まで公開しています。
※WEBサイト「軍艦島アーカイブス」
最近の調査によると、現在の技術では30号棟をはじめとするアパート群は保存困難と判断されており、軍艦島の象徴となっている建物群は、将来姿を消す可能性がますます高くなっています。
▼2015年5月18日 西日本新聞ニュース
軍艦島アパート、保存困難 長崎市判断「補修技術がない」
私たちは今後も、ドローンなどを活用して島の高精細な映像の撮影や、かつての住人へのインタビューを実施するなど、この遺産が持つ意味を詳しく後世に伝えるデジタルアーカイブの充実をはかっていきたいと考えています。
今年5月、軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」に対して、世界文化遺産への登録勧告がだされました。
▼2015年5月5日 西日本新聞ニュース
明治の産業遺産、世界遺産へ 軍艦島、八幡製鉄所など九州中心に全23施設
これを受け、日本国内、特に構成資産の地元では喜びの声が多く聞かれる一方で、韓国や中国では登録に反対する声が聞かれています。登録の可否は、今月(2015年6月)下旬からドイツで開かれる世界遺産委員会で判断される見込みです。
私たちは軍艦島のもつ価値を国内だけでなく、世界により広く伝えるためにWEBサイト「軍艦島アーカイブス」を英語、中国語、韓国語の3か国語で多言語展開していきたいと考えています。
※制作予定のブルーレイパッケージイメージ
※ブルーレイの仕様 - HD Stereo 70分
・軍艦島の成り立ちを解説するドキュメンタリー30分
・ドローンなどによる移動撮影動画と現地の環境音で構成した環境映像(BGM・ナレーションなし)40分
(上記の内容は変更となる可能性があります。)
このプロジェクトを進めているのは「西日本新聞メディアラボ」。九州を拠点とする西日本新聞のグループ会社です。西日本新聞は九州のブロック紙として139年間、紙面を通して報道してきました。長い歴史の中には価値ある記録がたくさん保存されています。インターネットが情報流通の中心となった現在、世界中の新聞社がウェブを活用した報道スタイルのあり方を模索しています。
※プロジェクトメンバー。左から、多言語展開担当・Angela Lan(西日本新聞メディアラボ)、プロジェクトプロデューサー・林隆広(西日本新聞メディアラボ)、映像ディレクター・永川優樹(フリーランス)
私たちも「軍艦島アーカイブス」を通して、新しいスタイルの情報発信、映像や美しいウェブ表現を生かした形にチャレンジしていきたいと思います。購読料でも広告料でもない新しい支援の形で、九州が誇る地域資源を広く世界に届けたいと思い、リンクスタートによる支援のお願いに至りました。
ぜひご支援をお願いします。
ご支援に対するリターンとして、プロジェクトで取材した立入禁止区域の映像、ドローンによる俯瞰映像などでブルーレイやステッカーを制作し、支援者の皆さんにお届けします。
4Kで撮影したデータをHDへダウンコンバートした映像は、細部まで細やかに表現されます。ふだんは見ることができない軍艦島の姿を美しい映像でじっくりと見てもらいたいと思います。
そして、さらにプロジェクトを強く後押しいただける方には、エンドロールやホームページにご支援者としてお名前を掲載し、4Kデータをそのままお渡しするリターンを考えています。ブルーレイを超える美しさの4K映像をぜひ4Kモニタでお楽しみください。
実は、軍艦島の対岸にある港町・野母崎(のもざき)は、多彩な魚介が獲れる長崎県下でも有数の伊勢えび産地です。毎年8月末から禁漁解禁を祝った伊勢エビまつりも開かれます(第16回のもざき伊勢エビまつりのお知らせ)。昨年の軍艦島撮影時に食べたこの味を支援者の方々にもぜひ味わっていただきたいと考え、伊勢えびプランを限定20名で設定しています。よろしければこちらもご検討ください。
・プロジェクトよりお礼のメール
・プロジェクトよりお礼のメール
・オリジナルステッカー 1枚
※ステッカーイメージ
・プロジェクトよりお礼のメール
・オリジナルステッカー 1枚
・オリジナルブルーレイディスク1枚
※ブルーレイパッケージイメージ
・プロジェクトよりお礼のメール
・オリジナルステッカー 1枚
・オリジナルブルーレイディスク1枚
・ブルーレイディスクのエンドロールにお名前を掲載(ご希望者のみ)
・WEBサイト「軍艦島アーカイブス」 にお名前を掲載(ご希望者のみ)
※WEBサイト「軍艦島アーカイブス」
・プロジェクトよりお礼のメール
・オリジナルステッカー 1枚
・オリジナルブルーレイディスク1枚
・ブルーレイディスクのエンドロールにお名前を掲載(ご希望者のみ)
・WEBサイト「軍艦島アーカイブス」 にお名前を掲載(ご希望者のみ)
・ブルーレイに収録する環境映像の「4Kデータ」約30GB程度を提供
※4Kデータは個人利用の範囲でお願いします。提供の際に書面にて同意をいただきます。
・プロジェクトよりお礼のメール
・オリジナルステッカー 1枚
・オリジナルブルーレイディスク1枚
・ブルーレイディスクのエンドロールにお名前を掲載(ご希望者のみ)
・WEBサイト「軍艦島アーカイブス」 にお名前を掲載(ご希望者のみ)
・ブルーレイに収録する環境映像の「4Kデータ」約30GB程度を提供
※4Kデータは個人利用の範囲でお願いします。提供の際に書面にて同意をいただきます。
・知られざる軍艦島近海の特産品・伊勢えび1kg箱(2-3尾入り)
※写真はイメージです。お届け先は日本国内に限ります。
※軍艦島の近海には伊勢えびの好物である小魚やムール貝などが豊富。それを食べて育った野母崎産の伊勢えびは身が締まって、味も濃厚、甘みたっぷりです。
※昨年の上陸時にお世話になったゑびす丸の馬場船長からお届けする予定です。
このプロジェクトが成功したら、ステッカーの制作や映像の編集などを行い、9月末頃に支援者の皆さまにリターンをお届けする予定です。(変更の可能性があります。)
九州・日本が誇る「軍艦島」の歴史や価値を世界に広く伝えるため、皆さまのご支援をよろしくお願いします。
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