試聴機(※)にて、『FILLTUNE CLEAR』の聴こえを実感いただきました感想をご紹介させていただきます。
※ 現在の試聴機は、機能試作という段階のモノであり、製品の外見（デザイン）ついては、支援者の方々にお届けする量産製品とは違うイメージのモノになります。
心臓部となるトランデューサ Prestin®︎エンジンは、お届けする製品と同等のものを搭載していますので、「聴こえ」の明瞭さ・力強さを感じていただけます。
20年前に突発性難聴で入院した経験があり、左耳の聴力が低下し始めました。それ以来、耳鳴りの症状もあるとのことです。
現在、補聴器は使用されていませんが、テレビの音量などからここ一年で聴力低下がかなり進んだという自覚があり、健康診断の聴力検査でも数値的にも進んでいたため、補聴機器の使用を検討し始めているとのことです。
「ここでストップしてくれたらいいが、年齢とともに聴力低下は進むと思うので。」と、FILLTUNE CLEAR にご興味をもっていただきました。
右：所見なし(1000Hz)、45dB(4000Hz)
左：65dB(1000Hz)、55dB(4000Hz)
R様は、高い音よりも低い音のほうが聴こえにくいとお話くださいました。
「普通に会話していても、特に今の若い人たちの活舌の悪い、早い会話は「何言っているのだろう」となる。テレビでもNHKのアナウンサーの言っていることはわかるんですが、民法の情報番組になると何を言っているかわからない。テロップがあるとわかりやすいんだけど。」
「ドラマを見ていても聞き取れない。聞きづらいというかね。」
娘様が話しかけても、お返事がないことがあるそうです。
「集中して何言っているのかなと聞いているとわかるんですけど、聞く気がないとダメです。全然、なんか耳に入ってこないというか。だから反応がなくて、「聞いてるの？」と言われてしまう。」
（機能試作であり集音マイクの機能は調整段階であるため、Bluetooth接続でお好きな音楽をお聞きいただき「聴こえ」を体感いただきました。）
「今まで聴こえなかった音が拾えるね。」「全体の高音の音は意外と今までも聴こえていたけど、間に入ってくる細かい低い音が入ってくるのね。」「結局、今まで低音があんまり聴こえてないってことですね。低音が入ってきてるんだ、しっかりと。」
「結局はうわべの音は拾えてたけれども、、、えぇ、、これはすごいわ。」と、涙を流されていました。
「これが普通なの？コンサートなんか年中行ってるんですけどね。」
「これからコンサート行くの楽しみだよ。世界が広がるよ。」
「感激しちゃうね。（今でも）コンサート行って感激して帰ってくるんだからね。聴こえない耳で感激してるんだからさ。」
次に、コンサートによく行かれるというR様にオーケストラ音楽を聴いていただきました。
「今までの（聞いてきた）オーケストラは、低音が入ってなかったんだ！」
娘様「お母さんの聞いていたのはオーケストラじゃないね。(笑)」
「ちょっと低音が大きいのかな、こうやってみると。」
娘様「今まで聴こえてなかったから、今聴こえてびっくりしてるんじゃない。慣れてないから。」
「そういう感じ。多分ね。低音がどんどん響いてくるの。」
「今、聴こえない方で聴いてるんだもんね。すごいね！聴こえる聴こえる。」
R様は難聴度に左右差があるため、両耳では中くらいのボリュームで聴こえていましたが、左耳では音量をかなり上げてお聞きいただきました。
「こんなに違うんだ。左が聴こえませんよ、とは聞いていただけど、こうやってみるとすごくよくわかる。」
試作機では左右それぞれの調整機能がございませんので、R様には難聴度の軽い右耳に耳栓をして試聴いただきました。
※お届けします製品では左右でボリューム調整をすることが可能です。
ビーチの波音の音源を聴いていただきました。
娘様「ああ全然ちがう。あ、水だ。クリア。ああ、すごいすごい。」「これ普通の人でもいいですね。いい音楽を聴くのに良さそう。これ、お母さんより私が欲しい。」
「最初ビートルズの曲を聞いたときに、聴こえなかった音が全部聴こえてくるから、うわ～～と思った。これはやってみなければ、説明云々ではないですよね。」
マイクの集音機能については、プロトタイプ(お届けする製品により近い性能・デザインを備えたデモ機)が完成しましたら、改めて数名の方にご試聴いただき、レポートさせていただきたいと考えております。
聴こえにつきましては、お一人おひとり感じ方が異なります。
全ての方に聴こえの向上を保証できるものではございませんが、ご参考としていただけますと幸いです。
なお、写真・コメントは、ご本人さまに許可をいただいたものを掲載しております。
FILLTUNEカスタマーサポート
