映画「神様はバリにいる」映画製作プロジェクト

ワンシーンにかける集中力

猛暑にゲリラ豪雨

本当に日本の気候は変わってしまったのかと心配になってしまいます。

 

さて表題ですが、

ワンシーンにかける思い、集中力は、

映画の現場は非常に、高いように感じます。

 

ワンシーンは、様々な角度から撮ったりします。

 

同じお芝居をカメラ位置が変わった状態で

何度も撮影するので、役者さんの集中力も尋常じゃありません。

 

役者さんだけでなく、

メイクさん、衣装さん、照明さん、音響さん、美術さん・・・

 

各専門セクションも、もちろんその場面場面によって、

時にはつながりをみて、衣装の汚れや、髪型、照明のあたり方、

バランスを整えていきます。

 

すべての呼吸が合って、

すべて完璧な仕事をして、

やっとオッケーになったワンシーンが、

本当に数十秒のシーンだったりします。

その積み重ねが2時間の物語をつくります。

 

僕は「奇跡の連続を紡いでいく作業」だと思っています。

 

リアルに労働時間や求められる内容やクオリティをみたら、

本当に割に合わない仕事かもしれません。

 

でも、映画愛が、映画のスタッフには溢れています。

 

観て頂いた時、感動や何か響くものがあるように、

映画に魂が宿るように、

 

日々、スタッフと心を一つに制作を精進しております。

 

ラストスパート、お力添え、よろしくお願いします。

 

前田紘孝 拝

 

 

 

 

 

2013/08/23 01:51