三重 万古焼の3合用土鍋。
耐熱性・保温性に優れた陶土を使用しているので、じっくりコトコト温まり、旨味成分が増え美味しい料理が手軽にできます。
土鍋でぐつぐつ煮える音、立ちのぼる湯気、ふたを開けた瞬間に広がる香り。
あの頃の食卓のぬくもりは、大人になっても心に残り続けていませんか?
そんな記憶を、次の世代、子供へつないでいきたい。
四日市の窯元で、一つひとつ丁寧に焼き上げた「万古焼の土鍋」には、そんな願いが込められています。
穏やかな加熱と優れた蓄熱性で、食材本来の美味しさを引き出します。
四日市萬古焼の老舗・竹政製陶が手掛ける本格土鍋。高温焼成による強度と美しい仕上がりで、一生モノとして長く使えます。
直火・一部電子レンジ・オーブン・焚き火にも対応。炊飯や鍋料理はもちろん、無水調理や余熱調理まで幅広く活躍します
竹政製陶は、明治時代に創業した老舗窯元。
現在は五代目・竹内理(政吉)氏が、四日市萬古焼の伝統製法を守りながら、新たな挑戦を続けています。
萬古焼は、耐熱性に優れた鉱石「ペタライト」を用いた陶器で、土鍋の国内シェアは八割以上。古くから日本の食卓を支えてきた伝統工芸です。
竹政製陶には、初代政吉から代々受け継がれてきた教え【一生一品】──「後世に残るような良いものを作る」という理念があります。
五代目もまたこの精神を守り、日々窯と向き合いながら商品開発に取り組んでいます。
窯は家族同然の存在です。天候によっても“体調”が変わるため、毎日会話をするように点検・調整を欠かしません。五代目が丹念に管理した窯で高温焼成された焼き物は、強度が高く割れにくく、釉薬の発色や質感も美しく仕上がります。
竹政製陶が生み出す焼き物は、一生もの。そこには情熱、歴史、文化が宿っています。
金属製の鍋に比べて土鍋で調理すると、旨味成分が多く生成されると言われています。その秘密は、土鍋ならではの独自の構造と特性にあります。
穏やかな加熱で旨味を引き出す
土鍋は陶器の製法で作られているため多孔質で、内部に無数の小さな空気の隙間を持っています。この構造が熱の伝わりをゆるやかにし、食材をじっくりと均一に温めてくれるのです。食材がゆっくり加熱されることで、旨味を生み出す酵素が最適な温度帯でより長く働き、野菜などの素材本来の旨味がしっかりと引き出されます。
優れた蓄熱性で温かさが続く
土鍋は熱伝導率が低いため、一度温まるとなかなか冷めません。調理後もしばらくは温かさを保ち、料理を最後まで美味しく楽しめます。さらに、グルタミン酸は35〜55℃の温度帯で最も多く生成されるといわれています。竹泉鍋はこの温度帯を長くキープできるため、食材の旨味を最大限に引き出すことができます。
余熱調理の魅力
土鍋の蓄熱性は、余熱を利用した調理にも活かせます。火を止めた後でも鍋が熱を保つため、ローストビーフや茶碗蒸し、プリンなどの繊細な料理も美味しく仕上げることができます。調理を鍋に任せることで簡単に仕上がり、さらにガス代や電気代の節約にもつながります。
遠赤外線効果で芯まで美味しく
土鍋は遠赤外線の放射率が高く、金属鍋に比べて三〜四倍もの遠赤外線を放射するといわれています。この効果によって食材の芯までしっかりと火が通り、素材が持つ本来の旨味や風味がいっそう引き立ちます。
旨味を逃さない
竹泉鍋の蓋の裏側には、蒸気を効率よく凝縮させる小さな突起があります。
この工夫によって鍋の中で水分が循環し、食材の旨味や栄養分を逃さずに全体に行き渡らせることができます。
無水調理でさらにヘルシーに
蓋を閉じて調理すれば、野菜や肉が持つ天然の水分だけで調理する「無水調理」も可能です。余計な水を加えずに素材の水分だけで仕上げることで、旨味と栄養素をぎゅっと閉じ込め、塩などの調味料をほとんど使わなくても十分美味しく仕上がります。ヘルシーでありながら、調理時間も短縮できるため、忙しい日の食卓にも最適です。
■食卓での活躍シーン
冬の夜に囲む寄せ鍋やすき焼きにはもちろん、春の炊き込みご飯や秋の栗ご飯など、四季折々の料理で活躍します。
温かさを保つ力があるので、家族団らんのひとときを最後まで美味しく彩ります。
また、耐熱性に優れたペタライトを使用しているため直火やオーブンはもちろん、一部の電子レンジにも対応。キャンプでは焚き火でも調理ができるなど、家庭の食卓からアウトドアまで幅広く使うことができます。
■レシピブックが付属します
当商品には専用のレシピブックが付属します。
誰でも簡単に土鍋料理をお楽しみ頂けます。
-掲載レシピ一覧-
・丸ごとキャベツの温野菜
・肉じゃが
・フレッシュトマトとチキンの煮込み
・シャキシャキもやしと豚肉のおかず
・きのこのつくだ煮風
・自家製しっとり鶏ハム
・土鍋でご飯
・焼き芋・ふかし芋
・オニオンスープ
・りんごのパイケーキ
・チーズケーキ
・レーズンリングパン
■私たちの今とこれから
今、四日市の萬古焼業界は大きな岐路に立たされています。
職人の高齢化による人手不足、そして原料であるペタライトの価格高騰。窯元の廃業が相次ぎ、この貴重な伝統が失われつつあるのが現実です。
しかし、美しい手仕事で生まれる焼き物は、決してただの器ではありません。
そこには職人の情熱があり、長い歴史があり、文化そのものが息づいています。
この伝統を未来へつなぐために、私たちは竹政製陶と共に新たな挑戦を始めました。
初代から受け継がれてきた「一生一品」という理念を胸に、現代の暮らしに寄り添う新しい萬古焼の姿を形にしたのです。
私たちが取り組むこの挑戦は、過去から未来へと伝統をつなぐ架け橋であり、これからも食卓にぬくもりと美味しさを届け続けるための新しい一歩です。
【リスク&チャレンジ】
※使用感などに関しては、感じ方に個人差が予想されますので、予めご了承のほどお願い申し上げます。
※商品のお届けにお時間がかかってしまう場合がございます。 予めご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※返金・返品はお受付出来かねますため、予めご了承のほどお願いいたします。
※初期不良が確認された場合、お申し出ください。代替品と交換をさせていただきます。
クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。 最後に、本製品を手に取ったすべての皆様に喜んで頂けるよう、チームメンバー一同心を込めて対応させて頂きますので、 応援よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングの性質上、上記の点につきましてはあらかじめご理解いただき、ご支援くださいますようお願い申し上げます。
そして、竹政製陶の五代目政吉をはじめ、ものづくりに携わるすべての職人の想いを込めて、皆さまにお届けいたします。一人でも多くの方の食卓に、あたたかなぬくもりを。この挑戦に、どうぞ応援をお願いいたします。