ご覧くださった方、ご支援してくださった方、共感してくださった方、
ありがとうございます!
日本セクシャルマイノリティ協会の吉美です。
沢山の方に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回この企画を通じて、いろいろな人に暖かい気持ちをもらっています。
クラウドファンディングを始めて約3週間で、達成率90%を超えることができました。
このような反響をいただけて、スタッフ一同、とても嬉しい気持ちで、毎日を過ごしております。
「“好き”に変はない展」が実現されることが、ますます楽しみになってきました。
私はいわゆる"セクマイ"ではないので、その点を気にされる方もいらっしゃると思います。けれども、人を好きになる気持ちは誰だって一緒で、「大切だ!ずっと、一生一緒に居たい!」というところに、「個人対個人」の関係以上のモノはないと思っています。
「あなたと、わたし」この二人の世界が有意義であること、キラキラ輝いていることに気付くことが、それぞれの人生に彩りを与えてくれるものだと思っています。
楽しいことばかりじゃない人生が、自分自信が可能な範囲で、幸せを感じられて、誰かと共有し合えたら、とても素敵なことだと思います。
青山さんの写真は、カタチ作ることが難しい「好き」という気持ちを、それと同時に抱く不安感や、刹那感とでも言うのでしょうか、そういった少し複雑な気持ちを含めて、表現されていると感じています。(あくまで私個人の感想です~!)
そんな雰囲気を伝えながら、「それでも、幸せはちゃんと隣にあるんだよ。」って伝えてくれているように思うんです。(やっぱり私の個人的な感想なんですが。)
日本セクシャルマイノリティ協会も、作りたい未来は明確にあるのです。
それは「どんな性も"当たり前"に存在する社会」「“安心”を感じられる社会」。
けれどもその実現は、少人数ではなかなか難しい。
実際活動している中で、「きっと当事者だったら続けられない。」と思ったことが何度もあります。逆に「性的少数者でも無いのに、なんなの?」と言われたことも…。
そういった活動の中で、少数にも多数にも寛容な考えや価値観が無いと、
日本セクシャルマイノリティ協会の望む、どんな性にもひらかれた社会は来ないと感じました。
今回、この誰にでも共通する「好き」という気持ちを、「"好き"に変はない展」を通じて多くの人に知っていただけたら、きっと何か変わるキッカケになってくれると信じています。
青山さんの世界を通じて、どんなカタチの「好き」も当たり前に存在して、
「"好き"に変はないんだ!」ってことを、少しでも多くの人に感じてもらえたら嬉しいです。
そして、今、私たちがしたいと思っている事に手を差し伸べてくださっている皆様に感謝致します。支援金をくださった方、SNSでご友人や知人にお知らせし
てくださった方、何気なく気に止めてくださった方、他にも沢山の方々にが、展覧会実現の為に、お力を貸してくださっています。
日本セクシャルマイノリティ協会を設立した三人でできることなんて、どんなに動いても実際ほんの少ししかありません。限界もあります。
そんな中で、この展覧会を「応援するよ。」と言ってくださる方が沢山いて、日本セクシャルマイノリティ協会の存在は無駄ではないのかなと、上手に形容出来ませんが、感謝の気持ちが溢れてきました。まだ「"好き"に変はない展」の開催が決まったわけではないのですが、一人ひとりのご協力を、おこがましいのですが感じることができて、感動してしまいました!
本当にありがとうございます!
どうか、展覧会が実現されますように。
そうして少しずつでも、性に対して安心を感じられる社会に変わっていきますように。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
日本セクシャルマイノリティ協会 吉美