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オンキヨーTX-8390(S)はステレオレシバーでありながら、HDMI ARCの出力端子を装備しています。HDMI端子がなぜあるとTVとの親和性が高くなるのでしょうか。
HDMIは、「High-Definition Multimedia Interface」の略で、デジタル方式の非圧縮映像と音声データの両方を、1本のケーブルで伝送できるインターフェイスの規格です。
昔のテレビでは映像用のケーブルと音声用のケーブルを2セット接続する必要がありましたが、それを、1本のケーブルで伝送できるようになり大変便利になりました。
HDMIは映像信号・音声信号の他に操作信号も伝送できます。接続機器の電源オンオフの連動や、接続したテレビのリモコンから音量調整が可能になります。
そんな1本のケーブルでつながるHDMIですが、テレビを中心にレコーダーやゲーム機を接続するような使い方では何ら問題ないのですが、そこにAVアンプやサウンドバーといったオーディオ機器を加えようとすると、テレビの光デジタル音声出力からオーディオ機器に接続しなくてはならなくなります。
そうなると接続も複雑になりますし、実際に使用するときはテレビの音声をオーディオ機器で再生するためにオーディオ設定を「HDMI」から「光デジタル」へと手動で切り替える事になります。
しかし、TVにHDMI ARC(Audio Return Channel)の端子がある場合は、テレビのHDMI入力端子からオーディオ機器のHDMI出力端子へ音声信号を送ること(戻す=Return)が可能になります。
現在はほとんどのテレビTVにHDMI ARCの端子がありますので、TX-8390(S)とHDMI接続していただければ、1本の配線でテレビの音を気持ち良く便利に楽しめます。
何かご不明な点がございましたら、「起案者への問い合わせ」にてお問い合わせ頂けると助かります。
引き続きよろしくお願い致します。
オンキヨーホームエンターテイメント㈱