本当に、ありがとうございます。
この短い期間の中で「この場所を一緒につくりたい」と感じ、力を貸してくださった皆さまへ、心からの感謝をお伝えします。
精神科作業療法では、よく「バラレルの場」という言葉を使います。
直接の対人交流を必要せず、同じ環境で作業をすることです。「話さなくても、人と一緒にいられる」経験を安全に取り戻す場と言えるでしょう。
庭づくりや畑は、
・横並びで作業しやすい
・視線が合いすぎない
・作業のリズムが共有される
・言葉が出ない日でも参加できる
・“共同性”が自然に生まれる
といった、この“並んで作業する”構造そのものです。
土を触り、苗を置き、水を運び、雑草を抜く。
しんどくて話せないときも、作業のリズムが自然に人を結びつけてくれます。
また段階づけがしやすく、その人に合った作業を選択できるのも特徴の一つです。
ただ、安心してその場にいられるだけでいい。つながりは、言葉より前に身体で起こります。
その最良の舞台の実現が、皆さまのおかげで近づいてきました。
ありがとうございます!
これからも応援の程、どうぞよろしくお願いいたします!
(「多様性の庭」をコンセプトに、様々な葉で飾った小さな庭です)
セブンメンタルクリニック
屋上農園プロジェクトチーム