建築コンペから施工までを行う事務局を紹介します。
事務局は全て学生で構成されていて、コンペをやろうと決めた2月頃から定例会議や現地視察など、多くの労力をコンペに費やしてくれています。学生の募集や道具の手配、各関係者との調整など、大人でも上手くできなさそうなことを試行錯誤しながら進めてくれています。
彼ら抜きでは建築コンペの合宿は実施されることはなかったでしょう。非常に自立して自発的にタスクをこなしてくれてきました。大人が仕事で取り組むようなレベルのことを、スケジュールを考えながら進めてきました。
事務局はメイン事務局2名とサポート約1名の3名体制で進めています。
芝浦工業大学2年生で昨年の建築コンペに参加し、事務局の働きを見てやってみたいと手を挙げてくれました。
コンペ期間中はサポートしてくれる大人の皆さんとの交渉や、対話会の事前調整、司会などを努めてくれています。
芝浦工業大学3年生で鈴木くんも昨年の建築コンペに参加して今回は事務局を、というチャレンジをしてくれています。
建築コンペ期間中は学生への連絡や取りまとめを中心に業務をしてくれています。締切の管理など学生に対してビシッと説明をしています。
東京大学修士1年で昨年の建築コンペでも事務局をした経験から、下級生の2人のサポート役として色々と下支えをしてくれています。
海山くんは大学院の研究テーマとして、建物を作る(リノベーションする)体験から人やコミュニティが成長していくプロセスを観察していくことをしており、建築コンペを学生が自分の力で開催し施工までを作っていくことがテーマにピッタリであるということで積極的に取り組んでくれています。
チーム討議でも積極的に各チームとコミュニケーションを取り、チームの成熟の過程を見える化することに注力してくれ、また合宿期間中は撮影係を努めてくれています。
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合宿期間中に関わらず、施工からオープニングまでまだまだ先はありますが、彼らの努力の上に現在のコンペ合宿の情熱や活気があります。
この活動を支え、彼らのアイデアを1つでも具現化出来るようにご支援いただけたら幸いです。
//井戸