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【コラム】デザイナー角田のデザイン哲学

こんにちは。YOKAの角田です。 この度はたくさんのご支援、誠にありがとうございます!

これから、開発にまつわるいろいろな話をここに書かせていただこうと思っているのですが、その前に、私角田がどういう思いでモノをデザインし、開発を進めているのか。私なりのデザイン哲学についてお話させていただこうと思います。
 

世の中は様々な製品にあふれています。「デザイン」という言葉も様々な場所にあり、見かけない日はありません。

「仕組みのデザイン」「ビジネスのデザイン」「社会のデザイン」。もうなんでも「デザイン」と名前がついて、なんでもありなように思えますが、実はこれにはちゃんと根っこがあって、根底の思想は同じだと、私は考えています。

その根っことは、おそらく拍子抜けする言葉だと思いますが…

「ちゃんとする」ということ。

漫然とものづくりをするのではなく、「ちゃんと考えて」ものを作る。 そのものがどういう人に、どう使われるのか? 使ったとき、そこにどんな風景が生まれるのか? 使った人の人生はどう変わるのか? 役目を終えたあとはどうなるのか? それを、元の元から、先の先まで「ちゃんと」考える。

ものを作り出すというのは、実は意外と簡単です。経験と人脈とが積み重なれば、そしてお金さえ出せば、今という時代ではどんなものでも作り出せてしまいます。

でもいったん立ち止まって、これから生み出そうとしているモノについて「ちゃんと」考えてみる。

そのモノが存在する世の中は、それまでよりも良くなっているだろうか?人間の生活をアップデートするのだろうか?それとも何も変わらず、ただこの世界に新たにモノが追加されるだけなのか?

そんなことを考え、モノを作り出すということが、デザイナーと呼ばれる人間の仕事だと思っています。

かっこいい形、かっこいいビジュアル等々、表層の部分だけを見られがちですが、実はその奥の奥、先の先を考えることこそが、デザイナーの仕事であると思っています。

そんな暑苦しい考えを持ったデザイナーですが、ぜひ応援してやってください。ぜひ周りの皆さんにも広めていただけると嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。
 

2024/12/16 11:15