こんにちは、mizlog(みずログ)開発担当の sui. です。
いつも温かいご支援と応援をいただき、心より感謝申し上げます。
今回は、何人かの方からご質問いただいている「なぜ象印のような大企業がクラウドファンディングで開発資金を集めているのか?」について、私たちの想いを込めてお伝えしたいと思います。
(今回は少し長くなりますが、ぜひ最後までお読みください!)
まず、皆さんが抱く「象印=大企業」というイメージについて。
ありがたいことに私たちの名前は広く知られていますが、実は象印マホービン単体の従業員数は700名程度、グループ全体でも約1,300名ほどであり、恐らく皆さんが想像するほどの大企業ではないのではないでしょうか。
ただ、多くの方々から100年を超えて支持して頂いているおかげで、資金力が全くない、ということもありません。実際、今回のクラウドファンディングにおいて「開発資金を確保する」ということは目的ではないのです。
それでは、「なぜクラウドファンディングなのか?」— それは、「mizlogの価値を継続して提供し、より良い未来を創造したい」からです。
mizlogは単なるハードウェアではありません。
より細かな水分補給データの可視化、植物を育てるユニークな体験、そして大切な人とのゆるやかな繋がりを可能にするスマートフォンアプリと連携することで、皆様の健康的な毎日を「継続的に」サポートするサービスです。
ですが、アプリサービスは開発して終わりではありません。OSのアップデート対応、不具合の修正、そして皆様が安心して利用できる情報共有機能の維持には、継続的な運営コストが発生します。私たちは、mizlogに期待してご購入いただく以上、そのサービスを永く継続する義務があると考えていますが、赤字が続くような事業を継続的に提供するというのは、経営的な視点から見てやはり難しい部分があります。
象印には、20年以上にわたり高齢者の見守りを支え続けている「みまもりほっとライン」というサービスがあります。「遠く離れて暮らす家族の安心を決して途絶えさせてはならない」という強い意志のもと、日々の改善と経営努力を重ねてきました。
mizlogも同様に、サービスが途中で終了してお客様にご迷惑をおかけすることは絶対に避けたい。
だからこそ、私たちはあえて「All or Nothing」という形式を選びました。
「1,000人の支援を集められないなら、いずれ継続できず支援頂く方の期待を裏切ることになるので、やるべきでない」
「1,000人を超えてご支援いただけるなら、その期待を胸に覚悟を持って、永くサービスを提供するための基盤を創る」
そんな想いを込めて、今回、この方式を選択しています。
正直、「かなりハードルが高い」という声も聞きます。しかし、これはmizlogが皆様の生活に深く寄り添い、長期にわたって価値を提供し続けるための、私たちと皆様との大切な約束なのです。
クラウドファンディングは、商品完成前にユーザーの皆様の期待や要望を直接お聞きできる、またとない機会だと考えています。
「もっと安ければ…」という率直なご意見、真摯に受け止めております。
現状では難しい部分もございますが、皆様の貴重な声は絶対に今後の商品開発・展開に活かします。
一方で、「水分補給の量とペースを可視化し、こまめな補給をサポートする機能」については、非常に多くの共感をいただいており、開発チーム一同、大きな手応えと喜びを感じています。
特に励みになっているのが、高血圧や脳梗塞などの疾患を抱える方、あるいは健康不安を感じる方々からのコメントです。mizlogは医療機器ではありませんが、「こまめな水分補給」は健康維持の基本でありながら、続けることが難しい習慣です。mizlogがその一助となり、皆様の日常生活を力強くサポートできることを願っています。
「なぜ象印がクラウドファンディングを実施するのか?」— それは、皆様と共にmizlogの未来を創造し、長期にわたる安心と価値を提供するための、最も誠実で確実な方法だと信じているからです。
現在、目標達成に向けては厳しい状況が続いていますが、私たちはまだまだmizlogの可能性、そして皆様の生活を変える力を伝えきれていないと感じています。
「こまめな水分補給で健康的な毎日を送りたい」
「家族の水分摂取をさりげなく見守りたい」
「習慣化が苦手でも楽しく続けたい」
もしあなたがそう感じているなら、mizlogはきっとお役に立てると信じています。
プロジェクト終了まで残りわずか。 皆様のあと一歩のご支援が、mizlogの正式商品化、そして私たちの描く「継続的な健康サポート」という未来を現実のものにします。
ぜひ、この機会にmizlogプロジェクトにご支援をお願いいたします。 そして、周りのご家族やご友人にも、mizlogの魅力をぜひお伝えください。
引き続き、応援よろしくお願い致します