こんにちは。『Obil』です。
彫刻師さんの彫刻の様子を動画にしました。 どのように作られているかぜひご覧ください。
Obilの今回のラインナップの中で使われている彫刻の彫り方である「流し彫」と「トントン彫」は漆器を製作するさいの分類でいうと、「乱れ彫り」という彫り方に属します。
乱れ彫りとは彫刻師がランダムにリズムよく彫り上げる彫り方です。
「流し彫」は細長く彫り上げるタイプで、主に川の流れや雲の流れなどを表現するときに使われています。
勢いと流れが生まれる脇役のような彫り方が特長です。
一方で「トントン彫」とは亀甲型にも見える彫り方で、主に岩肌や葉っぱの葉脈などを表現する際に使われます。
植物の葉っぱを表現する際などはぴったりで、ほど良いデフォルメ感も心地よい彫り方です。
これらの表情をピックアップし、テクスチャーとして提案しているのが今回のobilのラインナップです。
彫刻というと、モチーフを彫るとか、像を彫る、などをイメージすることが多いと思いますが、彫刻にも新しい側面があることを発見いただけると幸いです。
『Obil』を製作しているアルベキ社では、彫刻塗に端を発した様々なテクスチャーを提案しています。
彫刻や浮造りなどの技法で魅せるもの、また、和紙や布や金銀箔などの素材で魅せるものなど、凹凸を伴う美しいテクスチャーを提案しています。
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アルベキ社FBページ https://www.facebook.com/アルベキ社-217507461748887/
アルベキ社HP http://albeky.com/