「時間を味わう、最高の休日」
誰でも簡単に扱え、本格的な炭火料理が楽しめる七輪「YOKA SHICHIRIN++」

【開発秘話】YOKA SHICHIRIN++ができるまで(7)

こんにちは。YOKAの角田です。

うまくいった七輪のシェルなのですが、何度も使ううちにいろいろな問題点が見えてきました。

その① 「コア」を二次燃焼がおきる(おきそうな)構造にしたため、 「どんな二次燃焼をするんですか?」と、二次燃焼のほうに期待が行ってしまいそうな懸念が出てきたこと。

その② 焼き面が小さいこと。

その③ 「コア」と「シェル」という構造で、しかもコアが2層になっているため、構造が複雑になってしまったこと。
 

↑この時代は一番内側と2番目の輪っかは、くっついていたのです。


①の理由として、構造がそうなっていたというのもあるのですが、オールステンレスで円筒形ということから、あの有名ネイチャーストーブを連想してしまうというのもあったと思います。

②は、現在上にしか火がいかない形式になっているため、どうしても輻射熱がいく範囲が狭い。 2番目の輪っかで、空気の流れを作っているのですが、それと、発される熱線のバランスを取る必要があります。

③で、そもそも2番目の輪っかは必要なのか?というところに行き当たりました。

そんなわけで考えた新しい構造は、次回。

(つづく)

2025/01/23 07:13