image

世界に誇れるMade in NAGANO(長野)の超精密技術で復刻
東洋のスイスが現代に蘇らせた100年前の腕時計『TMPL(テンプル)』

image

▼ 支援方法がわからない場合は下記をご覧ください。

PC版:https://drive.google.com/file/d/1jZ7YKqw85hddCntbflEOuKbRXt9cHtjP/view

スマホ版:https://drive.google.com/file/d/1Cn7TkvfF0CTCGsgKT_viSx2lK4a7yQxC/view

TMPL(テンプル)は、時代とともに変化してきた”ウォッチデザイン”に注目し、独自の視点で復刻していく実験的で新しい腕時計ブランドです。

時計の産地・長野県で30年以上にわたり時計製造に携わってきた南安精工と、クリエイティブ集団CEKAI(セカイ)のクリエイターが出会ったことでプロジェクトは始まりました。

腕時計が世の中に広がってから100年あまり、各時代の腕時計には当時の出来事や時代性がデザインとして織り込まれています。TMPLでは、ウォッチデザインを「その時代を象徴する歴史・文化の結晶」として捉え、単体の時計ブランドの製品ではなく、各時代の腕時計のデザインを独自の切り口で再編集し、高い品質と適正価格で現代に復刻していきます。

 

TMPLのファーストモデルでは、腕時計の黎明期となる1910年代のウォッチデザインを復刻。100年前の腕時計に見られる肉厚なフォルムや文字盤、象徴的な針の形をモンタージュし、現代的なサイズバランスの中に落とし込みました。性別や年齢、シーンを問わず着用いただける普遍的なデザインに仕上げられており、それぞれのケースと文字盤の組み合わせが異なるカラーバリエーションもご用意しています。

この機会にぜひTMPLのファーストモデルを通して、100年前の腕時計がもつ美しいデザインや歴史、新しい魅力に触れてみてください。

クロノグラフの1910S-CG01とスモールセカンドモデルの1910S-SS01。どちらも性別や年齢、シーンを問わず、着用いただける普遍的なデザインです。それぞれケースと文字盤の組み合わせが異なるカラーバリエーションもラインナップしています。あなたの好きな、100年前をお選びください。

 

時計を腕に身につけるという習慣がまだ浸透していなかった1910年代の腕時計は、女性用懐中時計のムーブメントを使用した小ぶりなものが主流でした。懐中時計の名残を感じさせる丸いケースと大きな竜頭。そのフォルムを踏襲し、当時の雰囲気を感じさせつつ、現代的なサイズバランスに仕上げています。

 

当時の主な盤面素材であった陶器を再現した盤面に、懐中時計の名残ともいえるアラビア数字を配置。飛行機など、操縦や移動の際の視認性が重要視されていた、大きなアラビア数字の上に蓄光塗料がたっぷりと塗られているのも特徴です。

 

通称「コブラ針」という、1910年代のデザインを忠実に再現。航空時計や軍用時計によく見られる形状で、先端部がコブラのように見えるため、そう呼ばれています。針にも蓄光塗料を採用し、視認性も抜群。鉄を炙って酸化させ錆びにくくする、当時の技法から生まれる青色を再現した針色も特徴です。
※黒文字盤の針はシルバーとなります

 

ムーブメントには、使い勝手の良さ、正確性、デザイン、適正な価格を考慮し、日本製の高性能クオーツを採用しました。日常的にPCやスマホなど磁気と接触する昨今において多いのが、磁気によるトラブルです。時計屋復刻堂に持ち込まれる修理品も、磁気の影響が故障の原因となってるものが多数あります。今回MAGNETIC RESISITANT4800の耐磁性能を持たせるため、ムーブメントを磁力から守る特殊な構造を採用しました。通常、2~3万円程の腕時計ですとムーブメントを固定する部品はプラスチックですが、TMPLウォッチでは金属を採用。また文字盤の裏側にも金属の耐磁板をつけることで、ムーブメントを磁力から守る設計となっています。

 

かつて、一時代を築きあげた長野県の時計産業。その中心地だった諏訪地方をはじめ、県内における時計製造の規模は縮小傾向にあります。北アルプスを望む長野県安曇野市で30年以上に渡り、時計の製造、修理に携わってきた私たちは、いま一度、長野県、そして日本国内の腕時計産業を元気づけたい。そして、長野の地でこれまで培われてきた技術や経験、魂を絶やすことなく、次代へと継承していきたい。そうした思いから、時計製造を行う株式会社南安精工とプロダクトデザインを行うクリエイティブアソシエーション・CEKAIの共同プロジェクトをスタートさせました。

自分たちにしか作れない新しい腕時計とは何だろう。その答えは、すぐ近くにありました。株式会社南安精工では時計屋復刻堂という店舗を運営しています。思い入れのある時計を長く使ってほしいという思いから、修理を通してお客様の古い時計を現代に蘇らせてきました。製造元のサポートが切れてしまったり、既成のパーツでは対応できないようなものまで。たくさんの年代物の時計に触れている中で、お客様が現代まで大切に繋いできた時計の価値や昔の時計にしかない魅力を、私たちは常々感じていました。そこで、そのことをたくさんの人に知ってもらえる腕時計を作ろうと決めました。

こうして定まったプロジェクトの軸が、時計が歩んできた歴史や携わってきた人たちを讃える姿勢です。腕時計は、時代ごとのニーズを形にしながら世の中に貢献してきました。歴史を辿れば、当時の時代背景を色濃く反映したヘリテージとも呼べる優れたウォッチデザインがたくさんあります。そうした腕時計の歴史を作ってきたデザインや手法を長野の職人技術で精巧に復刻して、高品質と適正価格で多くの人の手に届ける。それが私たちのミッションです。

 

復刻にあたり、私たちは1910年代のウォッチデザインを最初に選びました。いまから約100年前の、この時代こそ腕時計にとっての黎明期だからです。それは人が空を飛び始めた時代。飛行機はもちろん、海では大型船が行き交い、陸路では蒸気機関車や自動車など、様々な移動手段が大きく発達しました。

また、第一次世界が起きた時代でもあり、無線の戦争指揮伝達が導入されはじめた時期でもあります。こうした時代背景から、それまで主流だった懐中時計は使いづらいものとなり、手を空けた状態で素早く時間を確認できる腕時計が生まれ、次第に一般にも普及していきます。この時代の腕時計に見られる印象的な丸いフォルムや文字盤のデザイン、竜頭の形状などは、それまで主流だった懐中時計の名残でもあるのです。

 

100年前のデザインを精巧に復刻させるだけでなく、適正な価格でより多くの方々にお届けすること。そして、その時計をいつもいつまでも快適にお使いいただけること。それを実現するのが、時計の産地長野で長きに渡り、超精密機器に携わってきた株式会社南安精工の技術です。時計の製造、修理には、部品加工を行う精微な先端技術と丁寧な職人の手仕事の両方が必要となります。

株式会社南安精工は超精密機械装置や精密部品メーカーとして時計はもちろん、自動車部品や電化製品などにも使われる、米粒よりも小さく精密な部品の加工・組立を30年以上行ってきました。TMPLの腕時計は、そうした実績と信頼の品質によって作られています。

 

<1910S-CG01(Chronograph)>

ケース / 直径:42mm 厚さ:12mm 材質:ステンレス (SUS316L)
ムーブメント / MIYOTA製クォーツ クロノグラフタイプ
ストラップ / 牛革製・カン幅:18mm
防水性能 / 5気圧防水

<1910S-SS01(Small Second)>

ケース / 直径:39mm 厚さ:11mm 材質:ステンレス (SUS316L)
ムーブメント / EPSON製クォーツ 小秒針タイプ
ストラップ / 牛革製・カン幅:18mm
防水性能 / 5気圧防水

 

TMPLウォッチを収めるパッケージ。 上質な白のケースに印刷した1910年代当時の写真を、「1910’s CRONOGRAPH」と「1910’s SMALL SECOND」それぞれのシルエットで白く抜いたデザインで、パッケージでも「WEAR THE AGE.」を体現しました。時代を切り取り復刻するTMPLウォッチに、ふさわしい仕上がりとなっています。

 

「TMPL」は、殿堂、神殿、寺院を意味する英語のTEMPLEに由来します。 腕時計の⻑い歴史とそこに携わってきた先⼈の功績を、讃え、愛する ⼈たちが集う堂のような存在でありたいという思いから名付けました。 たとえば、歴史ある寺院の形や構造、⾊使いが、私たちの思いを遠いむかしへと誘い、いまをより鮮やかに感じさせてくれるように 。 TMPLは、時代を⾊濃く反映したウォッチデザインを⽇本のものづくりで精巧に蘇らせることで、時を纏う価値を形にします。

そうした思いが込められた、TMPLロゴマーク。左右の段状になった5本線は神殿への階段であり、 次の世代へ一歩一歩続いていく時の流れでもあります。 また、時計を作ってきた職人たちや関わった全ての人たちの手も表現しています。

 

<設計・製造 株式会社 南安精工 代表取締役 小林知之>
TMPLのプロダクト設計、製造を担当。長野県安曇野市の株式会社南安精工にて、精密機械装置や精密部品加工を主とし、時計の製造、修理にも力を入れている。オリジナル時計ブランド・AZUSAの開発や自社店舗・時計屋復刻堂を運営するなど、本人も大の時計好きである。

<クリエイティブディレクター・プロダクトデザイナー 早川和彦>
TMPLのブランドディレクション、プロダクトデザインを担当。国内大手時計メーカーのデザイナーを経て、プロダクトデザイナーとして独立。クリエイティブアソシエーション・CEKAI所属。現在はクリエイティブディレクターとして、プロダクト以外の幅広い分野のクリエイティブにも関わる。

<アートディレクター・グラフィックデザイナー 森田賢吾>
TMPLのアートディレクションを担当。ロゴ、グラフィック、パッケージのデザインも手掛ける。大貫デザイン、博報堂デザインを経て、2016年より独立。デザインチーム・knot設立。

<プロジェクトマネージャー・コピーライター 鈴木亮太郎>
TMPLのプロジェクトマネージャーとして制作進行を担当。コピーライターとして、企画・構成・文章作成にも関わる。世界株式会社(CEKAI.Corp)所属。

<プロジェクトマネージャー 山田大貴>
TMPLのプロジェクトマネージャーとして制作進行を担当。世界株式会社(CEKAI.Corp)所属。

 

2017年4月 株式会社南安精工とCEKAIによる共同プロジェクト起案
2018年6月 ファーストサンプル完成
           7月 TMPLブランドティザーサイト公開
                 GREEN FUNDINGにてクラウドファンディング開始
         11月 リターン発送開始予定

 

・保証期間は何年ですか?
 →1年間となります。

・保証期間を過ぎた後の修理はどうなりますか?
 →有料にて、修理を承ります。

・ユニセックスでしょうか?
 →はい。男性、女性、性別を問わずお使いいただけます。

・時計のムーブメントは当時の時計と同じ機械式でしょうか?
 →いいえ。高品質と適正価格で当時のデザインを再現するため、日本製クォーツを採用しています。

・今後の問い合わせ先はどこになりますか?
 →(info@tmpl.watch)にお問い合わせください。

PERSONAL RECOMMEND あなたへのおすすめプロジェクト