「時間を味わう、最高の休日」
誰でも簡単に扱え、本格的な炭火料理が楽しめる七輪「YOKA SHICHIRIN++」

人間にとって火とは?

火を偶発的に「利用する」動物は稀にいますが、火を積極的に熾し、制御しながら「使う」ことができる動物は人間だけです。

動物学的に見れば、毛もない、ツメも牙もない、弱々しい生き物である人間という動物を、火が守り、火が発展させて来ました。

焚き火などの火を見ると癒やされる、という漠然とした感覚は、人間の動物としての根底の部分から来ており、つまり火があることによって外敵から身を守り、夜を過ごせるという「安心感」からきているのではないでしょうか。

また、火は夜間の活動を可能にし、火に集まって集団で身を守ること=コミュニティのあり方ともつながっています。

そして忘れてはいけないのが調理。火を使うことによって、本来食べることができなかったものも食べられるようになり、また消化時間が劇的に短縮。それが人間の活動範囲を広げました。

まさに火をもって自然と相対し、火を中心に発展してきた人間。

その火を囲み、小さな輪を作って皆で食事する。これは人間にとってかけがえのない、原初の体験を追体験することであり、情報に忙殺された現代人にこそ必要な感覚だと思うのです。

2025/01/08 16:36