*2023年5月現在、当社調べ。MVDR-IC型バイノーラルビームフォーミングを搭載したデバイスで行う空間ヒアスルーとして。
**ASMOLAは「健聴~最近聞こえづらい」方を対象にした製品であり、難聴の方を対象にした医療機器(補聴器)ではありません。
私たちは75年の歴史を持つ補聴器ブランド『リオネット補聴器』を展開するリオン株式会社です。これまで理学と音響学の技術で、「人へ、社会へ、世界へ貢献する」を企業理念に、数多くの補聴器や騒音計などの音響製品を開発・製造してきました。
補聴器分野で日々探求し続けてきた「聞きにくい場面で、聞き取りやすくする」音響処理技術。この技術を生かして、これまでの外音取り込み(ヒアスルー)や集音機能を超えた新境地にたどり着きました。
WHOの報告によると、世界の難聴者人口は約15億人と言われており、世界的に対策すべき課題と言われています*。補聴器は聞こえを補う手段の1つですが、日本国内では難聴を自覚する人における補聴器所有率は15.2%と低く、軽度難聴者ではわずか11%にとどまります**。補聴器装用率が低い要因は様々ですが、補聴器はお年寄りがつけるもの、私にはまだ早い。そのような軽度難聴者が持つ補聴器への心理的な抵抗感が少なからずあります。
駅のホームでアナウンスが聞きとりづらい、街中やカフェで相手の声が聞きとりづらい…このような場面では難聴者に限らず誰もが聞きにくくなるのは当たり前。そのため、とりわけ自分の聞こえが悪くなっていても自覚することが難しいものです。
こうしたハードルを越えるために、誰もが気軽につけられるアイテムを作りたい。そんな思いからASMOLAが生まれました。
音の聞こえ方は人それぞれです。けれど多くの集音器は取り込んだ外音をそのまま大きくしているため、一人ひとりに合わせること(パーソナライズ)ができません。一部の集音器では聞こえをチェックしパーソナライズ処理をしている製品もあります。しかし左右のイヤホンがそれぞれ独立した処理をすることで、音の空間的印象が損なわれる場合が存在します。
これを受けて、私たちがたどり着いた1つの答えが『空間ヒアスルー』でした。
ASMOLAは、バイノーラル(両耳)信号処理を始めとする各種機能の実現によって音源の方向感や距離感といった音の空間的な印象を保ちます。また一人ひとりの聞こえ方に合わせたゲインのコントロールが可能です。これを空間ヒアスルーと呼びます。
「Augment」とは拡張を意味し、最近は「人間拡張 = Augumented Human」という言葉が世に浸透し始めています。『聴覚拡張 = Augmented Hearing』は、人間のさまざまな能力を向上・補完し、新たな能力を獲得するという“人間拡張”の考え方を聴覚に適用したものです。聴覚拡張により、これまでのあなたの聞こえを超えた体験が可能になります。
バイノーラルは両耳を意味する言葉です。左右のマイクで受け取った音に独自の信号処理を行い、リアルタイムにイヤホンから出力しています。この技術の開発により、左右に入力される微細な音圧変化や時間差を捉えることができ、音源までの距離や方向感をリアルに感じることができるようになりました。
聴覚拡張を行う上で、まず聞こえのチェックをしましょう。スマートフォンアプリで簡単操作、わずか5分で完了。これまでの一般的な集音器では搭載されていなかった一人ひとりの聞こえに合わせたパーソナライズ機能。リオンが長年蓄積した補聴器の調整データから導き出された独自の方式で最適化しています。
スマートフォンアプリ一つで様々な聴覚拡張機能を体験することが可能です。生活騒音や交通騒音など、私たちの身の回りにはさまざまな騒音があふれています。ASMOLAでは、これらを抑制し会話の音声を聞きとりやすくする聴覚拡張機能を充実させています。
エアコンや換気扇の音、 交通騒音などを低減します。
イヤホン装着時に感じる自分の声のこもりを低減します。会話を快適にします。
アクティビティを加速する風切り音抑制機能。
屋外で過ごす際の風切り音を低減し、アクティブな場面でも聴覚拡張を体感できます。
突然発生する外部からの突発音(食器がぶつかる音など)を瞬時に抑制し、聴覚拡張体験をより快適にします。
右前方、左前方いずれかの方向の音源を強調できます。それは聞きたい方向に耳だけを向けるような不思議な感覚、あたかも野生動物になったような体験を可能とします。
デフォルト、レストラン、アウトドア、飛行機、4つのモードを搭載。面倒な設定は必要ありません。スマートフォンアプリから簡単にモードチェンジができます。
ASMOLAは、フル充電で連続10時間駆動します。
電池が切れたときも15分で60%の駆動を実現します。
煩わしいケースへの出し入れが不要、首にかけたままですぐに使用できます。
トップカバーの特徴的なオクタゴンのエッジデザインがシャープな印象を与えます。イヤホン筐体にはマグネットスイッチを採用しており、左右をくっつけることで自動的に電源がオフになる機構を採用しています。
※ご使用時はイヤホン(マグネット)を離し、リモコンの電源ボタンでオンにします。
ワイヤー上にリモコンを設けることで、スマホを取り出す手間なくASMOLAを操作することができます。充電をしながらの使用も可能です。
ASMOLAでは、音楽再生中の空間ヒアスルー機能(いわゆる「ながら聞き」機能)は搭載していません。音楽再生を停止することで、自動で空間ヒアスルー機能に切り替わります。
・本ページで使用している製品および画面の写真は開発中のものとなっております。そのため、実際の製品、画面とはデザインなどにおいて異なることがあります。また、記載している仕様、価格、デザインならびにサービス内容などは予告なしに変更することがあります。
・お使いのディスプレイにより、本ページの製品写真と実物では色彩が異なる場合があります。
・本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。クラウドファンディングの性質上、配送遅延のおそれがあります。
・支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
・初期不良以外の理由での返品・返金はお受けできません。
・発送については日本国内限定となります。
[Q]ASMOLAは補聴器や集音器とは違うのですか?
[A] ASMOLAは補聴器(医療機器)ではありません。ただし、当社が補聴器開発で培った技術を背景に聴覚拡張機能(集音機能)を搭載しておりますので、集音器と言うことは可能です。
また、Qualcomm社のチップを用いた高品質・低遅延の通信も実現しており、音楽用のイヤホンとしても使用可能ですので、音楽用イヤホンと言うことも可能です。
集音器と音楽用イヤホンの両方の側面を持っていますので、双方の用途でご利用いただけるヒアラブルウェアと捉えていただけますと幸いです。
[Q]ASMOLAは補聴器の代わりになりますか?
[A] ASMOLAは補聴器(医療機器)ではありません。ASMOLAに搭載されている聴覚拡張機能が想定している対象者は「普通の声は聞こえるが、小さな声が聞き取りずらい方、又は、騒がしい場所で会話を聞き取れなかったり、聞き間違える方」を対象としています。
過去に難聴の診断をされた方は、補聴器の装用をご検討願います。
[Q]自分が難聴かどうか分かりません。調べる方法はありますか?
[A]耳鼻咽喉科を受診し、聴力検査をされることをお勧めいたします。また以下のリオネット補聴器のウェブサイトにて聞こえの程度と、難聴の度合いの参考を掲載しています。耳鼻咽喉科受診の判断にご活用いただけます。
年齢別による聴力低下 |リオネット補聴器 https://www.rionet.jp/deafness/age/
[Q] アプリは、iOS版とAndroid版がありますか?
A] はい。iOS版とAndroid版のリリースを予定しています。なお、当プロジェクトページ内の画像、および動画内のアプリの挙動などはすべて開発中のものです。
[Q] キャンセル、返品、および修理や交換について。
[A] キャンセルについてはGREEN FUNDINGの「利用規約」内の[ 支援金について ]に明記されておりますように、支援金支払い後のキャンセル、返金要求、その他支払いの撤回等は一切行うことができません。なお、製品到着後、製品の不具合や問題がございましたら、製品の保証期間内に製品に記載の問い合わせ窓口までご連絡ください。
[Q]現在補聴器を使っていますが、代わりにASMOLAを使えますか?
[A] ASMOLAは医療機器ではありませんので、難聴の方への効果を申し上げることは出来ません。また、聞こえづらさの度合いや症状は人それぞれ異なりますので、まずはお近くの耳鼻咽喉科を受診されますことをお勧めいたします。お電話やメール等で症状などをご説明いただいても、当社ではお答えできません。
[Q] 海外への発送はしますか?
[A] 当プロジェクトのリターン品の発送は日本国内のみとさせていただいております。あらかじめご了承ください。
[Q] リオネット補聴器販売店でASMOLAのアフターサービスを受けられますか?
[A]ASMOLAはクラウドファンディング専用の製品となるため、リオネット補聴器販売店でのアフターサービス(製品に関するご相談、調整、ご意見等)はお受けできません。製品に関するご意見やご要望、不具合などは製品に記載の問い合わせ窓口までご連絡ください。
[Q] イコライジング機能は何ヶ所で調整できますか?
[A] イコライジングの調整箇所は4箇所となります。4箇所はそれぞれ、低音域、中低音域、中高音域、高音域です。まずは聞こえの確認をしていただくと、アプリ上で自動調整されます。その後、ご自身での調整が可能となります。また、音楽再生時はイコライジングを反映せず、動画や音楽の音声そのものを再生いたします。
[Q] 商品到着後、スマートフォンとペアリングしていない状態でも使用できますか?
[A]ご利用いただけます。その場合、当社独自の初期調整値にて動作する予定ですので、必ずしもお使いの方の聞こえにマッチするとは限りません。出来るだけ早くアプリで聞こえのチェックをしていただくことをお勧めします。なお、本製品は開発中のため、具体的な動作・仕様は変更になる場合がございます。
[Q]ペアリングおよび初期設定完了後に、スマートフォンの電源がオフの状態でも空間ヒアスルー機能は使用できますか?
[A] ご利用いただけます。スマートフォンとの接続が切れる前、最後に設定されていたモードやイコライジングでご利用いただけます。ASMOLAをお使いの際中にスマートフォンの電源が切れた場合も同様です。なお、本製品は開発中のため、具体的な動作・仕様は変更になる場合がございます。
[Q] ASMOLAは音楽用イヤホンですか?
[A] Qualcomm社のチップを用いた高品質・低遅延の通信も実現しており、音楽用のイヤホンとしての使用もできます。ただし、 ASMOLAは音楽を聞くことに特化した仕様製品ではありません。ASMOLAアプリを介したイコライジング状態での音楽再生や「ながら聞き(音楽再生状態での空間ヒアスルー)」はご利用できません。
ASMOLAは集音器と音楽用イヤホンの両方の側面を持っていますので、双方の用途でご利用いただくためのヒアラブルウェアと捉えていただけますと幸いです。なお、本製品は開発中のため、具体的な動作・仕様は変更になる場合がございます。
[Q]音楽再生中時に空間ヒアスルー機能(いわゆる「ながら聞き」)を利用できますか?
[A] ASMOLAは、音楽再生中の空間ヒアスルー機能(いわゆる「ながら聞き」機能)には対応しておりません。そのため、音楽再生時に空間ヒアスルー機能をご利用できません。音楽再生を停止することで、自動で空間ヒアスルー機能に切り替わります。
[Q]音楽再生、空間ヒアスルーの切り替え動作に関して教えてください。
[A]ASMOLAの電源がONになっている場合、空間ヒアスルー機能を基本とした動作をします。ペアリングされたスマートフォンで音楽再生や通話を行った場合、自動的に端末側スマートフォンの機能へと切り替えられ、空間ヒアスルー機能は中断されます。
スマートフォン側の音楽再生、通話等が終了した場合、自動的に空間ヒアスルー機能に切り替わります。
[Q]スマートフォンでの通話にASMOLAを利用できますか?
[A] スマートフォンでの通話時のイヤホンとして利用できます。ただし、マイクはスマートフォン側のマイクを使用することになります。また、通話時はイコライジングを反映せず、通話音声そのものを出力いたします。なお、本製品は開発中のため、具体的な動作・仕様は変更になる場合がございます。
[Q]ASMOLAを装着するとことばの聞き取りが良くなりますか?
[A] 静かな環境で、一対一で話しているときには聞き取りに問題を感じなくても、騒がしい環境では聞き取りにくくなる場合があります。そのような時に、ASMOLAを装着し声と騒音の音量差を付けることで聞き取りやすくなることあります。
一方で、聴力には単純に音の大小を聞く力と、言葉をハッキリ認識する力があります。後者を語音明瞭度と言い、ことばの聞き取りに大きく影響します。ASMOLAは、語音明瞭度の改善を約束するものではありませんので、必ずしもことばの聞き取りが改善できるとは限りません。語音明瞭度の詳しいご説明は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.rionet.jp/reassurance/how/hearing/
[Q]ASMOLAはどこのお店で試すことができますか?
[A]ASMOLAはクラウドファンディング専用の製品となるため、お店で試すことはできません。また、同様の理由から、リオネット補聴器販売店での体験もできません。展示会などでご体験が可能なイベントの情報については、活動報告などで随時お知らせいたします。
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