クラシックギタリスト村治奏一、
アルバム『SPARKS』制作プロジェクト

インタラクティブCDってなに?

開始より2日目にして、はじめの目標金額に到達し、驚くばかりです。たくさんの方に興味を持っていただけていること、うれしく思っております。そして、応援コメントもありがとうございます!いつも勇気をいただいています。

本日は、リターンにありますインタラクティブCDについて、ご説明させていただきます。まず、インタラクティブとは、「対話」「双方向性」といった意味合いです。まさに、今回のファンディングのテーマ「対話」をあらわす言葉です。

いざコンセプトを決め、それをいかに形にするか、という壁にぶつかったとき、なにか、受け取ってくださる方の気分や好みを反映できるリターンをつくれないか?と思いました。そこで、お好きな「ムード」、そして「響き」を自由にチョイスしていただき、「あなただけの音源」をお届けする、というアイディアが浮かんだのです。
ゆえに、「インタラクティブCD」という名前をつけました。

まずムードですが、

「過ぎ去った日々をいつくしみたいあなたへ」

「蝋燭の光を囲んでまどろむひととき」

「新鮮な気持ちで次なる一歩を踏み出すきっかけに」

あえて曲名ではなく、“雰囲気”で曲を表現しました。どちらも、みなさまのお手元に届くまで、曲目はヒミツです!

そして、音響

「ノートルダム大聖堂」

「ウィーン・コンツェルトハウス」

「エステルハージ宮殿 ハイドンホール」

の3パターンよりお選びいただけます。
「ノートルダム大聖堂」は、フランスパリにある、言わずと知れたゴシック建築によるカトリック教会です。教会ならではの、天から包み込まれるような、まろやかに響く、美しい音響を感じていただけるのではないでしょうか。
そして、「ウィーン・コンツェルトハウス」は、オーストリア・ウィーンに1913年に建てられたコンサートホールです。2012年に僕がアジアツアーで協演した、ウィーン室内管弦楽団がよく演奏会をひらいています。席数は1865席と、大きなホールですので、ギターでの生音の演奏は厳しいのですが(ギターはほかの楽器にくらべて音量が小さいのです)、ここはデジタル処理ならではのテクニックを使って、ウィーンの一流ホールで聴いているような気持ちになっていただければうれしいです!
「エステルハージ宮殿 ハイドンホール」は、エステルハージ宮殿にある、演奏会用のホールです。交響曲の父ともいわれ、多彩な楽曲を残したハイドンのために、パトロンでもあったエステルハージ候が作らせたホールです。美しい装飾や絵画がふんだんに使われており、豊かで開放的な響きをもっています。

「ムード」そして「音響」のどちらも、上質なひとときをお過ごしいただけることを心におきながら、選びました。いかがでしょうか?


(▲ワシントンDCでのサロンパーティにて)

このように、録音した“音”に音響をつけていくことで、アルバムの音源が完成します。もちろん、プロセスからしても生演奏とは大きく異なります。ですが、最新のデジタル技術を屈指したこんなあそびも、とても興味深く、いろんな可能性を秘めていると思います。ぜひ、その技術も、インタラクティブCDでお楽しみください!また、インタラクティブCDは、本プロジェクトのテーマをよく表す、目玉アイテムの一つだと思っています。リターンでは7000円以降に必ずおつけしています。14000円のリターンでは、3パターンお選びいただけますので、さらに選択の幅が広がって、聴き比べなどもしていただけます。

インタラクティブCD、少しご理解いただけたでしょうか?もちろん、質問などあればいつでも受け付けております!

村治奏一

※なお、ムードと音響はファンディング終了後に選択いただきます。

2014/01/18 04:00