50~70年代の音楽を楽しむ!ゲルマニウムトランジスタ使用のステレオAMP

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50~70年代の音を楽しむアンプを作りたい! と意識しながらAMPを作ったらゲルマニウムトランジスタの音に行きつきました。

とにかく楽しい音のAMPになります。

無機質なデジタルアンプではもちろんハイブリッドにしてもこの楽しさは出ないでしょう!

音楽を楽しく聴きたい方に提案致します。

デザインにも拘りました贅沢な無垢材にノスタルジックなパーツ類! 使いやすいサイズ、飽きのこないデザイン、そしてECO!

ROCKにJAZZからPOPSまで、当時の煌びやかなサウンドを皆さんと一緒に楽しみたいです。

 

プリ部にはゲルマニウムトランジスタを使用

このAMPにはプリ部とパワー部が有りますがプリ部にゲルマニウムトランジスタを使用しております。

ゲルマニウムトランジスタとは?

1950年代から作られるようになった初期のトランジスタになります。材料にゲルマニウムを使用していたのでこの名前になりました。 当時のラジオ、AMPの素子として使用されており、カートリッジメーカーのフォノイコライザーなどでも多様されておりました。

実際に聴いてみると、ゲルマニウムトランジスタにしか出せない独特の空気感、煌びやかなサウンドが特徴になります。

その後、価格的にも、生産面でも有利なシリコントランジスタに座を奪われます。

それでもゲルマニウムトランジスタの煌びやかなサウンドは人気が有り、ギターのFUZZなどのエフェクターの素子として使われております。

Mullard,Philipsなどのガラス管ロケットタイプの物は今でも人気が有り、マニア憧れのパーツとなっております。

今回のAMP製作にあたりトランジスタは試聴の上、マッチングをとってセレクトしております。

ROCK・JAZZ用にはガラス管ロケットタイプのMullard/PhilipsのOC139

Natural・Sweet用ではVALVOのAC181を使用しております。

 

パワーAMP部にはアナログ的なサウンドが定評のPhilipsのICアンプを使用

パワーAMP部には真空管AMPマニアの間でも音が良いと話題になりましたアナログテイストのPhilipsのICアンプを セレクトしております。

このICアンプは90年代の物にて使用パーツも少なくコンパクトに製作する事が可能になります。

コンパクトな分、組み合わせるパーツが難しいのですが、今回は贅沢にもパーツも殆どがVintage物で取り揃えております。

今ではプレミアム価格になりつつある人気のICアンプになります。

 

とにかく楽しいサウンド! そしてSHOPでの音質評価は?

*サンプル品の為、文字は嵌めこみとなっております。

 

楽しいサウンドって何を基準にしているのですか? とよく聞かれます。

答えは単純です。

音楽を聴いていると思わず体が反応してしまうサウンド!を意味します。 脚や、肩、指や腕、そして口ずさんでしまう! 体が自然に、そして気持ちも反応してしまうサウンドです。

低音がどうだの、高音がどうだの、そのような細かい事は気になりません。

美味しい食べ物を食べた時に、美味しい!!! と感じるように、楽しい!!と感じてしまうか? を基準にしております。

代々木SHOPにて実際に試作品をお客様に聴いて頂きました。
・とても優しい真空管のようなサウンドがする。
・ヴォーカルがとても気持ちいい!ずっと聴きたくなるサウンド
・表情で聴かせてくれるので一日中、聴いていても疲れないよね。
・音楽を聴くのが楽しいAMPだね!

と高評価を得ております。

楽しい音! VintageJoinがずっと提案して来ているサウンドです。

 

サウンドはStereo誌MOOK本にて音質改良記事を担当しているキヨトマモルが手掛けております。

Stereo誌MOOK本ラックスマン真空管シリーズ

・快音!真空管サウンドに癒されるーラックスマン製ハーモナイザーキット

・朗音!真空管アンプの愉悦ーラックスマン製真空管ハイブリッドプリメインアンプキット

・電波を受信せよ!真空管FMチューナーーラックスマン製真空管FMチューナーキット

・音の最終調整 真空管グラフィックイコライザーの調べーラックスマン製真空管グラフィックイコライザーキット

・レコードが覚醒する!EQカーブ調整型真空管フォノイコライザーーラックスマン製真空管フォノイコライザーキット

の音質改良記事を手掛けております。

USサウンド、UKサウンド、ヨーロッパサウンド! そしてJAZZ・ROCK仕様やClassic仕様など国やソフトに合った音作りを 提案して来ております。

 

こんな人にお薦めです!

*サンプル品の為、文字は嵌めこみとなっております。

 

このAMPはハイエンド系のAMPでは有りません。

むしろ50,60,70年代のチープで熱いサウンドを気持ちよく楽しみたいという 音楽大好きの人達向けのAMPになります。

分解力重視にて音源に入っているソースの全ての聴きたい! というような方にもお薦め致しませんし、低音が~という低音マニアの人にもお薦め致しません。

ゲルマニウムトランジスタ独特の気持ち良い空気感に包まれて音楽を楽しみたい人向けのAMPになります。

そしてパワーも片チャンネル15WのAMPになりますので 爆音で聴きたいという方!

80~84dbクラスの低能率スピーカーでの再生にも向きません。

サイズもW228 x H148 x D200mmとコンパクトなサイズに納めております。

普通の一般家庭にて、普通の部屋にて音楽を楽しみたい方向けのAMPになります。

 

Stereo8月号でも掲載される予定です。

Stereo8月号にてゲルマニウムAMPが掲載される事になりました。
このAMPは楽しい、そしておのようなAMPは他には無いのでぜひとも誌面にて紹介したいとの事でした。

当店はStereo誌には広告も出しておりませんし、タイアップ記事でも有りません。
純粋に良い物を紹介したいとの事、嬉しいですね。

 

デジタルアンプでは出せない音!

仕事柄、色々なデジタルAMPも聴いており、改造などもして来ております。

ここ数年での技術革新は本当にすごく、TV、カーオーディオ、BluetoothなどのAMPは殆どデジタルAMPになりつつ有ります。

放熱板も持たない小さな基盤にて10数ワットが簡単に出せてしまう時代となりました。

確かにすごい!でもサウンドはどうなのか?

スピード感、SN、ダイナミックレンジなど確かにデータ的にもサウンドも優秀なのですが無機質で機械的なサウンドに感じてしまいます。

デジタルAMP臭さを無くす為なのか、見た目を良くする為なのか前段に真空管やOPアンプを使ったアイテムも見かけますが それでもまだまだ、無機質さは取れず、機械的に増幅されただけの音に聴こえてしまいます。

データ的に優秀なサウンドではなく、楽しい、気持ちよいサウンドが今回のAMPの最大の特徴です。

性能は決して良くありませんが、楽しいサウンドです。

 

ノスタルジックなデザイン、作りはシンプル、コンパクトなサイズ!

*サンプル品の為、文字は嵌めこみとなっております。

 

AMPのデザインは飽きのこないように出来るだけシンプルに仕上げております。

パーツのセレクトはノスタルジックなデザインにて揃えております。

AMPの音作りというのは不思議な物で拘れば拘るほど、 そして作り込めば作り込む程、ハイエンド系のサウンドになり 音は立派になりますが、音楽性の有る素朴なサウンドからは遠ざかってしまいます。

VintageJoinはドイツの録音スタジオ用モニターAMPの音をベースに 出来るだけ作り込まない、各パーツの選別によりシンプルに仕上げる事により 素材の良さを最大限に活かすAMPを製作し提案して来ております。

今回のAMPも同様でサイズはW228 x H148 x D200mm とコンパクトに仕上げております。

当時のサウンドなら真空管!という人も居ると思いますが真空管AMPは高電圧、多数のトランスなど シンプルな作りになりませんし、真空管マニアも認めるサウンドにて前段にゲルマニウムトランジスタをセレクトし、 パワー段にはPhilipsのICアンプをセレクトております。 無駄なパワーも要りませんので、最低限のパーツにてコンパクトなサイズに仕上げております。

 

シンプルが故、パーツに拘りすぎて限定販売のみになってしまいました。

ゲルマニウムトランジスタだけでなく、その他のパーツもかなり拘ってセレクトしております。

プリ部にはspragueのタンタルコンデンサやEROのVintageコンデンサ

基盤にはSiemensのVintage単線

パワー部には大型アルミ製放熱板 ROEのデカップリングコンデンサにSpragueやSiemensのカップリングコンデンサ

ボリュームはALPSのRK27シリーズ

RCA端子はアムトランス製

などこの価格帯では考えられない一流パーツを多用しております。

そして、すべての基盤は当方が手配線にて実際に製作致します。

アナログなパーツを使い、アナログな製作方法にて作られる 大手メーカーでは作れないとてもスペシャルなAMPになります。

 

木ケースはStereo誌でもお馴染みのACROGE FURNITUREにて製作しております。

ACROGE FURNITURE ホームページ

このAMPのデザイン的特徴でも有ります、

無垢の木ボディ! デザインだけでなく音質的にも重要な意味合いを持っております。

そして加工、製作はStereo誌でもお馴染みのACROGE FURNITUREさんにお願いしております。

ただの貼り合わせではなく板取りからスタートして木目を合わせながら職人さんが 加工、製作しております。

岸氏と編集長Y氏の企画ページ”外道スピーカー”では当方はスピーカー達人からのアドバイスにて毎号にてコメントしておりました。

そんな縁も有り、今回は無理を言って、何度も打ち合わせをしながら岸氏の工房にて特別に製作して貰っております。

天然木の加工においては誰にも負けないと自負しているACROGE FURNITUREの作品でも有ります。

 

真鍮無垢脚に空気循環口には黒のアルミメッシュなど細部に渡り洗練されたデザインになっております。

拘りのAMPですので細部にも気を使います。

デザインの要でも有ります脚は真鍮無垢材

そして空気循環口にはブラック塗装のアルミメッシュなど

普段は見えない底面の意匠にも拘っております。

 

コンパクトでシンプルな接続方法!

コンパクトでシンプルな接続を提案しております。

入力は1系統となります。
・CD,NAS,DACからの入力はRCA端子のL/Rに入力します。
・Bluetoothの場合にはレシーバーを使用し、RCA端子のL/Rに入力します。
・アナログの場合はPhonoイコライザーの出力から、Phono内蔵の場合はそのままRCA端子のL/Rに入力します。

スピーカーの出力はステレオ1系統になります。
・スピーカーはL/Rのスピーカーコードを端子に接続します。バナナプラグ対応になっております。

 

JAZZ・ROCK仕様

*サンプル品の為、文字は嵌めこみとなっております。実物はヘアライン仕上げを予定しております。

 

プリ部にはゲルマニウムトランジスタの超レア品でも有り、憧れのパーツでも有る Mullard/PhilipsのOC139ブラックロケットガラス管を使用しております。

このブラックロケット管は図太いサウンドが特徴です。

その他、カップリングコンデンサにてSpragueのタンタルなど贅沢なパーツを多用しております。

ソリッドの木ボディは高級品のブラックウォールナットを使用しており、独特のワイルドな響きが特徴です。

脚は真鍮のソリッドタイプを使用しております。

サイズ:W228 x H148 x D200mm

パワー:15W x 2

電源:DC12Vアダプター

 

NORMAL・Sweet仕様

*サンプル品の為、文字は嵌めこみとなっております。実物はヘアライン仕上げを予定しております。

 

プリ部には数あるゲルマニウムトランジスタの中からナチュラルサウンドのAC181をセレクトしております。

ゲルマニウムトランジスタは独特の空気感、高域の歪が特徴なのですが 癖の有るサウンドの物も多く、時にはソースそのものを違った物にしてしまいます。

このAC181はソースを選ばず気持ちよい空気感を醸し出してくれるゲルマニウムトランジスタになります。

ソリッドの木ボディは鬼胡桃を使用しており、こちらも色々な木材にて試聴をしセレクトしておりナチュラルな響きが特徴です。

脚は真鍮のソリッドタイプを使用しております。

サイズ:W228 x H148 x D200mm

パワー:15W x 2

電源:DC12Vアダプター

 

スケジュール

6月17日プロジェクト告知開始

8月2日プロジェクト終了

8月よりAMP部製作・木ケース製作スタート

9月中旬、木ケース完成

9月下旬月よりAMP組立、納品開始

10月中には納品終了予定

 

製作、チューニングはVintageAudio専門店 " VintageJoin " が手掛けております。お店で試聴も可能です。

VintageJoinでは気持ち良いサウンド、心地よいサウンドテーマに提案して来ております。

そしてシンプルにコンパクトに楽しめるアイテムも沢山製作して来ております。

SHOPでの販売以外にもStereo誌、Analog誌での連載、MUSIC BIRDでのラジオ番組などでの情報発信。 レコードフェアやレコード鑑賞会、蓄音機フェスティバルの主催などアナログの楽しさを提案出来るようなイベントの主催もしております。

音楽は楽しく聴くものであり、修行のように荒探しをしながら聴くものではないと考えております。

欠点を探すのではなく、長所を伸ばして行く事により楽しく音楽を聴く事が出来ます。

VintageJoinでは様々なお客のリクエストに応えられるよう、そのような提案をずっと店舗や誌面での連載にて提案して来ております。

実店舗にてお客様の声を実際に聞きながら作り上げて来ております。

実際に見て、聴いてみたいという方がおりましたら聴きたいレコード、CDなどの音源を持ってお店に聴きに来て下さい。

コロナ渦の為、ご来店の際には事前に連絡を頂き、予約して頂きますようお願いします。

 

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