この塊根植物金属鉢 <SPIRA> CAUDEX METAL POT は、金属精密加工を得意とする大一精機株式会社が心をこめて作り上げる金属雑貨シリーズ SPIRA の新アイテムとして、塊根植物植物好きの担当者とそのチームがプロダクトデザイナーと共に作り上げたこだわりの製品です。
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フィボナッチ数列とは、次の数が直前の2つの数を足した数からできる数列で、0、1から始まり、次は0+1=1、続いて1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13、、と無限に続く数列。
その数が大きくなるにつれて前の数との比率が「黄金比（1:1.618）」に近づいていくという美的な特性を持っているだけでなく、サボテンや花びら、巻貝など自然界の成長のプロセスにも関連しているとも言われている神秘的な数列です。
例：サボテンの二重螺旋の数がフォボナッチ数の8＆13
（その他、例えばアストロフィツム類でみてもランポーの基本稜は5稜。カブトや般若は8稜が基本でここにもフィボナッチ数が）
塊根植物を健康に育てていくために特に重要なのが根を蒸らし続けないこと。そのためにどんな培養土を使うのが第一要件であるのはもちろんですが、鉢の機能も同様に重要です。
お気に入りの作家鉢に植えたいが排水性に不満が残るためプラのスリット鉢に植えたり、シティポットなどの厚手のプラ鉢にご自身で穴をあけたりして生育されたりすることがないでしょうか。
＜SPIRA＞CAUDEX METAL POTは、５連側面通気穴×メッシュ全面底網×幅広通気溝でしっかりとした排水性と通気性を保ちます。植物が水を吸った後は速やかに排水し、根が酸素を十分に吸収できるように通気性を確保。根の腐敗や病気のリスクを低減し、塊根植物を現地に近い育成環境で育てられるよう設計しました。
微塵による詰まりを防ぎ、同時に培養土の流出を防ぐことができる「２ｍｍ隙間」を持つステンレスメッシュを全面鉢底に採用しており、抜群の排水性と通気性を備えます。
メッシュの隙間は約2ｍｍ
細粒の培養土でなければ鉢底石は使用せずにお使いいただけます。微粒・細粒をご使用いただく場合は小粒の軽石などを軽く敷いてご使用いただければ流失防止が可能です。
（※メッシュの端の部分は尖った部分もございますので、外して取り扱う場合はお怪我に十分にご注意ください）
通常の鉢よりも乾き気味になるかと思いますので、生育場所の環境と培養土によって変わってくることではございますが、成長期の水切れにはご注意いただくようにお願いいたします。
排水性とともに塊根植物を健康に育てるために重要なのが「鉢内温度」です。
＜SPIRA＞CAUDEX METAL POTでは、温度特性が異なる２種類の素材(鉄黒染めとステンレス）をご用意いたしました。
太陽光の吸収しやすさに影響する＜色＞が鉢内温度に大きく関与します。
夏場の暑さを管理できる上級者の方で、冬場に日中の鉢内温度を上げて耐寒性の高い株に仕立てたい場合は「鉄黒染め」をお選びください。（夏場は温度が上がりやすいため、育てる植物と育成環境によっては鉢に直射日光が当たらないように日よけ等をして、通風をしっかり確保してください）
塊根植物入門者の方や手間を少なく育成したい場合はシルバー色の「ステンレス」を推奨いたします。（熱伝導率も鉄に比べると約1/3で太陽光の熱の影響を比較的受けにくい素材となります）
プラスチックと金属で同じ色で温度観測をしたところ、金属の方が1～2℃高い結果になっております。ただし風が当たらない状況ではさらに温度差が広がる傾向にあります、金属鉢に限らずではありますが夏場はしっかりと空気を動かしてあげてください。（曇り等で直射日光が当たらない環境では素材や色が変わっても鉢内温度はほぼ同じ結果でした）
室内でLED管理の管理の場合は見た目のお好みでご選定いただければと思います。
肉厚でダイナミックなフォルムの金属鉢とビザールプランツのコントラストが、今までにない魅力的で新たな景色を生み出します。
おすすめ植物例 オベサ＆グラキリス
強い光が入り鈍く深い輝きを放つ黒染め鉄鉢に双頭螺旋般若を
＜SPIRA＞CAUDEX METAL POTは、金属の切削、研削を得意とする私たち「大一精機株式会社」の職人の技術によって製作されます。
ステンレスモデルの素材感は近くで見ていただくと虹面を言われる虹彩が表れ、切削削り出しならではのツールマークが塊根植物用の鉢としては、今までにない存在感を放ちます。
ステンレス素材は鉄にクロムやニッケルなどの合金を添加したもので、耐食性に優れています。これにより、ステンレスは錆びにくく、腐食や変色の心配が少ないという特徴があります。（ただし錆びにくいというだけで全く錆びないというわけではありませんのでご注意ください）
ステンレス材とは対照的な、鉄黒染めの素材感がこちら。
こだわりは表面を覆い隠すことで防錆性を上げる代わりに素材の質感や風合いが隠れてしまう「メッキや塗装」などではなく、素材の細部のディティールを残して仕上げることができる「黒染め」を採用したこと。＜SPIRA＞CAUDEX METAL POTはこの表面仕上げを採用することで、微細な素材感をもった仕上がりを実現することができました。
こちらのモデルは、ステンレスモデルとはことなり、経年変化を楽しみたい方におすすめ。温度特性のこともあり塊根植物上級者向けです。鉄素材は程度の差はありますが必ず錆びることになりますので、素材感の変化を楽しんでいただく場合にお選びください。
ゆっくりと変化を楽しみたい
→ 定期的に刃物油やスキンオイルなどを防錆剤として塗布して拭きあげてください。
現地球のアガベチタノタなどにあわせてワイルドな感じに
→ 好みの変化になるまで放置。
などお好みで育てあげてください。
※変化しない金属のディティールを楽しみたい場合はステンレスモデルをご選択ください。
黒染め鉄をお選びいただく場合、錆をマイナスとしてとらえるのではなく、鉄製品の経年変化をぜひお楽しみください。この仕上げはメッキなどほどの防錆効果はございませんので、時間の経過とともに表面の素材感が変化をし、個性を持ち始めます。鉢とのかかわり方や環境にあわせ、あなただけの一鉢に育ってゆきます。※本来であれば経年変化した状態もお見せすべきなのですが、新開発であるためそのような状態のものを見ていただくことができないことをお詫びいたします。
錆の問題や通気性の確保のため鉢皿や敷板をご使用ください。
通気口をふさぐような形の鉢皿は機能を十分にいかせないため避けていただき、一回り大きめのものをご使用いただくか、通気性の良い溶岩石のプレートなどもおすすめです。
鉄網などの上においていただく場合、黒染鉄はもらい錆びといわれる錆を広げることがございますのでご注意ください。
金属の質量が大きい特性によりバランスの悪い株を植えても安定して管理ができます。
２号鉢 約410ｇ
２.５号鉢 約520ｇ
（鉢のみの重量）
ステンレス2.5号鉢＋Euphorbia pulvinata 笹蟹丸
黒染鉄2.5号鉢＋螺旋双頭般若（信楽陶器鉢＋アガベ雷神）
2号黒染め鉄鉢＋オベサ＆2.5号黒染め鉄鉢＋双頭螺旋般若
ステンレス鉢2.5号＋Agave pygmaea 'Dragon Toes'
ステンレス2号鉢
wide 69ｍｍ height 60mm weight 410g
材質：SUS304 表面仕上げ：なし(無垢材)
内径58mm（2号相当）
ステンレス黒染鉄2.5号鉢
wide 84ｍｍ height 75mm weight 520g
材質：SUS304 表面仕上げ：なし(無垢材)
内径73ｍｍ(2.5号)相当
黒染鉄2号鉢
wide 69ｍｍ height 60mm weight 410g
材質：鉄 表面仕上げ：黒染め
内径58mm（2号相当）
黒染鉄2.5号鉢
wide 84ｍｍ height 75mm weight 520g
材質：鉄 表面仕上げ：黒染め
内径73ｍｍ(2.5号)相当
サイズと素材で４種類の鉢がございます。
２段階の割引率を設定いたしましたので、ぜひお早めにお求めください。
Q・鉄素材は防錆剤を塗布していても錆びるのですか？
A・はい、程度の差はありますがさびることになります。植物鉢として使用せず(水気などを避け)、防錆剤を絶やさないようにしていただければ可能ではありますが鉢として使用する場合は難しいと思われます。
Q・使用環境で注意しないといけないことはありますか？
使用場所の環境やご使用の培養土、肥料や薬剤などの使用状況によりさまざまな変化をすることとなりますが、特に潮風のあたる場所での使用は変化が早く進むということはご了承ください。
Q・防錆剤は例えばCRCなどの一般用のものを使用してはいけませんか？
A・外部に限っては問題ないかもしれませんが揮発して葉などへの影響がないとは言えないと思われます。できれば"食品添加物規格に適合"との表示のある刃物用の流動パラフィンの防錆剤や、スキンケア用の植物オイルをご使用いただいぐほうがベターであると思われます。（植える植物や環境によって影響は異なる可能性がございますので様子をみてご使用いただけますようお願いいたします。
Q・防錆剤はどこで手に入りますか？
A・刃物油であれば大型ホームセンターさんに、スキンオイルであればドラッグストアで入手可能です。
Q・出荷時には防錆剤が塗布されていますか？
A・防錆剤を塗布のうえ出荷いたします。ただしコーティングやクリア塗装のように長期間効果のあるものではございませんので、しばらくご使用の予定がなければ前述の防錆剤を上塗りしていただき湿気などがない環境で保管ください。
Q・防錆剤は内側に塗っても植物に影響はでませんか？
A・少量を塗布して拭き上げていただく程度であれば、粘り気の少ない流動性パラフィンや植物油などはほとんど植物への影響はないとされています。
Q・ステンレスモデルのほうも錆びることはありますか？
A・はい、使用状況などにより錆びることはございます。食器などにも使われているように非常に耐食性の高い金属ではありますが、薬品や塩分により錆が生じることや、どこからか錆が付着することでもらい錆びという現象により錆びてしまうことがございます。
Q・重くありませんか？
A・2号相当サイズでも約400ｇとかなり重い鉢です。強度の弱い飾り棚などでの使用は耐荷重などにお気を付けください。
Q・色は1種類ずつしかないのですか？
A・現在のバリエーションとしては鉄素材は黒のみ、ステンレス素材はシルバー色のみとなっております。
プロジェクトが成立した場合、2023年10月初旬‐2023年11月下旬を目処としたご支援順のお届けを予定しています。クラウドファンディングではプロジェクト終了後に生産個数が確定となります。そのため、期間終了時の生産状況によって、お届け時期に変更や遅れが生じる場合がございます。恐れ入りますが、予めご了承ください。
お届け時期に変動が生じる場合は、随時「活動報告」を通してご報告させていただきます。
ブランドネームであるSPIRA｜スピーラはラテン語で螺旋を意味することば。SPIRAを造りだしている大一精機㈱の切削・研削加工において螺旋はさまざまな形で関係しています。製品自体に刻みこまれているのはもちろんとして、ドリルの溝や、ネジの形状、あるいはキリコといわれる加工の際に現れる切りくずにも。古来より生命力の象徴として、 銀河や台風、あるいは植物・巻貝などから見いだされ、近年においてはDNAの形状としても知られるようになった螺旋。その螺旋を金属の塊を削りだす際に刻み込み、美しいフォルムとテクスチャーをもった製品にしてお届けいたします。
※発送は日本国内に限ります。宅急便での発送になります。
※一部に製造過程や輸送による小傷・擦れ跡どが見られることがございます。 また、素材感には個体差がございます。予めご了承をお願い致します。
※モニター環境によって、画像の色が実物と異なって見える場合がございます。
※素材感や色目が想像していたものではなかったなどの理由での交換対応は申し訳ありませんが承りかねます。
※返金・返品はお受付出来かねますため、予めご了承のほどお願いいたします。
※お届けした商品に不具合箇所がございましたら、商品到着から5日以内にご連絡をお願い致します。交換対応等をさせていただきます。
※開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。もし変更になる場合は、本ページ上にて事前にお知らせいたします。
※本クラウドファンディングにおける価格は、送料・税込みでのものになります。実際の販売価格と異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。
※ご支援者様都合により商品をお受け取りを頂けなかった場合、再発送時は着払いでのご発送となります。
※クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承頂いた上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
