コンペで優勝した案をベースに練り直し、それを形にしていきます。のべおよそ20人で作業を進め、かなり完成形が見えてきました。
地元の大工さんにもたくさん助けていただきました。レクチャーをしてくださったり、工場で作業させていただいたり、道具・材料を支援してくださったり、、、ほんとうにありがたかったです。ありがとうございました!
学生の吸収力も早くて驚きました。大工さんからレクチャーを受けて、最初は時間もかかるし、精度も低い。けど、次の日にはあっという間にこなして、他の人にやり方を教えている。そんな光景を何度も見ました。コンペ合宿の設計では、先輩が後輩を指導するけれど、学校では教わらない施工となると、話は別。後輩が先輩に技術を伝えていくという興味深い光景がそこにはありました。スタートラインがみんな0からだからこそ、人それぞれの成長具合も見えて面白かったです。
「自主性」について、考える機会でもありました。施工となると経験は0に等しいので、どうしても大工さんたちに頼ってしまいがちになるし、大工さんがいないとなにもできない。。けど、造っているのはぼくたち学生。表現しづらいけど、すごく難しかったし、悔しさもありました。
なにはともあれ、無事故で着々と進められて良かったです。なにより、参加者が施工を楽しみながらやっている姿を見られたことがうれしかったです!