「時間を味わう、最高の休日」
誰でも簡単に扱え、本格的な炭火料理が楽しめる七輪「YOKA SHICHIRIN++」

【コラム】労働と時間、そして七輪


こんにちは。YOKAの角田です。

今回はちょっと小難しいコラムにお付き合いください。

労働と、それに対応するものとして余暇というのがありますよね。 (YOKAの名前はここからきています) この、「労働」について僕は一風変わった考え方を持っています。

人間は社会を作り、その中でいろいろ作業を分担する必要が出てきました。それが「労働」であり、そういった形で社会に自分の時間を奉仕することで、自分も社会から何らかの恩恵をうけることができる。 この構図自体は間違いないと思います。

ただ、僕はこう考えています。 「社会があって奉仕が生まれたのではなく、奉仕がまずあって、それがあるから社会が生まれたのではないか」と。

つまり、人間はそもそも他人に何かしてあげたい、そういう気質のある動物なのではないか?ということです。

猿であっても、自分の所有物を人に貸すというのは一大事なのですが(それも、勝手に持っていかれたことにたいして怒らない、というレベルのものです)、人間って、わりと簡単にものをあげたり貸したりしますよね。小さい子ですら、「これあげるー!」なんて言うくらい。

実は、人間は根本的に「他人に何かをしてあげたい」欲を持っており、それを満たすことはとても心地の良いことなのではないか。そんなふうに思えてきます。そして、それを軸に考えると、いろいろと明るくなる気がするんですよ。

労働の後の一杯は美味しい。その美味しさが、「人のために働いて疲れた体が癒やしを求めている」というマイナスな理由ではなく、実は「奉仕した満足感」から来ているとしたら?

そう考えると、1つ前のコラムでも書かせていただいた「他人の時間」を、積極的に「自分の時間」とすることもできると思うんですよね。 そんな満足感とともに、七輪を楽しめたら最高。そんなふうに思っています。

2025/01/14 10:32