マークオーディオが挑む、世界初のUTAG(特殊ガラス)スピーカー
特殊極薄ガラスで圧倒的な音のクリアさと、立体感のある再現性を実現
超ハイエンド並の音のクオリティを低コストでお届け

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従来のスピーカーユニットの常識を覆す攻めた設計で、フルレンジスピーカーユニットの限界を自ら超え続けてきたマークオーディオから、世界初となるUTAG(Ultra Thin Acoustic Glass=特殊ガラス)を振動板に使ったスピーカーが新登場!

日本の職人技術が詰め込まれた特殊極薄ガラスを使用した、スピーカーユニット・スピーカーセット2種類・アンプ+スピーカーセットをラインナップとしてご用意いたしました。

 

日本の職人技術を使用した特殊ガラススピーカー

ガラススピーカーと聞いて、皆さまはどのようにイメージされますでしょうか?

ベテランのオーディオユーザーなら、経験からガラスを使ったスピーカーと聞くと、「キンキンする」とか、クセが強いとか、総じて音質に関してあまりいいイメージをもたない方も多いかと思います。
しかし、UTAG(特殊ガラス)を使用した今回のスピーカーは、従来の常識を覆します。ガラス特有のクセや「ガラス臭さ」はほとんど感じられず、むしろこれまでに体験したことのない圧倒的な音のクリアさと、立体感のある再現性を実現。従来型のスピーカーとは一線を画す次元で、適切に活用することで既存のスピーカーを凌駕する新しい音響体験を提供します。

今回のプロジェクトは、3社の高度な技術が結集した成果です。
曲がり強度の強い特殊ガラスDinorex UTG®の素材を製造する、滋賀県を拠点とするNEG(日本電気硝子)、その特殊ガラスをスピーカーコーンに加工する台湾のGAIT社(NEGとGAITのコラボレーションによってできたのがガラスコーン)、そして特殊ガラスコーンを使って最終的なスピーカーユニットに仕上げる広州を拠点とするマークオーディオがが手を組み、実現しました。

 

NEG(日本電気硝子)の特殊極薄ガラスを採用

今回スピーカー振動板の素材に採用される特殊ガラスは、最近では折り畳み式スマートフォンのディスプレイにも採用されている、曲げても割れにくい特殊な極薄のガラスです。
物質特性も通常のガラスとは異なり、曲がり特性は8倍で極薄にできることで軽量化が可能。また、音の伝達速度はチタンよりも速く、質量はアルミニウムより軽く、そしてペーパーの半分程度の内部損失を持つ優れた素材となっております。

特殊ガラスを振動板に使うことによって、以下のようなメリットがあります。

  • 紙や樹脂などの素材と比べてガラスは硬い=音のレスポンスがよく、広帯域にわたって正確な音を再現できる。
  • スピーカーコーンでよく使われるアルミなどの金属に比べ内部損失が高く、残響時間が短い=付帯音が減り、よりクリアな音に。
  • 温度や湿度などの環境変化に強く、経年劣化しにくい

さらに、超極薄加工を実現。振動板の軽量化により、より反応が良いスピーディな音を実現しています。

 

GAIT社が特殊ガラスを複雑な形状に3D加工

台湾のGAIT(Glass Acoustic Innovations)社は、この特殊ガラス素材をスピーカーコーンに成形しました。
特殊ガラスを用いたスピーカーコーンの成形は特許技術となっており、優れた音響特性を持ち、ミュンヘンオーディオショーなどの国際的な展示会にも出展されています。
なお、ハイファイ用途のメーカーとして、この特殊ガラススピーカーコーンを採用したのは、今回のマークオーディオが初となります。

(左)GAIT従来品、(右)今回のAlpair 5G

 

マークオーディオが設計・組み立て、製品化

独立させたセンターキャップとボイスコイルの直結や、前後のストロークを思いきりとった設計、超薄型アルミコーン、ダンパーレスなどスピーカー設計の常識を覆すような斬新な設計でフルレンジの極限を目指すマークオーディオが、マークオーディオUTAGの製品化に成功しました。

完成した製品は、全品必ず音質チェックを行っております。

完成したスピーカーユニットを場内の無響室で測定した結果、下記のグラフをご覧の通り、40k㎐までフラットに伸び(測定マイクの保証限界)、低域から高域までの可聴帯域も暴れが少なく、フルレンジでここまで広帯域かつフラットなものは、従来のスピーカユニットでは成し得なかった驚異的な特性です。

音楽之友社月刊ステレオの試聴室にて試聴&レビュー

今回のリターンでも提供される、マホガニーのキャビネットに収めた状態で音楽之友社月刊ステレオの編集長とオーディオ評論家の岩井 喬さんが試聴。その感想を述べてもらいました。

岩井 喬(オーディオ評論家)
中島紀夫:今回のプロジェクトの発起人でマークオーディオの役員兼、日本での販売(フィデリティムサウンド)の代表を務める。元ジャズギター演奏家
吉野俊介:月刊ステレオ編集長。自作スピーカーではフルレンジ派。

岩井:従来のフルレンジスピーカーより、さらに圧倒的な音離れの良さが印象的でしたね。他素材では感じられないリアリティがありました。立ち上がりだけじゃなく、ダンピングもいいという、相反するものが実現してる。特に奥行き感の表現は、これこそが理想的な点音源という感じがしました。あとは、楽器それぞれの分離感、純度の高さ、スッと立ち上がり、楽器本来の響きを残したままスッと消えていくのが音楽の表現として自然でした。性能だけでなく、音楽をどう聴かせるのかというアプローチまで含めてきちんと考えられている完成度の高さを感じました。今回聴いたマホガニーのキャビネットも余韻の豊かな響きがガラスの特性とうまく合わさっていい相乗効果を出してましたね。

吉野:音のクオリティからいったら超ハイエンド並だと思うんですが、性能に対して安すぎないですか?(笑)

中島:マークオーディオはコストの積み上げで値段を決めますから。「音がいいから高い」ということはしないのです。むしろ素晴らしい音を適正価格で提供し、オーディオと音楽を多くの人に楽しんでいただきたいので、クラウドファンディングに多くの方が参加していただけると嬉しいです。

動画はこちらから

クラシックファシリテーターの飯田有抄さんからNC5H_UTAG_マホガニーについて語っていただきました https://www.youtube.com/watch?v=wHGsD4HxT6M

 

リターン紹介

■Alpair 5G 1ペア

スピーカーメーカーにとってUTAGの3要素が何故魅力的かと言いますと、楽器の音の再生の要素であるAttack(アタック)、Decay(減衰)Sustain(音の響きの維持)Release
(音の終了)で決まりますが、それはAttack=伝達速度&軽量、Decay&Sustain=ダンピングファクターによって決まるからです。世の中では周波数特性がもてはやされていますが、この時間軸の特性はスピーカーの原音再生に非常に重要なのです。このUTAガラスのダイアフラムはこの2つの再生の要素に対してかなり理想に近い素材です。その8K画像の様な繊細でカーテンを取り去った様な音質は麻薬的な魅力を感じています。

 

■MicroNC5_UTAG_ウォールナット セット

音楽を知るオーディオ専門家に定評のあるリビングオーディオシリーズのコンセプトでAlpair5Gに最適な小ぶりで素敵なスピーカーシステムです。何とウォールナット無垢材をフロントバッフルに、音を豊かに再生するスプルース無垢材を側面に贅沢に配置し素質豊かなAlpair5G様に設計しました。

 

■NC5H_UTAG_マホガニー セット

楽器用の木材としては最も音が美しいと言われるマホガニー無垢材を全面に使用したネイチャーコレクションで最高級の材料を使用したモデルです。限定10ペア『信州の巧』の手で制作されたモデルです。その豊かな音楽性は一度聴けば忘れることができません。

 

■インテグレートアンプ47Lab 4754+MicroNC5ウォールナットセット

47研究所の新開発30Wインテグレートアンプ4754とMicroNC5とのセットになります。明るいリビングでストリーマーなどと組み合わせて本格的なサウンドを気軽に楽しめます。

 

製品仕様

■Alpair 5G

 8cm UTAG振動板フルレンジスピーカーユニット

 主なT/Sパラメータ

IMP Mms 1.93g Qms 2.74 SPL 85.6dB
Re 3.4Ω Cms 1.13mm/N Qes 0.68 Sd 28cm²
Le 0.0423mH(1kHz) Bl 2.55T×m Qts 0.54 Rated Input 10W
Fs 107.5Hz Rms 0.47kg/s - - Vas 1.26L

 

 フレーム寸法

 フレーム外径:99.6mm 

 フレーム厚み:4.8mm + 約1mm厚ゴム製ガスケット付属

 バッフル開口径:76mm ネジ穴位置直径:89.2mm

 (ネジの太さは約4mmですので、下穴は2.5~3.0mmが適正です)

 

■NC5H_UTAG_マホガニー

型式

フルレンジバスレフ型

仕様ユニット Alpair 5G
再生周波数帯域 53Hz~40kHz(-10dB)
出力音圧レベル 85dB
インピーダンス
定格入力 10W
外形寸法 W:160 ×H:320 × D:180 mm
総重量 3.0kg(1台)
エンクロージャー素材 無垢マホガニー(バッフル板:20mm厚・他:15mm厚)

 

■MicroNC5_UTAG_ウォールナット

型式

フルレンジバスレフ型

仕様ユニット Alpair 5G
再生周波数帯域 58Hz~40kHz(-10dB)
出力音圧レベル 85dB
インピーダンス
定格入力 10W
外形寸法 W:130 ×H:260 × D:160 mm
総重量 1.8kg
エンクロージャー素材 無垢ウォールナット(バッフル板・天地板:20mm厚)
無垢スプルース(側板・裏板:12mm厚)

 

■Model:4754

最大出力

40W(4Ω)

適合負荷インピーダンス 4Ω~8Ω
入力端子 RCA 3系統
外形寸法 W:180 × H:125 × D:160mm
インピーダンス
質量 3.2kg

 

スケジュール

2025年1月15日(水) クラウドファンディング 開始
 
2025年3月31日(月) クラウドファンディング 終了
 

2025年7月以降(予定)~ また変更あれば活動報告でご案内します。
 
製造状況により発送スケジュールは前後する可能性がございます。
ご了承ください。

 

マークオーディオについて

マークオーディオグループの株式会社フィディリティムサウンドは、フルレンジスピーカーユニットの可能性を追求し、従来の常識を覆す独創的な設計で業界に革新をもたらしてきました。
そして今回、世界初となるUTAG、つまり特殊ガラスを振動板に採用したスピーカーユニット「Alpair 5G」の開発に成功いたしました。圧倒的な音のクリアさと、立体感のある再現性を実現し、かつてない音楽体験を実現します。
皆様のご支援とご参加を心よりお待ちしております。

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